【漫画】サバイバル 1巻【感想/ネタバレ】

作:さいとう・たかを

「おれは生きぬいてやる!!どこまでも生きぬいてやるぞーっ」

1988年12月刊行物。1976年から1978年にかけて少年サンデーで連載された作品。
幼い頃に父から勉強になるから読みなさいと勧められた漫画です。単純に漫画として面白かったので、子供の頃は何周したか分からないくらい読んでたんだよねぇ。
まぁ、これを読んでた所為で阪神淡路大震災がめちゃくそ怖かったんだけども……。

積み本も減ってきた昨今、ふと今の自分が読んだらどう感じるだろうと思って再読してみることに。
何度も新装版が刊行されているということは、それだけ支持されていた作品ということか。ウチにあるのはSPコミックス版の全16巻。

再読して初めて気づいたが、サブタイのカウント、「Danger」じゃん……怖……。
友人達と訪れた洞窟探検の最中、大地震に巻き込まれた中学生の少年が目覚めると、そこは人の姿が見当たらない無人島。人の姿を探し求めながら、少年は過酷な生存競争を強いられることになっていく……。

体当たりで生きるための術を身につけていく少年の努力に胸を打たれるよね。14歳になったばかりでこのガッツよ。ふえぇ、30歳過ぎてもこんなに逞しく生きていける気がしないよぉ……。
高校生という設定でも良いように思ったけど、当時のサンデー連載なら中学生の方が適切だったのかしら。
1巻の段階では人間が少年しか出て来ないからか、名前不詳なんだよな。わざとなのか、出す理由が無いから自ずとそうなったのか……。

水分を摂り過ぎると疲れやすくなるとは言うけど、かといって水分を我慢したら今度は脱水症状が怖いよな……。
少年が作った弩、いまいち機構が理解らんのよな。発射装置部分、どうやって引っ張った状態で固定してるんやろ……。

1巻からいきなりVS熊はハードモード過ぎて泣いちゃった。
作画カロリー半端無ぇなと思ったら、さいとう・プロダクションという形で分業制を採ってるのか。

燃:B+ 萌:C 笑:C 総:A+

シリーズリンク
サバイバル 2巻(1988/12)

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サバイバル 1巻

漫画

Posted by お亀納豆