【ボーダー】彩雲国物語 十二、白虹は天をめざす【12巻/感想/ネタバレ】
著:雪乃 紗衣
「そなたの、臣下としての生涯心からの忠誠がほしい。人生丸ごとだ」
2021年2月の新刊。約1年6ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は十三姫なのね。戦闘力高そうな見た目しとるな……。
さて、藍州へと戻った楸瑛を追って旅立った劉輝とそれを連れ戻しにやって来た秀麗さん達。いわく付きの地、九彩江で王の資質が試される……。サブタイは王を目指すことにした劉輝の事なのかしら。
お酒が必要になった時、迷わず工部に行って管尚書の酒をガンガンのジャンジャンにパクってくる秀麗さん、逞しくなり過ぎでしょ……。
逞しいと言えば「立入禁止」と言われたら匍匐前進で進むのも凄い。一休さんじゃねーんだぞw
秀麗さんをただ待ち続けることをやめた劉輝。今まで押しっぱなしだった彼が引いた途端、秀麗さん揺らいじゃうのね。
一方、秀麗さんへの気持ちを抱きながらも彼女の官吏になることを決めた燕青が切ないよなぁ……。
それにつけても九彩江の風光明媚っぷりよ。これは観光に行きたいねぇ。
蘇芳、旅立ちの時。思えば、秀麗さんと出会って人生激変したよなぁ。こいつ、やけにしんみりさせてくるんだよな……。
巻末短編『恋愛指南争奪戦!』は短編集『隣の百合は白』より収録。黎深の前でお兄さんを馬鹿にするって絶対死ぬやつで笑うわ。
次は2021年7月に13巻、2022年2月に14巻。
燃:A 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・彩雲国物語 十一、青嵐にゆれる月草(2020/09)
・彩雲国物語 十三、黎明に琥珀はきらめく(2021/07)
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません