コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! ─空色の響き─ 2 (愛蔵版コミックス)
漫画:江尻 立真 原作:松 智洋 キャラクター原案:なかじま ゆか

「えへへ、内緒だよ。お兄ちゃんの知らない話!」

2013年2月の新刊。
さて、2巻にして完結巻。流石に、隔月ペースでは、この冊数が限界だったか。

合唱部の活動を通して、成長していく空。歌うことが益々好きになっていく彼女だったが、着実に先輩達の別れの日は近付いていて……。

ここで、英語版の『きらきら星』が出て来るのは上手い。お父さんが、英語教育と言って無理矢理覚えさせたらしい。
まさか、あのアニメの謎演出をここで拾うとは……。いや、元から設定として、あったのかもしれんが。

開始当初は、空が祐太と再会するところまで描かれる予定だったらしいが、オリジナルキャラの出番増えた結果、削られたそうな。
依然としてミッシングリンクの時期もエピソード自体は考えられてるっぽいし、いずれやってほしいですね。
その内、本編で、各キャラにスポットを当てた短編集とかやっても良いかもな。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! -空色の響き- <1>(2012/03)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「貴女━━オリジナルね」

サブタイは「クリティカル」と読みます。
さて、OP映像をOPとして見ると、メチャンコ格好良いな!

学園都市中にばら撒かれたマネーカード。それを追う内に、美琴は不思議な少女、布束砥信(ぬのたば・しのぶ)と出会うことに。
砥信は原作よりも可愛くなってるな。

一方、佐天さん達は美琴のそっくりさんやらレベル5のクローンやらの話に花を咲かせるのであった。
固法さんも出て来て俺得。

そして、最後のカットで、タイトルの「S」が「Sisters」の意であると判明。セカンドシーズンの「S」だと思ってたわ……。

EDは、やはりしっとり系か。くまさん可愛いな!

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#1「超電磁砲」
#3「超電磁砲量産計画」

コミカライズ,電撃文庫

ロウきゅーぶ! 5 (電撃コミックス)

原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる

「あんた何、小学生の水着DVDなんか観てニヤニヤしてんのよ!この変態!!社会のゴミクズ!!」

2013年3月の新刊。
いよいよ表紙は1巡完了で、ひなた。ブルマ+ランドセル+天使の羽って、どういう組み合わせだw

今回は、まず原作10巻収録の短編『紗季のお先にバースデイ』を収録。何で、このタイミングで……と思ったけど、劇中の時系列に沿ってるのね。

昴が天然タラシだわ、ハートフルだわ、紗季が可愛過ぎるわで、ああもう僕はどうしたら良いのかと!
頭を撫でられてる紗季のシーンって、完全に「この女、陥落た!」ですよね。

短編の後は、原作4巻突入。公式戦への壁と高まる団結力がアツいエピソードですね。
葵が終始道化で可哀想過ぎる……(´・ω・`)
相変わらず、コメディ演出がぶっちぎりの上手さ。

巻末には、電撃G’sFestival!COMICに掲載された『ひなたとブルマのヌシ』も収録。
これも原作10巻だな。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ロウきゅーぶ! <4>(2012/08)
ロウきゅーぶ! <6>(2013/08)

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 3 (ジャンプコミックス)

原作:松 智洋 漫画:竹村 洋平 キャラクターデザイン:なかじま ゆか

他の誰よりも一番頑張ったのは実はひなではないか……?━━そう思わずにはいられない2人であった……。

2012年12月の新刊。
3巻にして最終巻。表紙は、ひなだけではなく莱香さんもセットで。

てっきり原作1巻をやって締めるんだとばかり思ってたけど、普通に2巻に突入しましたね。
完全オリジナルエピソードで稼ぐには余った尺が長かったか。まぁ、でも栞が出れて良かったよな。
栞ママはビジュアル初登場かな。

それに保育園のシーンでは、コミカライズ『うさぎのまぁく』のナミ先生が登場。まぁ、モブに近い扱いだけど。
どうでも良いが、美羽の通っている小学校では、E=mc^2なんて教えてるの?

ジャンプSQ19に移籍して、ダラダラ連載を続けるのかと思いきや、バッサー!と終わったな……。

総評

ってなわけで、本編コミカライズ『パパのいうことを聞きなさい!』全3巻でした。コミックスだけで言うと、足掛け1年か。

元々は2巻予定だったらしいから、人気はあったのか。まぁ、ラノベのコミカライズとしてはクオリティ高い方だったしな。
それに、やっぱり原作者がちゃんと噛んでるのは面白くなるんだろうな。

サービスシーンを多めにしたりと、漫画という舞台を有効に活用していた印象だし、もうちょっと続けても良かったとは思うんだけど……。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <2>(2012/04)

MF文庫J,コミカライズ

僕は友達が少ない はがない日和 (アライブコミックス)
漫画:bomi/木瓜 庵(きうり・あん) 原作:平坂 読 キャラクター原案:ブリキ

「新年早々肉に会うとは、この上なくついてないな。大体それは何だ?おせち仕様の叉焼のつもりか?」

2013年3月の新刊。
コミックアライブで連載されたスピンオフコミック第2弾。第1弾は『ショボーン!』らしい。

作画のbomiさんはMF文庫J『アストロノト!』とか『渚フォルテッシモ』後期のイラスト描いてた人か。
木瓜さんはググっても全然出て来ないな。

内容は、ショートコミック+4コマで、隣人部の日常を描く、というもの。本編の時系列はガン無視で季節のイベントもぽんぽんやっている上に、原作では接点の無い人達が接触したりしている。

え、こういうのってスピンオフっていうのか……?俺の思うスピンオフのイメージって、脇役を主人公にした話とか、イフストーリーとかだと思うんだが……。
まぁ、これもイフっちゃーイフなんだけど。

お茶濁しのコミカライズのお手本みたいな内容でなぁ。これで、作画が良かったから問題無かったんだけど、別にどうということもないレベルで。

流石に、このテのコミカライズはやらないと思うけど、作画担当を変えられたら、取り敢えずは買ってみるしかないのが辛いところか。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

原作リンク
僕は友達が少ない(2009/08)

コミカライズリンク
僕は友達が少ない <1>(2010/07)
僕は友達が少ない+ <1>(2011/10)
僕は友達が少ない ショボーン!(2012/08)
僕は友達が少ない 公式アンソロジーコミック(2011/10)

MF文庫J,コミカライズ

ラノベ部 4巻 (ガムコミックスプラス)

原作:平坂 読 漫画:もずや 紫 キャラクター原案:よう太

たけしくんがプリンを食べてしまったので、よく熱したおなべでおしなべて殺しました。

2013年2月の新刊。
表紙は原作ではピンで表紙に登場出来なかった美咲。もう、吹き出しの中の台詞を見ただけで、うわぁあああぁああああああああぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ。
竹田ぁぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ!!漢や!あんさん、漢やで!!

今回も原作通りのネタをやりつつ、上手いことビジュアル面で補強している。
赤道斉と仮名史郎とか懐かし過ぎる……。ってか、最近、有沢まみずさん、新巻出してなくね?
SH@PPLE』も懐かし過ぎて、チ〇コもげ飛ぶレベル。

C^3 -シーキューブ-』の表紙が買うの恥ずかしいとか、おいおい、冗談はよし子ちゃんですよ。
ちゃんと帯でクリティカルな部分は隠れてるだろーが。棚刺しのときに帯を捨てる書店のことは知らん。ってか、帯が無くても普通に買えるって。何で、そこで諦めてんだよ!もっとアツくなれよ!

おい、今、『えむえむ!』とか出すなよ!悲しくなっちゃうだろうが!

元々、このシリーズがあったからこそ、『僕は友達が少ない』は生まれたわけだけど、コミカライズの中で、『はがない』の表紙構図のパロをやるのは面白い。

文香の天然っぷりは絵が付いたことで加速してる感があるよな。リレー小説の下りなんかは、原作で読んだときは、特に何とも思わなかったけど、漫画で読むと、声出して笑うレベル。

そんな良コミカライズですが、どうも時間で終わりそうな悪寒……。オリジナル展開で続刊した上、勢い余ってアニメ化しても良いのよ?

燃:C 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
ラノベ部 <3>(2012/08)
ラノベ部 <5>(2013/09)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「まったく、退屈しねぇな、この街は……」

1期の完結から3年。間にOVAを挟んで、電撃文庫の超人気シリーズのスピンオフコミカライズを原作とするアニメに、スタッフ据置で待望の2期が登場。

今期は、『とある魔術の禁書目録』3巻及び、『とある科学の超電磁砲』4~7巻に渡って展開された妹達(シスターズ)編がメインとなると発表されている。

OPカットで開始。最初に、『とある魔術の禁書目録』の外伝であることが明記されたな。

取り敢えず初回となる今回は、美琴と彼女を取り巻く女の子達のおさらいといったところ。

いきなり食蜂さんが出て来て吹いた。後姿と名前だけかと思ったら、ガチで絡みに来られましたね。
食蜂さん可愛いけど、性格と能力がエグいからなぁ……。

ここまで思いっきり出て来るってことは、大覇星祭編まで行くのか?でも、原作でも終わってないしなぁ。
とすると、彼女が絡んでくるオリジナルエピソードが控えているのだろうか。

1期のアニメオリジナルキャラ、春上衿衣も交えて、枝先絆理のお見舞いに。
初春は段々スカートをめくられることに対して、鈍感になってきてる気がするなw

問題無く、お見舞いが終わる筈も無く、病院にぶち込まれていた過激派モドキの脱走に巻き込まれることに。

絆理へのサプライズプレゼントを邪魔されてブチ切れた美琴の活躍が愉快痛快。
ちゃんと他のメンバーの活躍どころも作っているところが上手いよな。

美琴が撃墜したヘリが川に落下するのを目撃した少年は誰あろう本編の主人公、上条さん。
1期の1話で美琴が言っていた台詞と似たようなことを言う彼の台詞で、今回は締め

OPをEDとして流す手法だけど、これがまた格好良くてなぁ。原作を再現しつつ、オリジナル要素も入ってきそうで。

というわけで、出来が良過ぎてドン引きするレベルの第1話でした。取り敢えず、最初の数話は軽めのオリジナルエピソードなのかな。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
とある科学の超電磁砲 #24「Dear My Friends」

エピソードリンク
#2「寿命中断」

原作リンク
とある科学の超電磁砲 <04>

コミカライズ,講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら(4) (ライバルKC)
漫画:凪庵 原作:竹井 10日 キャラクター原案:CUTEG

「…生徒会長は下書きとか修正ペンとか知らない惑星の人なのかな?」

東京こうていわ。
2013年4月の新刊。表紙は原作と合わせて、お菊姉。
またキャンペーンやるのかよ!これ、確実に4ヶ月スパンでやるパターンだな……。暫くは買い続けないといけないか……。

前巻で、まるっと原作3巻が終わったと思ってたけど、気のせいだったんだぜ。流石に、情報量が増えて、コミックス1冊分に収められなくなってきたらしい。

基本的には、いつも通りの、ゆる~い絵柄でのコミカライズなんだけど、サクラメントが鳴の記憶を消しにやってくる辺りは盛り上がってる。
ってか、謎を張り巡らせ過ぎじゃね……?
今回は原作4巻の中盤まで。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
彼女がフラグをおられたら <3>(2012/12)
彼女がフラグをおられたら <5>(2013/08)

コミカライズ,メガミ文庫

ナナヲチートイツ(3) (近代麻雀コミックス)
原作:森橋 ビンゴ 作画:前川 かずお

「親父!俺はあんたとは違う!誰かを踏み台にしてまで生きる気なんてない!」
「俺は七緒と生きて、七緒と死ぬ!」

2013年4月の新刊。
さて、双龍杯ということで最終巻。表紙、何故裸にしたし。

お父さんだけでも強敵なのに、中也のクラスメイトで本性を現した一之瀬も加わって激選が繰り広げられる。

中也と七緒は、終盤盛り上がり過ぎて、カツラをふっ飛ばしたりしてるけど、退場処置喰らったらどうすんだ……。

そして、遂に奴隷からの解放。一転して、初音さんがフルボッコな目に。どうやら廃倉庫で嬲られまくった挙句、倉庫ごと焼かれたみたいだな。

総評

そんな具合で原作が絶版してから、まさかのコミカライズ。メガミ文庫原作『ナナヲチートイツ』全3巻でした。コミックスだけで言うと、足掛け1年4ヶ月か。

大筋は変わらずとも、よりアダルトに進化したストーリーが良かったよな。ってか、原作者と作画担当のノリが上手いことマッチしたというべきか。
つーか、元々原作がラノベらしからぬノリの内容だったからな……。

これで終わりかと思いきや、次は掲載誌を近代麻雀へと移行して、過去編『花鳥風月』が始まるらしい。スピンオフってことか。
更に、本作の続編もやりたいという意思はあるようで。
こりゃ、こまめにチェックしなきゃだなぁ。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
ナナヲチートイツ <2>(2012/10)
花鳥風月(2016/04)

コミカライズ,メガミ文庫,講談社キャラクター文庫,講談社ラノベ文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

色々引きとってきました。ラノベは、

・ソードアート・オンライン012 アリシゼーション・ライジング
・ストライク・ザ・ブラッド7 焔光の夜伯
・失恋探偵ももせ
・小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界 ~レンズの中の箱庭~
・ヴァルキリーワークス

の計5冊。
講談社キャラクター文庫では、『龍騎』のノベライズが延期。遂に、帯に以降のシリーズの刊行予定が書かれなくなってしまったw
適宜、サイトをチェックしろって形か。

GA文庫は他にも買うものがあったんだけど、何故か『ヴァルキリーワークス』だけが先に到着してました。残りの入荷は15日だとか。
入荷が早くなるのは入荷数の多いものってイメージだったんだけど違うのかな……。理屈が理解らん……。

『這いよれ!ニャル子さん』のキービジュアルで、ニャル子とクー子が『仮面ライダーW』みたいなことしていてワロタ

『のうりん』は、いよいよアニメ化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
しかし、『銀の匙』とタイミング被り気味なのはいただけないな……。あと、パロディネタで滑りそうで怖過ぎるw

コミカライズは、

・彼女がフラグをおられたら <4>
・ナナヲチートイツ <3>

の計2冊。