【漫画】パタリロ! 1巻【感想/ネタバレ】
作:魔夜 峰央
「目の前に立ってるぼくを何だと思っているのだ。ピーター・フランプトンか」
1979年10月刊行物。
言わずと知れた少女漫画界の伝説のギャグ漫画。定期的に読みたくなるんだけど積み本が無くなりつつある今がチャンス!と思いまして。
一度大学生の頃に60巻くらいまで持っていたのを手放したんよね。勿体無いことをした……。
今から買うなら文庫版だろと思ったら、あれは傑作選で全てのエピソードを収録しているわけではないし、刊行も大分前に止まってしまった様子。
しかし電子化されているのは文庫版のみというこの至らなさ。じゃあアマゾンで中古を探しててはだろう。と思ったが、全巻セットとかになってくるので物量がキツい。
まぁ殆ど新刊で買ったことないし、お布施と思って!という気持ちで普通に単行本を買いました。
常春の国マリネラ。時期国王の少年パタリロが巻き起こす騒動を描く。……と思ったけど、初期はあまりパタリロがトラブルを起こしているという感じでもないな。むしろ生命を狙われる中でエキセントリックな反撃をしているというか。
そう考えると割と辛い境遇なんだよな。王国の内部にも敵がいるし、国際ダイヤモンド輸出機構からは生命を狙われるし。
それにつけてもバンコランの手の早さよ。パタリロのボディガードなんてやってられっかってことかなw
何の説明も無くタマネギ頭の武官が出ているのは当時ツッコミどころだったんだろうかw
ゴキブリ走法も冷静に考えたら意味理解らんよな。擬音は確かにゴキブリなんだけど、脚をバタバタさせてるのがゴキブリか……?
コマの端っこにちょいちょいスヌーピーがいるの何なのw
ってか権利関係大丈夫なのか……。そっくりさんどころじゃなくてゴリゴリにスヌーピーなんだけどw
1話毎にサブタイが付いているのではなく、エピソード毎に付ける形って当時は普通のことだったのかな。
巻末にはホラー短編を2本収録。『パタリロ』とは全然違う作風だけど、この暗い作風からギャグに転向したの凄いなw
妖怪油赤子、物理攻撃で倒せるの違和感無い?ってか油赤子って由緒ある妖怪だったのか……。魔夜さんの創作かと。
燃:C 萌:C 笑:A 総:A
シリーズリンク
・パタリロ! 2巻(1980/01)
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