やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
「この部の目的は端的に言ってしまえば自己変革を促し、悩みを解決することだ。私は改革が必要だと判断した生徒をここへ導くことにしている。精神と時の部屋だと思ってもらえればいい。それとも少女革命ウテナといったほうがわかりやすいか?」
ウテナとかラノベのメインターゲット層知らんやろwwwwww
俺もタイトルしか知らんわ。
ガガガ文庫2011年3月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。『あやかしがたり』でデビューした渡さんの新作。がらりと作風を変えてきた印象。
タイトルに惹かれて購入。
イラストはスーパーダッシュ文庫『獅子は働かず、聖女は赤く』でお馴染みのぽんかん⑧さん。何て発音すんだよw
表紙のゆきのんの絶対領域が気になって仕方がない。
この人の絵って、黒星紅白さんとうなじさんの絵を足して2で割ったような印象を受けるんだが、俺だけですかそうですか。つーか、どっちかのファンに怒られるかな。
帯にはMF文庫J『僕は友達が少ない』の平坂さんの推薦文が。面識あるわけではないらしいが。同じ残念系ラブコメという共通点からか。
ぼっち歴の長い高校生、八幡はある日、生活指導の平塚先生に無理矢理、奉仕部なる謎の部活に入部させられる。そこで出会ったクールな毒舌美少女ゆきのんと出会い、生徒の悩み相談をすることに……という連作短編集。
何なの、最近、ラノベ作家の間で、ぬーぼーが流行ってるの?つい、この間ファミ通文庫『犬とハサミは使いよう』でも見たぞ。
もうね、ネタのチョイスがフリーダム過ぎて凄く楽しい。ロボトルファイトとか久し振りに見たわw
ガガガ文庫好きは捻くれてるとか言っちゃうし、ドレミファドーナツとか何色パティシエールとか『第2次スパロボα』のOP『SKILL』とか『おジャ魔女』ごっことか邪神が出て来るラノベとか心の地雷処理班とかクレ556とか。
ネタのチョイス基準だと『はがない』より好きかもしれん。
基本的には下らない話ばっかりなんだけど、最後の最後で何だかアツくなってくるから困る。
実は八幡かっけーんじゃねぇの?
そして忘れてはならない女性陣の可愛さ。イラスト抜きにして、キャラクターとして可愛い。
そんなわけで、予想外に面白かった『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』でした。
次は2011年7月。発売日購入余裕です。
燃:A- 萌:A 笑:A 総:A+
シリーズリンク
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。②(2011/07)
コミカライズリンク
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 -妄言録- Vol.1(2013/03)
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic <01>(2013/05)
・やはり4コマでも俺の青春ラブコメはまちがっている。 <1>(2014/06)
アニメリンク
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ①「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」
著者リンク
・クズと金貨のクオリディア(ダッシュエックス文庫、2015/01)
・どうでもいい 世界なんて -クオリディア・コード-(ガガガ文庫、2016/07)
・クオリディア・コード(ダッシュエックス文庫、2016/08)
・小説 ガーリッシュナンバー <1>(2016/07)
イラストリンク
・生徒会探偵キリカ <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)
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