【ボーダー】三途の川のおらんだ書房 転生する死者とあやかしの恋【2巻/感想/ネタバレ】
著:野村 美月 イラスト:月岡 月穂
次は、もう少し賢くなろう。
冷静になろう。
でも、きっと誰かを好きになろう。
2021年10月の新刊。約1週間の積み。10ヶ月振りの新刊。
表紙はいばら君と藍理か。藍理のキツそうな表情良いな……ゴクリ
さて、今回も連作短編集。開幕は孤独な死を迎えたミニマリストの女性のお話。何も持っていないと悩む様に胸を締め付けられる……。自分の生き方が間違ってるんじゃないかと思うと辛いよね……。
基本的には各話のゲストキャラに焦点を当てながら、レギュラーキャラの深掘りも忘れない。
いばら君は鬼だったとか記憶を引き継いだまま転生を繰り返しているとか、割とファンタジーな設定が入ってきたのが意外でしたね。いや、三途の川自体ファンタジーなんだけども。
死者だらけの物語でも暗くなり過ぎないのは野村さんの優しい筆致のお陰かなぁ。
燃:C 萌:A- 笑:B 総:A
シリーズリンク
・三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚(2020/12)
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