【ボーダー】彩雲国物語 十三、黎明に琥珀はきらめく【13巻/感想/ネタバレ】
著:雪乃 紗衣
「自分が正しいと思ったことを貫ける官吏になりなさい」
2021年7月の新刊。約11ヶ月4週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙はこれ、黎深かな?
さて、何とか藍州から帰還した秀麗の元に飛び込んできたのは吏部侍郎の李絳攸拘束の報せ。今度は絳攸のクビを回避するため奔走することに……。
劉輝に的確な意見をくれるリオウ。縹家はいざという時に王家の代理となれるように幼い頃からあらゆる教養を高いレベルで仕込まれるというが、それにしても仕事が出来過ぎなんだよなぁ。
藍家と絶縁して何者でもなくなった楸瑛は職を探した結果、静蘭の部下に。考え得る限り、最悪の人事で笑う。
公式に自分より下の立場になった途端、めちゃくちゃ冷たい態度になる静蘭ほんと酷いw
秀麗さんと清雅の関係性、ギスギスしてるくせに時々物凄い速度で急接近してきゃあああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああってなるから質悪いよなw
瑠花に叶わぬ思いを寄せていたうーさまが辛い。しかももう身体も限界に近付いているということで……。
巻末には短編『お伽噺のはじまりは』を収録。秀麗さんの父、邵可さんの過去を紐解くお話となっているが、まぁシリアスな過去だこと。
普段の振る舞いからして高齢な印象を受けるんだけど、実際にはそんなに年とってないんだよなぁ。どんな過酷な少年時代だよ……。
ってか、この作品、大体みんなキッツい過去を持ってるか……。
次は2022年2月に14巻、9月に15巻。
燃:A 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・彩雲国物語 十二、白虹は天をめざす(2021/02)
・彩雲国物語 十四、黒蝶は檻にとらわれる(2022/02)
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