映画 デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!【感想/ネタバレ】

「コメコメはなりたい自分になれるコメ━━━━!!」

概要

2022/09/23公開。例年より1ヶ月近く早いスケジュールでの公開。今年はライブよりも映画公開が先なのね。何か意図があるんかしら。
不正アクセス問題があったものの映画は当初の予定通りの公開となった。『ヒープリ』の時は予定外の放送休止によってテレビ放送の映画連動回が消滅したらしいけど、今年もそうなんやろか。

3作続くかと思われたレジェンドとのコラボは意外にも2作で終了となったね。これは20周年イヤーを目前にして、一旦溜めの期間に入ったということなのか。
今年もコラボ映画だろうと思ってたので、ちょっとモチベーションが上がり難かったかな~。

公開日の朝一に行ったけど、意外にも劇場がパンパンのパンで驚いた。去年ってここまでだっけな。まぁ俺がプリキュア映画に朝一で行くようになったのって『ミラクルリープ』からなのでコロナ以前の状況を知らないけども。
コメコメカチューシャやぬいぐるみ等、グッズを持参してるちびっこがいっぱいいて、ちゃんと売れてるんだな~と嬉しくなっちゃった。
映画館のスタッフさん、「デリシャスプリキュア」って略すなw

スタッフ

座古さんを監督に、仁さん脚本。プロデューサーは村瀬さんなのね。
全体的にコスト抑え目の画が多いと感じたのは絵コンテに貝澤さんが名を連ねてたからなんだろうか。

導入

一番最初にCGモデルのプレシャスとコメコメが出て来て、映画の注意と今回のメニューを説明。これは面白い演出ですね。
ってか、CGプレシャス可愛過ぎんか?こんなの好きにならないとか無理でしょ……。

で、出た~!OPを流しながら、いつもの敵と小競り合いして掴みにする展開~!ライト・マイ・デリシャスもきっちり使用。
で、ブンドル団側は誰が出て来ていたかといえば、何とセクレトルーであった。初出撃じゃん!!
時系列はナルシストルー捕獲後ってこと?もしかしてナルシストルーが捕まった後はセクレトルーが出張ってくるってことなんだろうか。

ドリーミア

お子さまランチをモチーフにしたテーマパーク。大人は立入禁止のまさに子供の楽園。ゆい達も喜んで出掛けることに。
ゆい達の年齢で、お子さまランチってどうなの?みたいな感覚はあると思うんだけど、そこをきっちりフォローしてきたのは好印象。

ゆいが骨付き肉の形の枕で寝てるの笑った。あれ、テレビ本編でも出て来たことあったっけ。

私服

ゆい達はこの映画限定の私服で登場。ゆい、ここね、あまねは落ち着いた色合いで大人っぽくてすんごい可愛いし、らんはパンダっぽいだぼっとしたデザインが可愛いのよね。フード被ってるモードがめっちゃあざとかった。

ケットシー

ドリーミアの園長。今回、公開前に明確に敵の存在が明かされていなかったので、恐らくこいつが黒幕なんだろうなぁと思っていたが案の定でしたね。
このパティーン、実は悲しい過去があったが故というところも含めて昨年と被ってるんだけど、そこはええんやろか。

ケットシーという名前から当然猫型の妖精という思い込みをしていたわけですが、中に美少年が入っていて吹いた。しかも幼い頃にゆいと出会っていたという。おーっとこれはこれは……。拓海、うかうかしてるとヤバいんちゃいますか……。

なおドリーミアで使われている技術はどこから見付けてきたのかスペシャルデリシャストーンがベースになっている。ほんとどっから見付けてきたんだよw

『ようこそ、お子さま♡ドリーミア』

8分超の曲ということで、てっきり劇中の各所で流れるんだろうと思っていたんだけど、劇中1回とEDしか使ってなくなかった?
雰囲気がガラッと変わる2番を一切使わなかったのが意外過ぎる。何のために作ったんや……。

和牛

ドリーミアのスタッフを担うロボット達の声をスペシャルゲストが担当。感情の無いロボットなので、演技がどうこうということはなかったですね。というかEDクレジットを見るまで完全に忘れてましたw

パムパム&メンメン人間態

ドリーミアの技術でコメコメと同年齢感の人間の姿に。パムパムがめちゃくちゃ美少女で笑っちゃうよな。ここねの良い所を取り込んで、お金持ちのお嬢様みたいな出で立ちに。ツリ目美少女眼福過ぎるんよな……。
ここねとパムパム、らんとメンメンの絡みはもっと長く見たかったよね~。

拓海/ブラックペッパー

きっちりサポート役として活躍どころがあって良かったねぇ良かったねぇ。変身していないゆいと接触するのは初めてだったか。
セクレトルー出撃もそうだけど、映画で結構重要な出来事を消化してない?大丈夫?

お子さまランチを食べるような年じゃないと言っていたが、じゃあ何でドリーミアに一般客として来てたんだろう。友達と一緒だったから付き添いってスタンスだったのか……。

お子さまランチドレス

エナジー妖精達の強い思いでプリキュア4人と妖精3人が全員お子さまランチドレスという映画限定フォームに。
あくまでも皆でお子さまランチドレスになったよっていうことで、妖精達はプリキュア扱いではないっぽい。

プリキュアは元のデザインを踏襲しつつもガラッと変わりましたね。背中の大きなリボンってくっつているんじゃなくてエフェクトのような感じで浮いてるんだな。
あっ、スパイシー、素足が見えてる!パーティアップスタイルでもタイツだったよな?これは貴重なデザインじゃね……?

デザインは初見であんまりパッとしないな~と思ったが、がっつり変身シーンを見せてもらったら掌くるりんぱですわ。

ここからは流石に作画クオリティもガッと上がってバトル的にも大盛り上がり。
プレシャスとコメコメの2000キロと2000キロ!合わせてボリュームアップの4000キロカロリーパンチ!!の合体攻撃が勢いの塊で大変アツかった。コメコメもプレシャスの脳筋を受け継いでるの尊い……。
久し振りにクライマックスが挿入歌無しで普通にバトルでしたね。

わたしだけのお子さまランチ

フルCG短編ムービー。CGで表現が難しい数カットは手描き作画っぽいか。
本編後の上映とは思わなんだ。何故かレストランを経営しているプレシャス達。お客様の難解なオーダーに悩まされていると、次々と助っ人が……。ネタとしては春映画でありそうな感じですよね。
山元隼一さんという方が監督と脚本を兼任。

プレシャス達の元に、キュアサマー、キュアグレース、キュアスターがやって来る。
サマーを追って、コーラル、パパイア、フラミンゴ、ラメールも登場。台詞もあるぞ。
グレースはちょっとハッとするレベルの美少女で困っちゃう(困らない)
何とラビリンにも台詞が!すごい!

ラビリンを出したためのバランスとりなのか、スターと一緒にフワが登場。なお、ここねの苗字と被ってる!とか、そういうクロスーバーは無い。
『ヒープリ』と『スタプリ』は主人公と妖精のみ台詞有。他の面子は画面に映るだけは映ったという感じ。また、オールスター系の映画が見たいねぇ。

まとめ

良くも悪くも例年のプリキュア映画という仕上がりだったねぇ。昨年がシリアス寄りだった分、今年は随分と低年齢層に向けてきたのかな。
とはいえ、きっちり映画1本の中でテーマを置いて綺麗にまとめ上げたという印象。コメコメの成長にウエイトを置きながらも、ゆいの物語も少なくない比重で描かれていた。この2人に尺を割いているので、ここね達の活躍はどうしても控えめにならざるを得ないか。

次の映画はもしかしたら来年が20周年ってことで、春に初代が主役の映画でもぶち込んでくるんじゃないかな~とワンチャン期待したが、2023年に映画やるよ!の一言だけだったので恐らく秋に1本のみでしょうね。
そういや今回はデカ色紙ART出ないんか。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:S-

音楽リンク
「映画 デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」 同時上映「わたしだけのお子さまランチ」主題歌シングル(通常版)(2022/09)

本編リンク
デリシャスパーティ♡プリキュア 第28話「コメコメの力をみんなに…!パーティキャンドルタクト!」

映画リンク
映画 トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!(2021/10)
映画 プリキュアオールスターズF(2023/09)

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Posted by お亀納豆