【アニメ】世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する Plan-12「暗殺者の戦い」【第12話/最終話/感想/ネタバレ】

(人生で初めての暗殺失敗だ。プラン通りではないが、悪くない気分だ━━)

いよいよ最終回。ヴィコーネへと進軍してきた狂戦士セタンタ・マックネース。勇者ではないかと思えるほどの強さにルーグでも真正面からぶつかっては敗北必死。
この事態にルーグは勇者暗殺用に準備していた必殺の暗殺術を使うことに……。

大気圏外からの必滅の狙撃だなんてスケールがデカ過ぎて暗殺感ゼロなんだよなぁ。何も知らない人には戦略級の魔法に見えてるんかな。
これまでに研究してきた技術を結集して作り上げた技っていうのが良いよねぇ。

流石にこのデタラメな威力の攻撃にはセタンタも対抗することが出来ず。
ルーグはセタンタが勇者である可能性を消し切れない内に殺害を決意している。殺さないと殺されるという状況だからやむを得なかったとはいえ、勇者が世界を救う前に殺さないといけない状況に陥ると一発で詰むわけか。

昇る朝日をバックに口づけをかわすルーグとディア。えぇ、ウルトラロマンチックシチュエーションじゃん……。
このままEDを流して終われば綺麗だったのに、何故か最後に本物の勇者登場シーンが入って終了。
勇者のチラ見せがあるのは良いけど、それをラストシーンにしたのは余韻もへったくれも無いじゃん……勿体無い……。次シリーズが決まってるなら理解らんでもないが。
ディアの服、よく見ると肩が剥き出しでえっちですよね。

結局、女神がどういう存在なのかは判らず仕舞いか。原作では説明されてるんかしら。

総評

そんな具合でプラン通りに勇者暗殺を目指す、スニーカー文庫原作『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』全12話、これにて終了。
特に期待はしていなかったんだが、なかなかどうして面白かったじゃないの。こういう目的意識を明確にしている作風が好きなのか、俺。

どうも原作を順番にやるというベタな構成にはなっていなかったっぽい?ルーグが成長しながらヒロイン達と出会っていく過程が丁寧に描かれていて見応えがありましたね。
そのヒロイン達がこれまたみんな魅力的なのも良かったよね。
原作買おうっと。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
Plan-11「裏切りの決意」

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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する (角川スニーカー文庫)