【漫画】フェンリル 4巻【最終巻/感想/ネタバレ】
原作:赤松 中学 漫画:大西 実生子
「また会おう、地を揺らす者(フェンリル)」
2022年1月の新刊。
開幕早々、4年後とか言われて吹く。読む前から最終巻だとは知っていたんだけど、知らなくても多分これを見たら、あっ……(察し)となっていたであろう。
テムジン率いるウルスはどんどん勢力を拡大させていた。一方、義経側も考え方は違えども一大勢力となっており、両者の激突は避けられず……。
義経のほぼほぼ垂直に近い崖を駆け下りろ、死ぬ奴はそれまでよってスタンスやべーな……。
ボルテとさらっと結婚しちゃったテムジン。ボルテは当て馬ポジションかと思っていたけど、フェンリルとそういう関係にはならなかったのか。
尺の都合もあるんだろうけど、テムジンと義経の一騎打ちもそこまで長引かなかったね。
義経が向かった先って他の色金があるんだろうな。連載が続けば、三つ巴になってたのかなー。
総評
そんな具合で群雄割拠のモンゴルの大地を描く『フェンリル』全4巻でした。単行本だけだと足掛け2年2ヶ月。
群像劇的な雰囲気もあるし、長く続けてこそのタイトルではあったのだろうが、ここで終了か。
まぁ、この内容では終了もやむを得ないか……という気はする。いまひとつどういう状況?というのが判り難い絵だったような。
どのタイミングで打ち切りが決まったんだろう。打ち切りが決まっていたなら、義経の話を長々とやらずにテムジン側の描写に紙幅を割いた方が良かったと思うが……。
燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A
シリーズリンク
・フェンリル 3巻(2021/03)
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