【ラノベ】りゅうおうのおしごと！ 18巻【感想／ネタバレ】
著：白鳥 士郎 イラスト：しらび 監修：西遊棋
いつか誰かがやる必要のあることならば、そこから逃げずに自分で未来をデザインしたい。恨まれようが罵られようが、汚れたこの手で成し遂げるの。
再生のための破壊を。
それが━━━━未来を手に入れるということだから。
再生のための破壊？ジェネシックガオガイガーじゃん。
2023年７月の新刊。約２日の積み。７ヶ月振りの新刊。
表紙はふたりのあい。お馴染みの人選かと思いきや、この面子で表紙を飾るのは２巻以来なのか。意外やわ。
さて、ＡＩによって解析された将棋の結末。ＡＩの示した未来に振り回される者、順応していく者、色々で……。
焼野原の中、孤独な将棋人生を送りかけていた八一だったが、歩夢きゅんが一緒に走ってくれそうで良かったねぇ。これで魔王化は逃れられるかな。
最強の財力と最強のＡＩを携えて、将棋界そのものの未来をデザインしようとする天ちゃんの胆力怖ぇな……。
なお、後書きによるとふたりのあいの名前の由来はＡＩから来ているそうな。最初は５巻で終わる想定だったのにどこまで先を見据えてたんや……。
桂香さんは富士見Ｌ文庫を読みつつ、自身も執筆にハマり出した模様。えぇ、この人、どこに向かってるんや……ｗ
一方、姉弟子の心中も穏やかではなくて。八一の方は心が固まってきたようだけど、どうだろうな……。どの関係性がクライマックスに配置されるのかさっぱり予想がつかねぇんだわ。
月光さんの壮絶な過去、ちょっと気になるよな。彼の過去エピソードを番外編でやっても良いんじゃない？
後２冊で本編完結とのこと。１冊くらいは増えるんじゃなかろうか。
燃：Ａ 萌：Ａ 笑：A- 総：A+
シリーズリンク
・りゅうおうのおしごと！ 17巻（2022/12）
・りゅうおうのおしごと！ 盤外編 １巻（2023/12）
・りゅうおうのおしごと！ 19巻（2024/06）
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