【ラノベ】僕の妹は漢字が読める 5巻【最終巻/感想/ネタバレ】
著:かじい たかし イラスト:皆村 春樹
「お日様にまずさらすべきは腋の下なんだ」
2012年8月の新刊。約10年4週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
クロハかユズさんか、魅力的な2人の女の子の間で揺れるギンの気持ち。彼の決断が未来の世界の命運を決定づけるというが……。
パンス党とかいうクッソふざけた設定と言語文化の変遷に焦点を当てた真面目なストーリーのバランス感が凄いよなぁ。正気で狂ってる……。
何やねん、パンスト型の生命体ってw
私も黒ストは大変好きなんだけれども、びりびりに破りたくはないんですよね。その一点でギンとは相容れないと思う。
アヘ顔より蕩け顔くらいがベストってのは頷き過ぎて首が千切れ飛んだまである。
最後の見開き挿絵、荘厳な雰囲気と見せかけてめちゃくちゃふざけてるじゃん……。これも正気の沙汰じゃない……。
そのくせ、めっちゃ綺麗な締め方で終わるの腹立つw
総評
そんなわけで随分と間が空いてしまいましたがHJ文庫『僕の妹は漢字が読める』全5巻でした。足掛け1年1ヶ月。
掴みの良いタイトルと衝撃的な価値観を叩きつけながら、文化というものに対して誠実に向き合う何とも奇妙なシリーズでしたね。
家訓で女子に黒ストを履かせるのはとても良い価値観だと思います。
かじいさんはこの後、完全に筆を折ったわけではないものの、この10年で数えるほどしか本を出していない。それもどうやら売れ線に乗りに乗っかったような本を書いてるっぽい。うーん、持ち味を活かせなかったのかな……。兼業なんかしら。
燃:C 萌:A 笑:A 総:A
シリーズリンク
・僕の妹は漢字が読める 4巻(2012/05)
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