【アニメ】シュガーアップル・フェアリーテイル 最終話「新しいかたち」【第24話/感想/ネタバレ】

「好きなようにしろ。どこへでも付き合ってやる」

アバン無し+通常OPで最終回スタート。いつもはアバンのある作品が最終回だけアバン無しになる演出に違和感があるのって俺だけ?それって果たして特別なことか?
さて、ラファルに羽根を掌握されて絶体絶命のシャル。アンは城で働く妖精達に助けを求めて……。
そうか、砂糖菓子を作ってあげていたことが効いたか。

羽根を取り戻してからのシャルとラファルの戦いはハイクオリティで見応えがありましたね。シャルが腹から声出してるの普段とのギャップがあってかっちょいいよな。
状況的に追い詰められたラファルは自ら城壁から飛び降りて。シャルは自分の元には留まらないと諦めた様子だったが、死んだとも思えない……。

ペイジ工房の職人達の頑張りで新聖祭に出す砂糖菓子は完成。戻ってきたアンは更にクオリティアップを図るため作業開始。モチベーション高過ぎなんだよなぁ。
最終的に聖堂内を埋め尽くすほどのボリュームに。結局、人間にとっての砂糖菓子は鑑賞品であって食べるものじゃないってことなの?めっちゃ蟻が群がってきそうなんだが……。

アンが砂糖菓子職人として成長するためにはペイジ工房に留まることは最善手ではない。そうか、信頼関係も築けたし良い居場所だと思ったが……。
そんなアンを応援してくれるシャル。でも、シャルはアンの自分に向けられた気持ちに気付いた上で、気付かない振りをしてるっぽいんだよな~。うーん切ない。

本編がEDに食い込んで終了。オーランドとブリジットさん、良い雰囲気になっとるやないか……。良かったのかどうか……。

総評

そんな具合で胸のキュンキュンが止まらないビーンズ文庫原作『シュガーアップル・フェアリーテイル』1期12話+2期12話の全24話でした。
何といってもアンが健気で可愛かったですよね。そんなアンをどうして酷い目にばかり遭わせるのぉ!?ビーンズ文庫編集部、主人公のメンタルはどこまでもボコボコにしていいという方針でもあるのかよ……。

アンとシャルの関係性がなぁ。異種族故の距離の縮まらなさというかさ。
3期は有り得るのかな。原作ストックはしこたまあるけど、世間の評価としてはどうだったのか……。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第23話「妖精王となる者」

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シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と赤の王国 (角川ビーンズ文庫)