【ラノベ】りゅうおうのおしごと！ 17巻【感想／ネタバレ】

著：白鳥士郎　イラスト：しらび　監修：西遊棋

「運命よ！そこをどけっ!!」
「この飛車が━━━━通るッ!!」

かっけぇ。
2022年12月の新刊。約１日の積み。８ヶ月振りの新刊。
表紙は髪を伸ばし始めた姉弟子。まーた一段と美少女度に磨きがかかっちゃってまぁ……。

しらびさん曰く表紙にピンで出たことがあるのは姉弟子だけらしい。流石正妻の風格じゃん……。
さて、あいの傲岸不遜な発言は一斉に周囲を敵に回してしまった。最愛の師匠に助けは求められず……。自分で選んだ選択肢とはいうけど、これは小学生には厳し過ぎる状況でしょ……。あいにそこまでの決意をさせる師匠、罪作りな男やでぇ……。

ここにきて八一のお兄さんが存在感を示してくるとは……。昔から考えてあった設定なんだろうか。
創多の八一や鏡州さんに対して見せる偏執さやべーな……。鏡州さんはこのまま将棋から離れていくのかと思いきや、もう１回引っ張り出されることになるんかいな。
いやしかし鏡州さん、えっちな幼馴染みがいたなんて、あたし聞いてない。

天ちゃんの計らいで姉弟子と再会する八一。感動的なシーンの筈なのに八一が拉致される形で連れて来られているので何とも締まらない。どういうシチュエーションだよｗ
八一は本人のいないところで姉弟子のおっぱいが大きくなることを期待してしまう。おいおい、死んだわアイツ。

とかアホな事を言っていると、姉弟子自身の病気は治っているが子供に遺伝する可能性があると明らかに。ふえぇ、これ以上いじめるのやめたげてよぉ……。
あいも目元を押さえていて、何か不穏な気配。まさか失明の可能性が出て来てるんじゃないだろうな……。

スーパーコンピューターによって100年後の将棋を垣間見た八一。やがて滅ぶべき将棋を知った八一は皆を守るためこの秘密を守り抜くことに。それ事態は誤認っぽいんだけど、ムーブが哀しみを抱えたラスボスみたいになってきてないか……？

この巻と同時発売で電子限定16.5巻も発売。アニメ円盤特典短編を大幅に加筆修正したもので薄めとはいえ文庫１冊程度のボリュームはある模様。円盤特典を文庫化するのは気が引けたとのことだけど、俺はまとめてほしいんだよなぁ。
ってか円盤特典が後々まとめられて文庫化するのは業界スタンダードじゃね……？
番外編は買わないという層もいるみたいなので、落としどころを探った結果が電子限定ってことか……。

ところで『のうりん』最終巻はもう出すつもりが無いんやろか。気付けば６年くらい経ってるんだけど……。流石に勢いのある内に『りゅうおう』の方に集中したいという時期は過ぎたと思うんだけどな～。

燃：Ａ　萌：Ａ　笑：Ａ　総：A+

シリーズリンク
・りゅうおうのおしごと！ 16巻（通常版）（2022/04）
・りゅうおうのおしごと！ 18巻（2023/07）