【ラノベ】戦うパン屋と機械じかけの看板娘８巻【感想】

著：SOW　イラスト：ザザ

「すいません……少し、その……かなり、がっつり、心を持ってかれました」

2018年６月の新刊。約３年10ヶ月３週間半の積み。９ヶ月振りの新刊。

ある日、突然トッカーブロートへとやって来た男マイッツァー。彼はスヴェンの父を名乗ったものだから一堂騒然。しかし当然スヴェンに心当たりがある筈もなく……。
普通のラブコメならヒロインの親御さんが登場というのは物語的なカンフル剤なんだけども、本作はラブコメというほどには軽くないので……。

ジェコブにデレデレになるレベッカは可愛かったけども、基本的には殺伐とした世界観が根底にあるので、モブキャラは容赦なく死んでいくんですよね……。
そんな中、遂にスヴェンの正体から目を背けていたルートも彼女に向き合わざるを得ない時が来てしまった。ルートならスヴェンが何であろうと受け入れるだろうけど、ワンチャン人間になれる可能性もありそうな……？

次は2019年１月に９巻、11月に10巻。

燃：C+　萌：A-　笑：B+　総：Ａ

シリーズリンク
・戦うパン屋と機械じかけの看板娘７巻（2017/09）
・戦うパン屋と機械じかけの看板娘９巻（2019/01）