HJ文庫,MF文庫J,オーバーラップ文庫,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ファミ通文庫,メディアワークス文庫,富士見ファンタジア文庫,漫画,角川スニーカー文庫

予約していたものを引き取ってきました。今回は、そんなに冊数無いと思ってたんだが……。
ラノベは、

・緋弾のアリアⅩⅣ 招かれざる海霧
・朽ちた神への聖謡譚
・オトメ3原則! <4>
・〝空蝉〟 ヒカルが地球にいたころ……⑦
・特装版 四百二十連敗ガール <2>
・ここから脱出たければ恋しあえっ <4>
・うちのクラスの頼りないラスボス <2>
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <6>

の計7冊。

MFでは、ヤマグチノボルさんが亡くなられたとのことで。原作でも『ゼロ使』の完結を拝みたかったなぁ。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

『僕は友達が少ない』は実写映画化の噂が出てますが、ガチなの……?いやまぁ、面白いかどうかは別として作り易いのは間違い無いだろうけど……。
その映画とタイミングを合わせるためかは分からないが、本編や関連書籍の刊行がガンガン延期してますね。

『蒼穹のラピスラズリ』はコミックアライブにてコミカライズ決定。
『いもうとがかり』は3巻で終わりか。打ち切り完結かなぁ。また、『執事なシツジと魔法契約』も3巻発売だけど、扱いからして終了っぽいな。

最近、新シリーズの傾向がラブコメから美少女バトルへとシフトしていってるみたいだな。
今月の新シリーズは4本ともバトルものっぽい。

スニーカーでは、『彼女たちのメシがマズい100の理由』が少年エースにてコミカライズ決定。
コンプエースなら、お茶濁しコミカライズかなーと思うところだが、エースなら割とガチな気がする。
基本、エースで連載するコミカライズはクオリティ若しくはメディアミックス度合いがガチのイメージ。
『大奥のサクラ』もコミカライズ決まったみたいですね。

講談社ラノベ文庫では、『アウトブレイク・カンパニー』がアニメ化決定。まぁ、レーベルの中から次に出るとしたら、これしかないと思うけど、果たしてアニメでやってウケる内容なのか……。
榊さん作品のアニメ化としては5度目だっけ。今度こそ大当たりすると良いのだが……。

『彼女がフラグをおられたら』をライバルで、別コミカライズ『彼女がフラグをおられたら おお勇者よ、フラグを立ててしまうとは何事だ!?』が連載決定。作画は同じく凪庵さん。

何一つ買ってないけど、オーバーラップ文庫が創刊されましたね。同時に『IS〈インフィニット・ストラトス〉』の新作テレビアニメが制作決定。
キャラデザ担当は変わってるけど、特報を見る限りでは、全然違和感は無い。
ストーリーも作り直しではなく、続編となるみたい。
また、コミカライズがサンデーGXで開始。
これだけ好条件が揃った上で、果たしてイズルがどんな風に荒ぶるか楽しみ。

ボーダーは、

・なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

の計1冊。
コミカライズは、

・僕は友達が少ない <8>
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <2>
・アクセル・ワールド\デュラル マギサ・ガーデン <02>

の計3冊。
漫画は、

・荒川アンダーザブリッジ <13>
・天体戦士サンレッド <17>

の計2冊。

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「さあ、私達の戦争(デート)を始めましょう」

サブタイの「剣」は「つるぎ」と読みます。
OPのナレーションは毎回変わるのか。いきなりクソふざけた内容になっていて吹いた。

さて、原作1巻クライマックス。あんまり端折ってる印象は無いが……。
十香をデートに連れ出す士道。見るもの全てが新鮮な十香は大ハシャギ。特に食べ物に物凄い執着を見せる。
お馬鹿な十香さん可愛いな!

士道を殺されたと思い込んだ十香は、ブチ切れて暴走する羽目に。彼女の力を抑えられるのは、士道のキスだけ。
まさか封印シーンでOPが流れるとは……。まぁ、この作品の肝だし、間違っちゃいないが。

EDは前回の残念構成から変更され、延々十香さんが走っているという構成に。あんまり変わり映えしないじゃねーかw
これって走るメンバーが増えていくのかなぁ。それ何て『IS〈インフィニット・ストラトス〉』だよ。

このペースなら、普通に原作4巻までやって区切りかなぁ。

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第二話「最接近遭遇」
第四話「不機嫌な雨」

ソフトカバー,富士見ファンタジア文庫,雑記,GA文庫

予約物を引き取りに。ラノベは、

・這いよれ!ニャル子さん <11>
・のうりん <6>
・BIG-4 5.ぼくの名前は山田。気づいたら四天王が好きになっていました。
・スカイ・ワールド #04

の計4冊。
ボーダーは、

・ライトノベルは好きですか? ようこそ!ラノベ研究会

の計1冊。

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「話をして、デートをして、恋をさせる!」

OP映像初見。曲自体は、去年の内に公開されたPVで1番は聴けていたので楽しみだったんだよな。
ただ公開が早過ぎたので、PV専用ソングなんじゃないかとDOKIDOKIしてたんだけど、無事、正式OPとなって良かった。

アニメで登場が確定しているキャラがオールスターといった感じか。
狂三の狂気めいた笑みからサビに入るのが盛り上がるし、サビでちゃんと戦闘するのも良い。
一瞬出て来る〈氷結傀儡(ザドキエル)〉とかZOKUZOKUするぜ。
およそ理想の構成だったので満足。

さて、士道のために用意されたギャルゲーを攻略し、お次は身近な女性で実地訓練でござるの巻。
岡峰先生可愛いな!

ぐいぐい来る折紙さんに甘引きしていると、空間震警報が発令。再び黒髪の精霊が現れ、再び対話の時が訪れる。

というわけで、本作のウリである精霊の攻略シーン。〈フラクシナス〉内のモニター表示がやけに凝ってるな。
それに艦内メンバーの紹介w

取り敢えず、精霊に十香と名付け、デートに連れ出したところで今回は終了。次で原作1巻終わるのかな。

初見のEDは後々登場予定である野水伊織さんが歌う。え、映像、いくらEDとはいえ、低予算過ぎじゃね……?

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第一話「四月一〇日」
第三話「空分かつ剣」

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ11 悪魔と魔女と生徒会長の恋 (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「なら、一緒にいくぞ、相棒。未来を切り開く」

2012年11月の新刊。約4ヶ月3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。本編進行は7ヶ月振り。
口絵はスクラルドさんのお尻が凄ぇ気になるよな!あ、前巻もお尻だったのか。
あれ、口絵4ページ目の大兎の首、異様に長くね?

さて、本性を現した黒守。世界滅亡の日が近付くも、必死に対抗策を模索する生徒会メンバー達。
しかし、状況は悪くなる一方で。

月光キュンの台詞がどんどんデレてきてるの注目ですね。今まで雑魚雑魚ばっかり言ってた月光キュンが仲間とか言ってると、やだ、抱かれたい……って、なっちゃうよね。

後書き曰く、後1冊、まとまらなかったら後2冊って言ってるけど、次の巻のサブタイを見る限りでは、まとまらなかったんだな……。

次は2013年2月に『大伝説の勇者の伝説13 昼寝と団子と王様と』、5月にこちらの12巻『初夜と最後の五日間』。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ10 校庭で笑う魔女(2012/04)
いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <5>(2012/07)
いつか天魔の黒ウサギ12 初夜と最後の五日間(2013/05)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「お前も━━私を殺しに来たのか」

人類の力では到底抗えない圧倒的存在である精霊をデートしてデレさせるファンタジア文庫の人気シリーズが、いよいよアニメ放送開始。
発表は物凄い早かったのに、放送に漕ぎ着けるのに、かなり時間がかかったよな。1年半くらいかかったんじゃね?

制作はAIC PLUS+。MF文庫J原作『あそびにいくヨ!』を作ったところか。そう考えると、ちょっとは期待しても良いのかしら。

さて、OPカットで、まずは空間震の映像から。何やらシリアスな導入……と思わせておいて、すぐさま琴里のしまぱんですね。
思ってた以上に、琴里があざと可愛くてなぁ。

今回は完全に導入といった感じで、キャラの顔見せ程度だな。愛衣麻衣美衣って、あんな感じなのかとか、殿町が予想外にイケメンとか、神無月がぬるぬる動いてるとか。
折紙さんは、まだ何もしてないのに出て来ただけで、ニヤニヤしてしまうw
発音は五河↑じゃなくて、五河↓なのね。

襲来した精霊とASTとの戦闘は、まぁ、ボチボチといったクオリティか。多分、精霊が本気出したときのクオリティがどうかで勝負が決まると思うけど。

天宮市のシェルター設備が近未来都市過ぎて吹いた。これでロボットが発進したりしたらガチで燃えるんだが。

そして予想外に令音さんが色っぽい件。何なの、あのダウナー系美人。
今回は士道が精霊との対話のシミュレーションとして、「マイ・リトル・シドー」を薦められるところまで。

まさかEDが「マイ・リトル・シドー」のOPとはw
ってか、早くOP映像が見てーんだけど!
ってな具合で、先への期待は高まるが爆発力は微妙な第一話でした。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第二話「最接近遭遇」

原作リンク
デート・ア・ライブ 十香デッドエンド

前番組リンク
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 最終話「問題児たちが白黒はっきりさせるようですよ?」

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2013年 05月号 [雑誌]

『デート・ア・ライブ』

アニメ放映を直前に控えて表紙。
特集でハブられる八舞姉妹と美玖ェ……。つまりアニメで出番は無いってことなんですね……(´・ω・`)

あれ、ニコ生でのアニメ先行放映が3月半ばから末に変更されてるぞ……?やっぱり誰得って結論になったのだろうか……。

書き下ろし付録文庫には短編『精霊キングゲーム』を収録。まぁ、要は王様ゲームなのですが。
しかし、挿絵があってこその内容な気が……。

そういえば少年エースで連載していた本編コミカライズが作者急病で連載中止になったらしいね。クオリティ高かったのにな……。
直前にキチガイツイートしてたっぽいけど関係あるんだろうか。

『神さまのいない日曜日』

アニメは夏放映開始か。PV見たけど、BGMが良い感じでしたね。

更に、角川文庫でも登場するそうで。『GOSICK』なんかに近い売り方をするつもりなのか。

『東京レイヴンズ』

少年ライバルで新コミカライズ決定。あざのさんの監修付きのオリジナルストーリーになるっぽいな。

『ハイスクールD×D』

アニメ2期のタイトルは『ハイスクールD×D NEW』に決定。NEWと乳を掛けている。
あれ、「セカンドブースト」とか「バランスブレイカー」とかかなーと思ってたんだけど、エロ方面に特化したタイトルだったか……。

連載は早速おパンティーくんかくんかでワロタ

『魔法の使えない魔法使いの物語』

『仮面のメイドガイ』のノベライズ以降、沈黙を保っていた花鳳さんが遂に復活。
一応、ファンタジー世界が舞台みたいなんだけど、魔法の要素が凄い薄そうだな……。ラブコメメインっぽい。

『バーガント反英雄譚』

『キミが誘う境界線』の八街さんの新作。今度はファンタジーか。何だかチートバトルっぽい雰囲気は無さそうだな……。
にしても、文庫1巻の表紙は何でお尻に剣を挟んでるのん?

イラストは良さそうですね。

『天翔虎(カルーディア)の軍師』

『カナクのキセキ』の上総さんの新作。これもファンタジー。何、ファンタジー強化期間なんだろーか。

『ウチの彼女が中二で困ってます。』

中二って言うから、wktkしてたんだけど、別に痛々しい感じではないんだよなぁ。

『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 部活編』

連載開始!これで勝つる!
タイトルから判る通り、連載は直輝達が部活を作るストーリー。必然的に学校が舞台のシーンが多くなるだろうから、主に桃と桜井さんがヒロインとなるのか。ムラサキさんの出番は無さそうだな……。

『スカイ・ワールド』

次号から連載開始らしい。まさか、アニメ化ワンチャンある……のか……?

『勇者リンの伝説』

えっ、そんなに売れてるの……?次号には書き下ろし文庫付録が付くみたいなんだけど……。

『月の誓約と原書の姫』

この新シリーズも舞台が現代じゃないのか。

新刊情報

5月にはHJ文庫でデビューしたすえばしけんさんが『さまよう神姫の剣使徒(デュエリスト)』にて登場。移籍なんだろーか。

その他

ファンタジア騎士団キャンペーンは100ポイント集めたら、ファンタジア文庫1年分が当たるみたい。
1年とはいえ、100ポイントはキツいんじゃねーかなぁ。まぁ、ドラマガにも付いてるみたいだし、取り敢えず集めるか。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

雑誌リンク
ドラゴンマガジン 2013年3月号
ドラゴンマガジン 2013年7月号

富士見ファンタジア文庫

キミが誘う境界線3 殺したいほど愛してる (富士見ファンタジア文庫)

著:八街 歩 イラスト:ぺたんこさいど

「さぁ、始めましょう、お兄様。全ての悲劇の終幕を」

2012年2月の新刊。約1年3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
シリーズ3巻にして最終巻。打ち切り臭が半端無い件。いつでも、この結末に持っていけるようにしてたのかな。

さて、ヨミと殺し合う悲惨な展開かと思いきや、冥王であるジンの義妹レイが現れて、激突することに。
七剣八刀をも易々と撃破する冥王の圧倒的な強さに絶望感が半端無い。

どんどんエスカレートするチート対決が楽しいよな。相手がチートなら、こちらもチートを使えば良いじゃないといったところで。

まぁ、そんなことより最後にLOVEに寄せたので満足した俺が居る。ヨミ可愛いよヨミ。今回も私服可愛いな。

結局、シチガイ・キョウシロウはキョウスケの義理の兄貴だったのね。彼が担当するオチひでぇ。

ジンはもしかして、ナイトのおじいちゃんだったりするんだろうか。性格が似てるような気がしないでもない。

総評

ってなわけで、前シリーズ『ぼくと彼女に降る夜』と世界観を共有する『キミが誘う境界線』全3巻でした。足掛け9ヶ月しか掛かってないのか。

こういう前シリーズと世界観を共有して展開する新シリーズは楽しいですよね。同レーベルで言うと、『マテリアルゴースト』と『生徒会の一存』とか。

チートバトルは、もっと1巻から飛ばしていって良かったと思うんだよな。最初で若干躓いたような気が……。
ヨミが地味に俺のツボだっただけに残念。

また、この世界観でチート異能バトルを書いてほしいですね。
次は2013年4月に新シリーズ『騎士の国の最弱英雄 バーガント反英雄譚1』。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
キミが誘う境界線2 120パーセントの未完成(2011/09)

富士見ファンタジア文庫

甘城ブリリアントパーク1 (角川ファンタジア文庫)

著:賀東 招二 イラスト:なかじま ゆか

「ティラミーから格言を送るよ。『美人を見たらビッチだと思え』。そうすればいろいろと捗るみー?」

2013年2月の新刊。約1ヶ月1週間の積み。『フルメタル・パニック!』完結から実に1年半、延期を重ねて、遂に賀東さんの新シリーズが始動。タイトルの「甘城」は「あまぎ」と読みます。
どうやらラブコメらしいということで、『フルメタ』の短編は面白かったなぁと思い、購入。

イラストはスーパーダッシュ文庫『パパのいうことを聞きなさい!』でお馴染み、なかじまさん。

さて、寂れに寂れて廃園寸前の遊園地、甘城ブリリアントパーク。神託によって支配人に選ばれた主人公、西也(せいや)は幼い頃の約束を果たすため、甘ブリの再生に乗り出すことに……。

パークには沢山のマスコットが居るが、彼等に真の意味で中の人は居らず、皆、魔法の国メープルランドの住人。
可愛い外見だけど、中身は割とオッサンだぞ!知ってたわー。賀東さんが純粋に可愛いマスコットとか出してこないとか知ってたわー。

主役級マスコットのモッフルは、どう見ても『フルメタ』のボン太君。何か繋がりがあるのかと思ったんだけど、後書きの感じでは関係無さそうだな。

発表当初はラブコメって言われていたような気がするが、あれ、ラブコメじゃなくね……?
いすず、ラティファ、ミュースと可愛い女の子が揃ってるのに、殆どLOVE寄せしてなくね?まぁ、その辺は2巻以降に期待なのかもしれん。

ボロボロの遊園地が復活していく様は読んでいてワクワクする。しかし、ラティファに掛けられた呪いが重過ぎるんだけど、その辺がコメディに対するブレーキになっちゃうとアレだなぁ。
もっと軽いノリで良いと思うんだが……。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
甘城ブリリアントパーク #02(2013/08)

コミカライズリンク
甘城ブリリアントパーク #01(2014/06)

アニメリンク
甘城ブリリアントパーク 第1話「お客がこない!」

著者リンク
フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?(2011/08)

イラストリンク
パパのいうことを聞きなさい!(スーパーダッシュ文庫、2009/12)

富士見ファンタジア文庫

勇者リンの伝説 Lv.1 この夏休みの宿題が終わったら、俺も、勇者になるんだ。 (富士見ファンタジア文庫)

著:琴平 稜 イラスト:karory

「勇者王に、オレはな━━」
「言わせねーよ!?」

ファンタジア文庫2013年1月の新刊。約2ヶ月1週間半の積み。
第24回ファンタジア大賞金賞受賞作。応募時タイトルは「勇者と過ごす夏休み」。
帯には、『生徒会の一存』の葵せきなさんから推薦文が。

イラストはファミ通文庫『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』でお馴染みkaroryさん。
ドラマガの特集と短編は悪くなかったので購入。

舞台は、ゆる~いファンタジー世界。これは冒険者育成機関であるユースタシア学園の勇者課程の少女リンと伝記士課程の少年カイの夏休みの冒険の物語。
まーた勇者ネタか……。

目次で早速、今野隼史さんのドット絵があって吹いた。この人、色んなところに出現するな!

で、肝心のお話ですが、あれ……微妙じゃね?口絵のけしからんスライムなイラストで俺のテンションはフォルテッシモだったんだけど、あれ、ツッコミのレベルがいまひとつじゃね?
そうだ、この感じ、同レーベル『ライジン×ライジン RISING×RYDEEN』2巻を読んだときに似ている……!

リンが目指すのは、勇者の中の勇者であるところの勇者王。劇中で新しい概念とか言われてるけど、え、15年以上前からある……。

勇者と魔物の関係が、やがて一般的なRPGにおけるものと異なってくる展開は、同レーベル『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』でも似たようなのが、あったよな。そういう流れが流行ってるのかな。

そういうわけで、ギャグに期待してたんだけど、残念ながら、うーむ……。イラストは良いんだけどなぁ。

次は2013年5月に『Lv.2 勇者二人に挟まれて体育祭という名のクエストに挑むわけだが。』だけど、もう買いません。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:B+

著者リンク
クラスのギャルとゲーム実況 part.1(2017/04)

イラストリンク
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(ファミ通文庫、2012/02)

第24回前期ファンタジア大賞リンク
アリストテレスの幻想偽典 1.禁忌の八番目(選外、2012/11)

ファンタジア大賞金賞リンク
中の下! ランク1.中の下と言われたオレ(第21回、2010/02)
カナクのキセキ <1>(第22回、2011/01)
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(第23回、2012/01)
空戦魔導士候補生の教官 <1>(第24回後期、2013/07)
女の子に夢を見てはいけません!(第26回冬期、2014/07)
できそこないの魔獣錬磨師(第27回、2015/01)
災厄戦線のオーバーロード(第27回、2015/01)
非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……(第28回、2016/01)
追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ(第29回、2017/01)
お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか(第30回、2018/01)
恋愛至上都市の双騎士(第30回、2018/01)
ようこそ最強のはたらかない魔王軍へ! ~闇堕ちさせた姫騎士に魔王軍が掌握されました~(第32回、2020/04)
魔女と始める神への復讐 進化の魔女と裏切られた少年(第33回、201/01)