【ラノベ】虚ろなるレガリア05 天が破れ落ちゆくとき【５巻／感想／ネタバレ】
著：三雲 岳斗 イラスト：深遊
たとえ、この世界がただの虚ろな幻だとしても。
2023年６月の新刊。約１日の積み。半年振りの新刊。
表紙は雲の合間から光が差す空の下に立つヤヒロと彩葉。このバキバキの最終巻漂う構図よ。
さて、魍獣を人間に戻す方法を探していよいよ京都の地へ。そこには様々な思惑を抱えて、人々が集まってきていて……。
怒涛のネタバラシと共にそれぞれのドラマが決着していく。うーん、駆け足に次ぐ駆け足。ギャルリー・ベリトの戦闘員達のドラマも色々用意されていたようにも見受けられるが……。
復讐は忘れ去られてキンキンに冷えた頃にやるのが良いってスタンス、ZOKUZOKUするねぇ。
今回もあるぞ、彩葉の配信者要素。見目麗しい龍の巫女達の合同配信は華やかで良いねぇ。もっと紙幅を割いてくれても良かったのよ。
大ピンチの中でやるからこそ、彩葉の個性が輝いた感じがして良かったと思う。
珠依との決着、あれだけ病み病みの妹ちゃんだったのに終わりはあっけなかったな～。もっとバトルに次ぐバトルでド派手なクライマックスを予想していたけども。
そして世界を救うために行方不明になっていたヤヒロと彩葉がもうすぐ帰ってくる！というところで幕を引くの気持ち～～～～～～！
後書きでさらっと絢穂は死ぬかもしれなかったって言ってて怖……。
というわけで打ち切り完結……と思いきや、まだ続くんかい!?長く続けるのは駄目だけど、もう数冊出すのは良いよ、みたいなことなの？
新作『ソード・オブ・スタリオン』も同時発売だったから、絶対完結だと思ったわ～。もしかしてあれか？敢えて最終巻っぽい雰囲気を出すことで、あ～後１冊で終わるなら買っとくか～っていう気持ちにさせるためか？
燃：A- 萌：Ａ 笑：B+ 総：Ａ
シリーズリンク
・虚ろなるレガリア04 Where Angels Fear To Tread（2022/12）
・虚ろなるレガリア06 楽園の果て（2024/02）
著者リンク
・ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる（2023/06）
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