【アニメ】境界戦機 最終話「北陸戦線(後編)」【第25話/感想/ネタバレ】

「そんなんじゃ……そんなんじゃ……AIの方がよっぽど人間らしいじゃないか!!」

嘘みたいだろ……これ、最終回のサブタイなんだぜ……。

ブレイディファントムに対抗するため3体のI-LeSの力を結集して最終決戦。I-LeSだけじゃなくてMAILeS総出で立ち向かえば画的にも映えたんじゃないかと思うが……。
最後のフィニッシュを音声入力しか受け付けないバルディッシュブレイカーでキメたのはとても良かった。1話と重ねてくる演出はニクいねぇ。

ブラッドさんの目的は義父の不正を暴くためことだったのか。なんちゅー回りくどいことをやってたんや……。
ブレイディファントムが爆散する時にゴーストが彼を脱出させてくれたために生存。ブラッドさんの生存を泣いて喜ぶソフィアさん、上司の事好き過ぎじゃないですかーやだー!

ディアロさんとジェルマンの因縁はかつて傭兵仲間だったということか。この辺はもうちょっと前から振っておいてくれた方が良かったのでは。とってつけた感が凄いのよね。
新日本協力機構は北米同盟と和平交渉を開始。日本奪還の第一歩となったか。

激戦によってガイのAIユニットは破損。赤ちゃんのような状態に。理解り易い画にしたかったのは理解るが、おむつをはかせるなよw
そんなガイと共にアモウはこれまでの道程を逆に辿る度に出た。前期OPと共にこの画を見せてくれたのは爽快。

総評

そんなわけでサンライズビヨンドのオリジナルロボットアニメ『境界戦機』1期全13話+2期全12話の計25話、これにて終了。
うーん、これが天下のサンライズ……の作品なのか……という。プラモを売らないといけないのにこの仕上がりでは……。何でこんなクオリティの作画やったんやろか……。案の定爆死してしまった模様。

そもそも支配された日本という誰もが『コードギアス』を思い出さずにはいられない設定がいかんかったよなぁ。そのくせ、ストーリーはシリアスにもコメディにも振り切れないどっちつかずのテンションに終始するという。

各経済圏のキャラも軍のぼちぼち偉い人どまりで、トップにあたる人物がストーリーの主軸に絡んでこなかったからいつまでも中盤戦くらいの雰囲気が抜けなかったのも問題か。
アモウ達子供がヤタガラスの主力として戦っていた理由も説明されないままだったね。自律思考型AIの成長には思春期の少年少女との交流が有効とか理由付けがあればスッと飲み込めたのに。

うーん、こうなってくるとサンライズもロボットアニメより『ラブライブ!』みたいな方向性の方が稼げるじゃん!となっちゃうよなぁ。ロボアニメはガンダムだけで十分じゃんという風潮になると辛いぞ……。

燃:A 萌:A- 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第二十四話「北陸戦線(前編)」

シリーズリンク
境界戦機 極鋼ノ装鬼 第一話

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Posted by お亀納豆