コミカライズ,青い鳥文庫

妖界ナビ・ルナ 3 特装版 (プレミアムKC)

原作:池田 美代子 漫画:菊田 みちよ

「だれよりも自信にみちてるこのオレは世界一カッコイイ男だということさ」

もっけ、かっけぇな。

さて、刊行スピード速いよ第三巻。一二ヶ月しか経ってないんじゃね?今回からは特装版。何故一巻のときから特装版にしておかなかったんだ……orz
俺、ウ○コか。

今回は原作二巻後半と三巻前半を収録。エピソードとしては四話収録で、月刊誌として結構早いペースだと思う。
「それでも君のことが好きなんだ」展開はベタなものがあるがやっぱり好き。素直にハッピーエンドでも良いと思うだけどなぁ。切なさを残すのが『ナビ・ルナ』クオリティとも言えるが。

ゲストキャラ幹太郎ってこんなにイケメンだったっけ?

まぁ、何だかんだでルナが可愛いです。

特典の別冊の方は池田さんが書き下ろしたシナリオを元に描かれた漫画と書き下ろしショートショートを収録。表紙がきらきらしてやがるぜ……。

漫画はもっけが主役。いかにも、なかよしの増刊号に載ってそうなエピソードでした。でも、原作では普段もっけやスネリが何やってるのか判んなかったから、こういう切り口は面白いな。

ショートショートはカザン視点のタイの生活。タイ君は質の良いオラニャンですね、分かります。

だから何故一巻から特装版を買わなかったのか……。俺、ウ○コか。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A-

黒い森の迷路―妖界ナビ・ルナ〈3〉 (フォア文庫)
黒い森の迷路―妖界ナビ・ルナ〈3〉 (フォア文庫)

富士見ファンタジア文庫,角川つばさ文庫

ぼくとレギオスの旅1 歩行する都市 (角川つばさ文庫)
原案:雨木 シュウスケ 著:川村 ひであき イラスト:今野 隼史

『イエス、ボーイ。帰る場所(マイホーム)があるから、旅だってできるんだっずぇい!もし帰る場所がなかったら、それは旅じゃなくて、お別れ(グッバイ)なのさ』

 約二ヶ月四日の積み。『レギオス』の公式外伝が角川つばさ文庫から登場。
 物と話が出来る少年アッシュと電子精霊ステラがなりたい自分を探す旅に出る物語。旅の途中ではあのニルフィリアが加入したりもする。
 また、イラストは『七人の武器屋』で御馴染みの今野さんということで、買わない理由が一つも無い。
 そう言えば、キャラクター原案として深遊さんの名前は入ってないんだな。

 物と会話出来るアッシュの能力は生まれついてのものらしいけど、それって念威が変質した能力なのかな。

 正直、児童書ということで、そんなに期待してなかったんだけど、かなり良質で驚いた。児童書らしい教育的なメッセージを盛り込みつつ、これまで語られていなかった『レギオス』世界の設定も開示し、ハートフルエピソードあり、ラブコメありと盛り沢山。

 ステラ可愛いよステラ。ボクっ娘って『レギオス』では初めてじゃない?
 また、本編からのゲスト的登場のニルフィリアは周囲が年下なので、姉ポジション。嗚呼、ニルフィリアお姉ちゃんに蔑まれたい(ぇ

 そういうわけで、『ぼくとレギオスの旅』一巻でした。ソフトカバーのシリーズよりは断然面白かったです。これは続きが楽しみだ。

燃:A- 萌:A+ 笑:B- 総:A+

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

コミカライズ,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,角川スニーカー文庫,雑記,青い鳥文庫

7月は20日の月曜日が祝日なので、18日が公式発売日です。今回はえらい量になっておりまして、

・ドラゴンマガジン2009年9月号
・ぼくと彼女に降る夜 デッドエンド・ランナー~滅亡に向かう者
・幻想譚グリモアリスⅣ 罪と祈りとほほえみと
・生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6
・H+P④ -ひめぱら-
・いつか天魔の黒ウサギ4 夜逃げの生徒会室
・RPG W(・∀・)RLD2 -ろーぷれ・わーるど-
・かしこみっ! かみさまは氏子募集中ですが、なにか!?
・ANGEL+DIVE CODEX 2.NIGHTMARE
・ぷりるん。 ~特殊相対性幸福論序説~
・読書の時間よ、芝村くん! <2>

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2009年 09月号 [雑誌]ぼくと彼女に降る夜 デッドエンド・ランナー~滅亡に向かう者 (富士見ファンタジア文庫 や 2-1-6)幻想譚グリモアリスIV 罪と祈りとほほえみと (富士見ファンタジア文庫 か 7-1-4)生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6 (富士見ファンタジア文庫 あ 3-1-6 碧陽学園生徒会議事録 6)H+P(4) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫 か 5-1-4)いつか天魔の黒ウサギ4 夜逃げの生徒会室 (富士見ファンタジア文庫 か 4-5-4)RPG W(・∀・)RLD2 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫 よ 1-1-2)かしこみっ! 1 かみさまは氏子募集中ですが、なにか!? (富士見ファンタジア文庫 あ 6-1-1)

の計十一点。ファンタジアはムラあり過ぎw
一冊しか買うもんないときもあるくせに……。

手提げかばんを持っていたこともあり、レジに一回で運びきれなかったっていう。いつもは店員さんが「文庫にカバーおつけしましょうか?」って訊いてくるんだけど、流石に心折れたらしく、「カバー、袋の中にお入れしましょうか?」って言われました。
ここで全部にカバーつけてくださいって言ったら、「死ねビチグソが!!」って思われることは確実。
更に量が多過ぎて、袋を二つにバラされましたw

ファンタジアの来月の新刊に関してはドラマガの感想のときに書くとして、一迅社文庫の来月の新刊では、またもや六塚さんが登場。『灰とリヴァイアサン(仮)』。ネットでは仮タイトルが『ヴァンパイア・アーキペラゴ』ってなってたけど、どっちかになるのかな。
それと、瑞智士記さんの『フォルマント・ブルー リミックス』。まさかまさかの新装版キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

そうそう、書き忘れたけど、この前GA文庫の新刊買ったときにラノベ蔵書数が1500冊突破しました。

今日は元バイト先に寄って、漫画関係を調達してきました。つっても全部コミカライズなんだが。

・涼宮ハルヒちゃんの憂鬱3 超限定版よっ!
・妖怪ナビ・ルナ <3>(初回特装版)
・鋼殻のレギオス MISSING MAIL <4>

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (3) 超限定版よっ!妖界ナビ・ルナ 3 特装版 (プレミアムKC)鋼殻のレギオス MISSING MAIL (4) (角川コミックス ドラゴンJr. 123-4)

以上三点。『ハルヒちゃん』が無駄に嵩張って爆ぜそうになりました。

角川つばさ文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川つばさ文庫)

著:谷川
流 イラスト:いとう のいぢ

 

「俺は戻りたい」

「こんな状態に置かれて発見したよ。俺は何だかんだ言いながら今までの暮らしがけっこう好きだったんだな。アホの谷口や国木田も、古泉や長門や朝比奈さんのことも。消えちまった朝倉をそこに含めてもいい」

「……何言ってんの?」

「俺は連中ともう一度会いたい。まだ話すことがいっぱい残ってる気がするんだ」

 

 約二週間の積み。角川つばさ文庫に『ハルヒ』が登場です。せめて表紙は描き下ろしにしてほしかった……(´・ω・`)

 ザスニの表紙だかに使用されたイラストです。まぁ、ハルヒ可愛いから良いんだけどさ。

 

『スレイヤーズ』みたいに原作者じゃない作家さんが書き下ろすオリジナルストーリーなのかと思いきや、スニーカー文庫の中身そのままでした。

 カバー折り返し部分に文庫の表紙イラストを収録。カラー口絵は全カット。挿絵は完全収録。あとは、各所で使用されたイラストをちょこちょこと挿入といった感じ。

 ちなみに後書きまでそのまんま収録です。

 

 変更点は全ての感じに振り仮名が振ってあることと「輪姦」が「いたずら」に置き換わっていることの二点くらいか。でも、「えっちぃ」とか「エロい」はOKという不思議。

 流石に輪姦は無理だったかw

 と言うか、丸々そのままと判った時点で最早楽しみはそこくらいしかなかったです(ぇ

 

 文庫で二回読んでるので、読むのはこれで通算三回目となるわけだが、やはり出だしで一文一文がやたら長ったらしくて、ウってなるw

 

 果たして続刊は出るんだろうか……。流石にもう買わんかなぁ。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

コミカライズ,フォア文庫,青い鳥文庫

妖界ナビ・ルナ 2 (講談社コミックスなかよし)

原作:池田
美代子 漫画:菊田 みちよ

 

「わたしにはあの人だけ。わたしね、これでも命がけで恋してるの」

 

 LOVE

 

 コミカライズ第二弾。今回は原作一巻のエピローグと二巻のクライマックス直前までを収録。

 

 取り敢えずデフォルメにゃんこモードのスネリが可愛過ぎるので誰かください。ぬいぐるみとかないかな……。

 

 相変わらず流血シーンとかあって、全国の女の子が憧れるような展開ではないと思うんですが如何か。

 

『しゅごキャラ!』と同じで、通常版と特装版が当時発売で、特装版の方には池田さんの書き下ろしエピソードが入っているそうです。なん……だと……?

 三巻からは特装版買お……。

 

 既に購入は決定事項になっている件。だって、買うの止めた途端にアニメ化とか言いそうだしなぁ。

 

 チェックしていない間に原作は第三部が始まろうとしているという事実。

と思ったら、著者の大量不良で一旦中断したものが青い鳥文庫で再スタートするそうで、実質移籍ってことか?すると、新装版が出たりするんだろうか……。

 って、このタイミングで移籍ってことはアニメ化は望み薄か……。

 

燃:B 萌:B+ 笑:C 総:B

解かれた封印―妖界ナビ・ルナ〈1〉 (フォア文庫)
人魚のすむ町―妖界ナビ・ルナ〈2〉 (フォア文庫)

角川つばさ文庫

時をかける少女 (角川つばさ文庫)

著:筒井 康隆 イラスト:いとう のいぢ/清原

 

「じゃあ、いってしまおう。きみが、好きになったからさ」

 

 LOVE

 

 三月三日に創刊された角川つばさ文庫のファーストラインナップの一冊。表紙がのいぢさんとか釣り過ぎると思いつつも購入してしまいました。本作だけ各書店で品薄になるという状態に陥った模様。

 のいぢさんのカラー絵はズルいよなぁ。

 

 ちなみに、のいぢさんはカバー絵とその折り返しのみで本文挿絵は案の定別の人が書いています。

 

 児童書を装っておきながら、明らかに大きいお友達狙いの作品が混じっているのが非常にアレでナニ。ちびっこをラノベに引きずり込もうという思惑もあるらしいが。

 

 表題作の他にショートショートを三本収録。

 

 さて、筒井さんの代表作なわけですが、これって別に特別に漢字を開いたりしてないよな?とすると、「彼女」がデフォルトで「かの女」と書かれていることになるが、すんごい読み難いんですが……。

 

 まぁ、内容は普通です。でも主人公ポジションの二人が和子と一夫って、もうちょっと捻りようはなかったのかと言いたくなるようなネーミングだな……。

 

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B

児童書

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

著:J.K.ローリング 訳:松岡 佑子

 

「わしは、こう思ったのじゃ……きみはもう、十分すぎるほどの責任を背負っていると」

 

 どんどん分厚くなるから、おいおい今回は700ページくらいあるんじゃね?と思ったら、本当に700ページあって吹いた。

 

 さて、下巻。アンブリッジ先生の横暴は益々非道いものとなり、遂にフレッドとジョージがホグワーツを脱出する。彼等はダイアゴン横丁でいたずら専門店を開いたらしいが、もう戻ってこないんだろうか。

 彼等のきっぱりとした態度に燃えた。

 

 ハリーは知りたいことを教えてもらえないまま、スネイプから閉心術の特別訓練を受けることに。その中で、彼は父が学生時代、スネイプに酷い虐めを行っていたことを知る。シリウスやルーピン先生はジェームズが十五歳特有の驕りや自尊心がそうさせたと弁明するが、それでも苛めカコワルイ

 そりゃスネイプもいじめっ子の息子に復讐したくなるよ。でも何だかんだでスネイプってハリーのことを助けてくれてるんだよな。ハリーの咄嗟のSOSもちゃんと理解するし。

 

 ちょろっとだけ、まさかのロックハート先生再登場。記憶を失っているものの、人にサインをあげようとするところは変わっていない。もしかして伏線?

 

 訪れる痛ましい死。ヴォルデモートの罠に嵌まったハリーを助けに来たシリウスが死亡。セドリックのときもそうだったけど、さっくり死に過ぎじゃね?あんまり盛り上がらなかったな。

 セドリックのときは後からジワジワきたけど、今回はそれも無かったし。

 

 ダンブルドアはようやくハリーに隠していた秘密を話す。ハリーが生まれる前から、ヴォルデモートを倒す存在の誕生が予言されていたそうな。で、ネビルもまた、その預言に当てはまる存在だった。

 ヴォルデモートが額に刻んだ傷が決めてとなって、ハリーこそがそうだということになったが、ネビルにもまだ何かありそう。

 今回の決戦時にハリーの側で最後まで立っていたのはロンでもなく、ハーマイオニーでもなくネビルだったのだから。一気に成長したな。

 

 そして終わりを告げるハリーの初恋。やっとチョウ退場か。他の男と付き合い始めたらしい。

 一方、ジニーは早くも男を取っ換え引っ換え状態。

 今度こそハーマイオニーのフラグか!?

 

燃:A 萌:B 笑:B 総:A

児童書

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

著:J.K.ローリング 訳:松岡 佑子

 

「ハーマイオニー、君って、ほんとに、僕がいままで会った最高の人だ」

「もし僕が二度と再び君に失礼なことを言ったら――」

「――そしたらあなたが正常に戻ったと思うわ」

 

 ハーマイオニ-酷ぇw

 シリーズ第五弾。巻を重ねる度に分厚くなり、今回は上巻だけで約660ページあります。下巻700ページくらいありそうだな。

 タイトルは「フェニックスナイツ」と読みたい年頃です。

 さて、復活したヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドアはかつて闇の勢力と戦うために結成した不死鳥の騎士団のメンバーを再び召集。更に新しい仲間も募り、来るべき戦いに備える。だが、ヴォルデモートの復活を頑なに認めようとしない魔法省とダンブルドアは対立。不穏な空気が流れだす。

 騎士団のメンバーの中には三巻でホグワーツを去ったルーピン先生の姿も。もう先生ではないが。

「闇の防衛魔術」の先生には魔法省から送り込まれてきたアンブリッジ先生が着任。このアンブリッジ先生が恐ろしくいけすかない奴で、もう胃の痛いこと胃の痛いこと。体罰ってレベルじゃねぇぞ。

 日刊予言者新聞にはあることないこと書かれるし、騎士団のメンバーはハリー達が若過ぎるからと何かを隠しているしで、ハリーは終始イライラしっぱなし。

 時々、チョウのことで舞い上がったりするが、すぐドン底になる要因が出て来る。って、チョウ、まだ出て来るのかよ!セドリックの死を悼んでろよ!何なん、先にセドリックにダンスパーティに誘われたから、しゃーなしで行きましたみたいな態度!?

 だからいつになったらハーマイオニーのフラグは立つのですかと!ハリーが監督生に選ばれたと勘違いしたときの喜び具合とかからすると、脈はあると思うんだけどなぁ。

 その一方で、監督生に選ばれたロンが惨め過ぎて泣ける。クィディッチのキーパーにも選ばれたけど、かえって胃痛の原因になってるっぽいし。

 ロンの妹ジニーはハリーに想いを寄せていたが、諦めたそうです。ええええええええええええええ。

 そして組み分け帽子が歌った通り、ホグワーツの四つの寮が力を合わせるときがきた。だが、アンブリッジ先生は状況を引っかき回すし、スリザリンにはヴォルデモートの配下が居るも同然だし、団結出来る気配がしやしねぇ。こんなことで闇の勢力と戦うことが出来るのか?

 騎士団の任務でどこかへ行っていたハグリッドが帰って来て下巻へ続く。本来は上下巻セットで販売されている作品なので、下巻も近い内に。

燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A