【ラノベ】おお魔王、死んでしまうとは何事か2 ~小役人、魔王復活の旅に出る~【2巻/最終巻/感想/ネタバレ】
著:榊 一郎 イラスト:鶴崎 貴大
所詮は理想。されど理想。だから━━
2022年7月の新刊。約4日の積み。1年7ヶ月振りの新刊。『けいたん』からは1年6ヶ月振り。
表紙のメルダ、よく見たらえらい際どい格好しとるな……。
まさか続刊が出るとは思わなんだ……。しかしこれだけの期間が空いての刊行となると恐らく打ち切りなんだろうなーと察せられるよな……。
魔王の墓まで後少し。クレト達は迫害された魔族の隠れ里で、今の世界の在り様がどのようにして定まったかを知っていく。
時を同じくして、メルダの身体に異変が……。
人類と魔族、世代を跨いで戦争を繰り広げた間柄、今更振り上げた矛を下ろせないというのは何ともまぁ……。
これまでに費やしてきた時間、生命が無駄になる、後に引けないというのは理解るよなぁ。それに拘るのが幼稚だと切り捨てるのは暴論のような。第三者だから言えるんでしょって側面が強いように思う。
俺やったら絶対に相手を許さんわ……徹底抗戦じゃこんなの。
基本的には榊さんがよく扱う他者との共存というテーマなんだけど、何で今回あんまり納得出来ないんだろ。種族VS種族という括りで語られてるからかしら。
あれか、ロクにキャラに感情移入していない段階で総括に入ってるからピンとこないのかね。
尺を巻きに巻いて一通りこなすべきストーリー展開は終わらせた模様。後書きによるとスケジュール都合で刊行が遅れに遅れたそうな。
1巻刊行前にはあれだけプロモーションに力を入れていたのにこの有様は一体どういうことなのか。あれか初動が芳しくなくて、鶴崎さんのスケジュールを無理矢理こじ開けてまで2巻を早く出す旨みが無い、となったのか……。
燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A
シリーズリンク
・おお魔王、死んでしまうとは何事か ~小役人、魔王復活の旅に出る~(2020/12)
著者リンク
・けいたん。 ~ライトノベルは素敵なお仕事。多分?~(2021/01)
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