【ボーダー】魔界探偵 冥王星O トイボックスのT【感想/ネタバレ】
著:越前 魔太郎 イラスト:鉄雄
おお、わたしのおむつで世界経済が転覆する。おむつテロル。
メディアワークス文庫2010年8月の新刊。約11年7ヶ月の積み。シリーズ第7弾。
表紙のナイフで目元を隠す女の子の構図、何だか淫靡ですよね……。
著者は御影瑛路さん……らしい。
とある女の子が目を覚ますと見知らぬ場所に監禁されていた。彼女の前に姿を現したは不気味な大男に抱かれた女の子。女の子は少女の脳内に別人の記憶を流し込んできて……。
舞台は殆ど少女が監禁されている檻の中で繰り広げられる、いわゆるワンシチュエーションもの……かな。
中盤くらいまでは少女の一人称で軽さを演出しているけど、随分とサイコな事書いてるわ……。
結局は、【彼ら】を自分達の愛のために利用しようとした兄妹の物語だったってことか。
『J』もうそうだったが、結局、本作が『冥王星O』全体の世界観とどう関わってくるのかサッパリ理解らない。
次は2010年9月に講談社ノベルスから出る『ダブルD』。これで区切りの筈だが、ちゃんと着地するのか不安でならないw
燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・魔界探偵 冥王星O ジャンクションのJ(講談社ノベルス、2010/08)
・魔界探偵 冥王星O デッドドールのダブルD(講談社ノベルス、2010/09)
著者リンク
・あなたが泣くまで踏むのをやめない!(電撃文庫、2011/07)
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません