【ラノベ】魔術探偵・時崎狂三の事件簿【感想/ネタバレ】
著:橘 公司 イラスト:つなこ
「━━闇を払うのは、知性と慈愛と、ほんの少しの暴力ですわー!」
ファンタジア文庫2023年10月の新刊。約1日の積み。『デート・ア・ライブ アンコール』11巻からは1年5ヶ月、『王様のプロポーズ』5巻からは連続刊行。
『デート・ア・バレット』に続き、またもや狂三が主役のスピンオフが登場。しかも今回は橘さん自らが執筆だぞ。
タイトルに『デート・ア・ライブ』を冠していないので知らない人には関連作と判らないつくりになってるのね。
お、カバーがマット加工でオシャレね。懐中時計をセンターに据えた表紙イラストの構図も良いな。
ドラマガ連載分をまとめたもので、後書きの口振りだと最初はどうも『アンコール』に収録するつもりだったっぽい。
大学生になった狂三はとある出会いをきっかけに、アーティファクトが引き起こす事件を解決する探偵業を始めることに。何これ、実質富士ミスじゃん。すぐ富士ミスと思う癖やめたい……(´・ω・`)
うーん、精霊ではなくなり、普通の大学生になった狂三の美人っぷりはとても眼福なんだけど、いかんせんミステリと呼ぶには緩いし、かといって魔術的バトルを繰り広げるわけでもないし、どうにも中途半端のような……。
どちらかというと、ギャグを強化する方向性でスピンオフを作った方が良かったのではないか……?
なお、本編のキャラは少しだけ登場。大学生になった十香と折紙は挿絵もあるぞ。
現状、続刊の予定は無さそうである一方、人気次第では……という感じのよう。うーん、続くなら俺は離脱するかな~。
燃:B 萌:A 笑:A- 総:A-
シリーズリンク
・デート・ア・ライブ アンコール 11巻(2022/05)
著者リンク
・王様のプロポーズ5 真赭の賢者(2023/09)
・王様のプロポーズ6 銀灰の妖精(2024/04)
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