【アニメ】機動戦士ガンダム水星の魔女　第16話「罪過の輪」【感想／ネタバレ】

「アンタは母親が言うなら、ガンダムで人を殺すの!?」

お母さんが目指しているのはパーメットスコアエイト。ここまで来ればクワイエットゼロによってエリクトは自由になれるらしい。
それはパーメットの影響範囲が宇宙全体に広がって、どこにでもエリクトが存在するという状態になるのかしら。

エリクトはデータストームへの耐性は完璧だったけど、宇宙の環境そのものには適応し切れなくてエアリアルに移植されたってことなのかなぁ。
今回、エランがエアリアルを奪おうと乗り込んだ時にエリクトに阻止されたけど、エリクトが複数人いるような描写だったのが気になるよな……。保険として複製されているんだろうか。

デリング総裁の復帰が見込めない現状、新たな総裁を立てる方向で話が進んでいく。シャディクの一人勝ちになるかと思いきや、お母さんにいいように転がされたミオリネさんも手を挙げることになりそうか。

株式会社ガンダムの面々は停学中。当然のごとく他の学生達はガンダムの面々を目の敵にするが、毅然とした対応をするマルタン格好良かったな。
ようやく学園に帰ってきたミオリネさんを歓迎する仲間達。一緒に菜園に行って、こりゃスレッタとの確執も解消出来るか……と思いきや、お母さんの呪縛は強固なもので。

２人の顔がトマトに映り込む描写良かったですね。赤いトマトに映ったミオリネさんと青いトマトに映ったスレッタで、２人の精神性の成長度合いを示しているのね。
スレッタを人形扱いしているとお母さんに詰め寄るミオリネさんだけど、揺るぎもしないよね、お母さんは。

お母さんの目指すところは、エリクトの解放とデリングへの復讐の二本柱ということでいいのかな。スコアエイトに到達した後に、デリングを殺す計画か……？
もうひとつくらい何かきっかけがないと状況の改善は期待出来ないのかな……。

一方、再び宇宙へと上がってきたグエルはラウダの元へ。もっと紆余曲折の末に戻るような展開と思ってた。
グエルの顔を見るなり倒れてしまったラウダ。ずっと心労が溜まってたんだろうね。

燃：A+　萌：Ａ　笑：Ｂ　総：A+

エピソードリンク
・第15話「父と子と」
・第17話「大切なもの」