コミカライズ,角川スニーカー文庫

ダンタリアンの書架 (1) (角川コミックス・エース 84-3)
原作:三雲 岳斗 漫画:阿倍野 ちゃこ キャラクター原案:Gユウスケ(グリーンウッド)

「結局…幻書じゃなくても、人の人生は狂うって事か」

アニメ化を控えた角川スニーカー文庫の人気シリーズがコミカライズ。少年エースで連載中。

取り敢えずダリアン可愛いよダリアン!って書こうと思ったら、ビジュアル化されたことにより、ホラー部分が際立つ結果に。
第1エピソードがたまたま、そうだっただけで、今後はそんなことなかったと思うが、いきなりえげつない幻書だったなぁ。インパクトはBATSUGUNだが。

作画のクオリティはラノベのコミカライズとしては高い方だと思う。
ランクは期待ageで。

燃:C+ 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
ダンタリアンの書架 <2>(2011/03)

コミカライズリンク
ダンタリアンの書架 ダリアンDays <1>(2010/11)

ダリアンちゃんの書架(2012/08)

コミカライズ,電撃ハードカバー

図書館戦争LOVE&WAR 7 (花とゆめCOMICS)
作画:弓 きいろ 原作:有川 浩

「礼儀知らずの八つ当たりヤローになってんじゃないわよ」
「あんた、そんな奴じゃないでしょう!?」
「男だったら、やなこといつまでも溜めこんでんな!発散してこい発散んん!!」
「ケンカで発散したけりゃ、あたしがいつでも相手になってやる」
「かかってこいやあ!!!」

今回は手塚兄弟の確執と郁の査問がメインか。
周囲に八つ当たりする手塚にお説教する郁さんマジ男前。

本編が面白いのは勿論なんだけど、今回は毬江が主役の特別編がオイシイよね。超テンション上がっちゃう!
毬江可愛いよ毬江。
で、毬江のピンチに颯爽と駆けつける小牧教官がカッコメン過ぎて辛い。

そして2011年4月より角川文庫で文庫落ち開始。何でやねん。何でメディアワークス文庫からちゃうねん。
いや、理解ってるよ?商業戦略的には角川文庫から出す方が良いに決まってるもんね。俺だって売る側の立場だったら、そうするさ。
でも、納得いかねぇ……(´・ω・`

燃:B- 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
図書館戦争 LOVE&WAR <6>(2010/09)
図書館戦争 LOVE&WAR <8>(2011/09)

コミカライズ,創元推理文庫

夏期限定 トロピカルパフェ事件(後)(完) (Gファンタジーコミックス)
作画:おみおみ 構成:山崎 風愛 原作:米澤 穂信

甘い思い出が際限なく込み上げてきて。
胸がやけて。
それでぼくはパフェだけは食べられない。

今回も日常のふんわりした謎を解く展開かと思いきや、小山内さんが拉致監禁されてしまい、さあ大変。
しかも、実はその拉致監禁が全て小山内さんの掌の上だったことが判明して……。

小鳩君と小山内さんの関係に決定的な亀裂が入ったまま終了してしまう。
えっ、こんなもやっとしたまま終わっちゃうの?謎は解明したけど、人間関係は消化不良なままじゃね?

しかも『秋期限定栗きんとん事件』のコミカライズの告知は一切無しって、どういうことなの。

燃:C 萌:B 笑:C+ 総:B+

ゲーム,コミカライズ

ポケットモンスター スペシャル 38 (てんとう虫コミックススペシャル)
漫画:山本 サトシ シナリオ:日下 秀憲

「オレたちでやるんだ!!」
「ディアルガとパルキアは「時間」と「空間」のコンビ。コンビにはコンビを、…だよ!!」

遂に7章クライマックス。姿を現したロケット団三獣士のサキ。彼は元々ギンガ団員でロケット団にスパイとして潜り込んでいたそうな。
更に、彼の手持ちにはダークライが居ることが判明。

また、プラチナはジムリーダー達からユキメノコ、チェリム、パチリスを託されて、手持ちが6匹に。
ダイヤもレジギガスを手持ちに加え、6匹に。
この手持ちが揃っていく展開は燃えるわ。

そして決着。アカギは倒せたものの、ギンガ団自体を粉砕出来たわけではなく、彼等との戦いは続く。
エピローグではプラチナの母ヤナセが登場。この人、昔に一度登場しているっぽいな。全然憶えてないんだが(ぉ

第8章の主人公はプラチナ。元々自分の護衛をしてくれる筈だったパカとウージを助け出すための旅に出る。
ダイヤとパールは伝説のポケモンを調べる旅に出発したそうで。いずれ再登場するのかな。

ちょっろとだけ出て来たダイゴさん、姿を見せ始めた四天王、まともに伝説扱いしてもらえそうなヒードランと、新章開始のwktk感は異常。

燃:A+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
ポケットモンスターSPECIAL <37>(2010/11)
ポケットモンスターSPECIAL <39>(2011/07)

ゲーム,コミカライズ,創元推理文庫,雑記,電撃ハードカバー,GA文庫

先月と同じく、15日が火曜のためデフォフライングと日曜補正で土曜発売。ブツは、

・ライトノベルの楽しい書き方 <8>
・魔法の材料ございます6 ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚
ライトノベルの楽しい書き方 8 (GA文庫)魔法の材料ございます6 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)

と、ネットの感想を見て気になっていた、

・魔術師たちの言想遊戯Ⅰ(ファミ通文庫)
魔術師たちの言想遊戯I (ファミ通文庫)

の計3冊を購入。

新シリーズ『埋まったままDE宇宙戦争!』はスルー。
埋まったままDE宇宙戦争! (GA文庫)

GA文庫ではGAマガジンクリエイターズVol.2が3/23に発売決定。また抱き枕カバー付いてくるのか……。

また、折り込みチラシには書いていないが、『ニャル子さん』『かんなぎ家へようこそ!』に続いて、『ゆうれいなんか見えない!』と『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』がドラマCD化決定。
まぁ、GAの場合はドラマCDだけでフェードアウトする可能性が十分あるから、メディアミックス開始と喜ぶのは早計か。

あとはコミカライズを色々と。

・ポケットモンスターSPECIAL <38>
・夏季限定トロピカルパフェ事件 <後>
・図書館戦争 LOVE&WAR <7>
ポケットモンスター スペシャル 38 (てんとう虫コミックススペシャル)夏期限定 トロピカルパフェ事件(後)(完) (Gファンタジーコミックス)図書館戦争LOVE&WAR 7 (花とゆめCOMICS)

の計3冊。

MF文庫J,コミカライズ

機巧少女は傷つかない1 CD(Side-B)付き特装版
作画:高城 計(たかぎ・はかる) 原作:海冬 レイジ キャラクター原案:るろお

「……ふん、一応名を聞いておくわ」
「日本の傀儡子、赤羽雷真だ」
「その妻、夜々」
「違うからな!?入籍とかしてないからな!?」

MF文庫J原作のシンフォニック学園バトルアクションがコミックアライブでコミカライズ。
特装版の表紙はるろおさんです。

全体的に作画が少女漫画っぽくない?特にコメディシーン。いや、悪いってわけではないんだから。
これはこれで可愛いから大変良いものです。夜々とシャルが可愛い。シャルのストッキングが気になって仕方がない(ぇ
それからシグムントの通常サイズモードもマスコット的に可愛い。

コミカライズでビジュアル初登場のキャラも元のデザインはるろおさんだそうです。〈戦隊(スコードロン)〉格好良いな。

巻末には用語解説付き。これ読んで、大分設定を忘れていることに気付いた(ぉ
CDの感想は別で。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

コミカライズ,電撃文庫

とある科学の超電磁砲 6―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
作画:冬川 基 原作:鎌池 和馬 キャラクターデザイン:灰村 キヨタカ

「お願いだから!アイツの夢を……守ってあげて…っ」
「…分かりま、せん…。その言葉の意味は分かりかねますが…」
「何故だか……その言葉はとても響きました…」

本格的に原作3巻のエピソードに突入。必然的に上条さの出番の激増するわけだが、基本的に彼の視点では描かれず、大抵は美琴か一方通行の視点になっている。
上条さん視点で読みたければ、原作もうひとつのコミカライズをどうぞってことで。

今回も色々と原作からのリンクが。インデックスとか姫神とか美鈴さんとか天井とか。
一番嬉しいのはアニメのオリジナルキャラ春上衿衣の存在が言及されたことですね。確か、原作22巻ではテレスティーナっぽい人の存在が匂わされたんだよな?

決着ギリギリ手前で続いてるんだけど、これ、今のエピソードが終わったら、どうなるんだろう。終わらせるには惜しい良コミカライズだと思うわけだが。

燃:A+ 萌:A- 笑:B 総:A+

シリーズリンク
とある科学の超電磁砲 <05>(2010/06)
とある科学の超電磁砲 <07>(2011/12)

MF文庫J,コミカライズ

えむえむっ!⑤ (MFコミックス アライブシリーズ)
漫画:氷樹 一世 原作:松野 秋鳴 キャラクターデザイン:QP:flapper

「変態たちが…俺に力を貸してくれたんだ」
「機械で強引にみんなを変態にしても、それは違う。そんな世界は歪んでいる。そう思って生粋の変態たちが力を貸してくれたんだ……」

表紙はノア。
今回は嵐子転校の危機編とノア登場編を収録。いつも通り、大筋は原作準拠なんですが、店長がシャイニータンバリン持っていてクソ吹いたw
いやいや、そこはマリンタクトをですね……<どうでも良い

あと、『エルシャダイ』。ネタ自体は最近よく見るものだが、1ページ丸々使って模写すんなwwwwww

燃:B- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
えむえむっ! <4>(2010/09)
えむえむっ! <6>(2011/11)

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン ⑥ (フレックスコミックス)
原作:榊 一郎/ocelot 漫画:緋呂河 とも

「コーティ、これが、僕たちの本当の契約だ」

キネ3話佳境です。今回も色々あるよ、オリジナル要素。ユフィンリー10歳とかコーティの槍っぽい武器とかタリヴァーナの過去とかカオルのビジュアルとか破れるエレインドゥースの服とか。

進行遅くなっても良いから、こういうのはどんどんやってほしいよな。大筋は大体知り尽くしてるしな。

ミゼルが言ってる、「ミゼル!ユフィ!ォルフ!」って、まさかコンボチェンジなんですか?
それはともかく、イアリティッケの可愛いさの安定感が素晴らしい。今後やることはえげつないわけですが。

帯には特別描き下ろし漫画収録なんて書かれてるけど、実質後書きじゃねーかw

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <5>(2010/08)
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <7>(2011/11)

シェアードワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカ ザ・ブラック <2>(2010/11)
神曲奏界ポリフォニカ ウィズアウト・ホワイト(2011/05)

コミカライズ,青い鳥文庫

妖界ナビ・ルナ(7) 特装版<完> (プレミアムKC)
原作:池田 美代子 漫画:菊田 みちよ

今宵も、月にねがいをかける。きみの幸せが、いまもこの世界のどこかにありますように。

エピローグとなかよし増刊号に掲載された特別編を収録した最終巻です。
原作第1部と第2部両方の要素を含んだクライマックスらしいんだけど、全然憶えてないんだぜ。

特別編は本編から7年後、ルナ、初めて妖界へ行くの巻。菊田さんが言っている通り、劇場版っぽい内容だな。
7年という月日が経過しても、妖怪の血が入っているルナは全然老けていない。大きいお友達が喜びそうな設定ですね(ぉ

で、またここで鬱展開ですよ。最終決戦のときに切り落とされたタイの腕から作られた人形ソル。その設定だけでも重いのに、そのソルも結局消滅するっていう。救いが欲しいです。

巻末には人気投票の結果発表が。何故、ノーマルモードのルナとうず目のルナを別扱いにしたし。
しかし、レギュラーの筈のもっけを押しのけてレンメイ様が5位にランクインしたので満足です。いや、別に俺は投票してませんが。

特装版特典の別冊には池田さんの書き下ろしショートショートが載ってるんだけど、そのタイトルが『あした地球が滅亡するとしたら。』というもの。明るい話を書こうという気は無いんか……(´・ω・`)

今回は『新妖界ナビ・ルナ』のイラスト担当、戸部淑さんまでメッセージを寄せてくれてるのに、何故第1部のイラスト担当、琴月さんは出て来ない……。

総評

そういうわけで、子供向けの筈なのに、すぐハードな展開に持っていく『妖界ナビ・ルナ』コミカライズ全7巻でした。

毎巻、特装版が用意されていたりして、これはアニメ化フラグ!と先物買いしたものの、何一つ話題になることもなく終了してしまいました。
まぁ、パッと見はアニメ向きに見えるけど、内容がクソ重いからなぁ。

でも、陰陽道の設定をこういった作品に使うのは面白いと思うんだよなぁ。
設定的には、もっとこういう作品があっても良いと思うんだ。俺が知らんだけで、色々あるのかもしれんが。

まぁ、何にせよレンメイ様のLOVE話がアレ過ぎて、他は割とどうでも良かったり(ぉ

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+