富士見ファンタジア文庫

デーゲンメイデン 3.後楽園、破砕 (角川ファンタジア文庫)
著:田口 仙年堂 イラスト:柴乃 櫂人

「俺は弱いかもしれないが━━俺たちは弱くない」

2013年2月の新刊。約4ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は練司と薄緑……かと思いきや、薄緑といすかでした。まぁ、こっちの組み合わせの方がラノベらしいけど。
って、クラウ・ソラスェ……。いや、本来の姿で出てるが。

さて、思わぬ形で、いすかと再会を果たした練司。しかし、お互いの立場や、いすかを狙うグングニルの存在が、2人を引き裂いていく。
時を同じくして、弁慶機関とロキの会合が行われることになって……。

クラウ・ソラスに弱いと言われ、落ち込む練司だったけど、いつの間にかハーレム宣言していたでござるの巻。
どういうことなの……。
練司さんの守りたい人達って女の子ばっかりじゃないですかー!やだー!

相変わらず、クライマックスで薄緑が剣に姿を変えるところが格好良いんだよなぁ。
あれよあれよと話が進み、あれ、これ常にクライマックス展開なんじゃなくて、単純に完結するんじゃね?と思っていたら、本当に次で終わりだそうです。

次は2013年7月に4巻にして最終巻『東京、崩壊』。

燃:A 萌:A- 笑:C 総:A

シリーズリンク
デーゲンメイデン 2.池袋、穿孔(2012/10)
デーゲンメイデン 4.東京、崩壊(2013/07)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた~egoistic‐lily~ (1) (カドカワコミックス・エース)
原作:丸戸 史明 漫画:にぃと キャラクター原案:深崎 暮人

「最後には白濁まみれにしてもいいの?」

2013年7月の新刊。
アニメ化目前と思しきファンタジア文庫の人気シリーズのコミカライズ第1弾。少年エースで連載中。

作画の、にぃとさんはMF文庫J『まよチキ!』の本編コミカライズもやってるのか。あっちの単行本の表紙のイメージからロリっぽい絵柄なのかと思ってたんだけど、別段そんなこともなかった。

さて、本編とは異なり、このコミカライズはサブヒロインである筈の同人作家、英梨々にスポットを当てたシリーズとなる……筈なんだけど、1巻を読む限りでは、まだあんまり本編と違う部分は見えてきていないと思う。
ってか、元から英梨々ってメインヒロインっぽいじゃんと思わないでもない。

ビジュアル化されたことで、美少女ゲームネタが色々入ってるんだけど、専門外だから、メジャーなやつくらいしか判らんな。
皇国のゴライオン」って色んなものが混ざってるな。シルエットは電撃文庫『境界線上のホライゾン』だしw

本格的にオリジナルストーリーになるのは、これからだろうし、作画も悪くないし、取り敢えずは買い続けるか……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた ~egoistic-lily~ <2>(2013/12)

原作リンク
冴えない彼女の育てかた(ファタジア文庫、2012/07)

コミカライズリンク
冴えない彼女の育てかた <1>(2013/08)
冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム <1>(2014/04)

イラストリンク
不戦無敵の影殺師(ガガガ文庫、2014/03)

富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた 3 (富士見ファンタジア文庫)
著:丸戸 史明 イラスト:深崎 暮人

「ファンってのはなぁ、控えめであるべきなんだよ!」
「メールを送るにしても返事を期待しない。イベントやライブの常連になっても気安く声を掛けない。たとえ相手が親しげに話してくれても決して勘違いしない。高価なプレゼントなんてもってのほか。知り合いや友達やそれ以上を目指すなんて愚の骨頂。いつもただただ作品を見守って、本やグッズを買うだけで満足する。そういうファンに、俺はなりたいんだ……っ!」

2013年3月の新刊。約3ヶ月3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は新キャラ、後輩系ヒロイン、出海(いずみ)。とは言っても、別に倫也のサークルに参加するわけでもないし、むしろ敵側になりそうな気配。

まぁ、加藤は途中で表紙に出られても困るよな。出すとしても最終巻までは待たないと……。

さて、今回は出海メイン回と見せかけて、英梨々メイン回です。出海の登場で、アイデンティティの揺らぎまくった英梨々は冷静では居られなくて……。
って、やっぱり英梨々も倫也大好きじゃないですかー!やだー!あれ、これ、加藤エンドとか有り得なくね?そうだったら鬼畜過ぎじゃね?

ラブコメはラブコメで大いに結構なんだけど、どっちかっつーと、もっとこう創作的にアレでナニな話が読みたいと言いますか……。
まぁ、出海の同人誌を売り出すシーンは、そういう感じだったけど、そこをもっとがっつり読みたかったんだよなぁ、という気持ちがないではない。
次は2013年7月に4巻。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた <2>(2012/11)
冴えない彼女の育てかた <4>(2013/07)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「これぞチラリズム!発想の勝利だ━━━━!!」

琴里の意識が精霊に呑まれるかどうかの瀬戸際だってのに、こんなタイミングで水着回だぜいやっほぉぉぉおおおおおおおおお!!

みんな、それぞれに似合っていて可愛いんだけど、琴里の白ビキニ姿から感じるエロスは何なんだろう。
お色気系のキャラでもないのに……。

忘れてはならないのが、令音さんの水着姿だよな!ビキニ+白衣が予想外にエロい。
正直、令音さんのダウナーなエロさに気付けただけでも、アニメ化した価値はあったな!(ぉ

燃:B+ 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第十話「炎の精霊」
・第十二話「譲れないもの」

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

新生徒会の一存 1 (ドラゴンコミックスエイジ す 5-1-1)
原作:葵 せきな 作画:すえみつ ぢっか キャラクター原案:狗神 煌

「全面戦争と行こうかぁっ!!新生徒会ぃぃいいいいッ!!!」

2013年7月の新刊。
ドラゴンエイジで連載中のファンタジア文庫人気シリーズ外伝のコミカライズ。
もうアレだな、『生徒会の一存』の各シリーズを手当たり次第にコミカライズする勢いだな。
最早、何バージョンあるのかも、よく判らん。5、6本かな……?

作画のすえみつさんはGA文庫『おと×まほ』のコミカライズを描いていた人か。道理で名前に見憶えがあるわけだ。

さて、タイトル通り杉崎の新生徒会奮闘ライフを描く本シリーズ。新メンバー1人1人と対決していくことに。

面白いんだけど、面白いのはストーリーであって、漫画としての面白さって感じではないんだよな。
本編コミカライズのクオリティが高かったから、余計に厳しい目で見てしまう。

このテンポなら3巻くらいで終わりかと思うけど、続きはもういいかなぁ。

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A-

原作リンク
新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上(ファンタジア文庫、2012/11)

コミカライズリンク
生徒会の一存 <01>(2009/05)
生徒会の一存にゃ☆(2010/01)
生徒化の一存 乙 <1>(2012/02)
生徒会の日常(2012/07)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「僕は━━エクスカリバーを許さない」

予想外に出来の良かった1期の終了から1年3ヶ月、間に原作特装版同梱のOADを2本挟みつつ、新シリーズが開始。

副題の「NEW」は本来の意味と「乳」を掛けている。2期タイトルは「ハイスクールD×D B×B(バランスブレイカー)」とか「ハイスクールD×D セカンドブースト」とか格好良い系、そう思っていた時期が俺にもありました。

今期は既に、原作3巻『月光校庭のエクスカリバー』と4巻『停止教室のヴァンパイア』をやると明言されており、主題歌も両方変わるそうで。おお、それは楽しみだ。

OPは安定の格好良さ。ヴァーリやギャスパー、赤龍帝の鎧の登場にはテンション上がるよな。
2部構成を明確にしているためか、タイトルの下には「月光校庭のエクスカリバー」と表記されている。

本編開始と同時に、いきなり規制の必要なシーンで吹いた。いや、俺はあそこまでオープンにされると、逆にテンション下がるというか……<どうでも良い
何で、部長や朱乃さんには、あんまり萌えないのだろうか……。

しかし、朱乃さんの指フェラシーン本気過ぎてワロタ
どうせBlu-rayの追加カットって、このシーンなんだろw

今回のエピソードでメインとなるのは、イケメン木場。本作の良いところは、男キャラがガチで活躍するところだよな。
復讐に燃え、抜き身の刃のような雰囲気を漂わせる木場にイッセーは……。
EDは凄く……裸です……。

そんな具合で新シリーズ始動です。上手いこと、キャラ紹介と本作の見せどころを詰め込んだ印象ですね。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ハイスクールD×D 第12話「約束、守りにきました!」

エピソードリンク
第2話「聖剣、来ました!」

原作リンク
ハイスクールD×D3 月光校庭のエクスカリバー(ファンタジア文庫、2009/04)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「直感です、運命を感じました!」

ファンタジア文庫原作のファンタジーがまさかのアニメ化。いや、ホント、アニメ化に向いているとは思ってなかったわ。
制作は昨年、GA文庫『織田信奈の野望』のアニメを手堅く仕上げたスタッフが集合しているとか。

OPには、今後登場するであろうキャラがわんさか登場してるけど、一体何巻くらいまでやるつもりなんだろうか。
原作は全く読んだことがないので、よく理解らない。

さて、神様が世界を捨てたことで、人が死ななくなった世界。母から墓守の役目を受け継いだ幼い少女アイは今日も墓穴を掘る。
ある日、人喰い玩具(ハンプニー・ハンバート)を名乗る少年が、街に現れたことで、アイの運命は激変する……というお話。

終始一貫して退廃的な雰囲気が漂ってるな。やや天然ボケ気味なアイが清涼剤になってはいるけど、暗い雰囲気は拭えず。
街の住人達も明らかにアイとは異質な描かれ方をしていて、そこはかとなく不気味。まぁ、その理由はすぐに明らかになるんだけども。

EDは若干本編が食い込んだもの、通常運転なのかな。原作イラスト担当の茨乃さんのイラストだったけども。

ところで、ショベルが路面に擦れて火花を散らすエフェクトは格好良いな。PVでも映っていたシーンだけど、そこだけ見ると、バトルものに見えないこともないw

そんな具合で放送開始です。みんながアイちゃんペロペロ(^ω^)フヒヒってなったら馬鹿売れするかもしれないけど、そんなに甘くはないだろうなぁ。

燃:C+ 萌:A- 笑:B 総:A

エピソードリンク
第2話「死の谷Ⅱ」

HJ文庫,MF文庫J,ゲーム,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ノベライズ,ファミ通文庫,富士見ファンタジア文庫,新潮文庫,講談社キャラクター文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・パパのいうことを聞きなさい! <13>
・小説 仮面ライダークウガ
・犬とハサミは使いよう <7>
・おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版

それから見送っていた、

・冠絶の姫王と召喚騎士Ⅲ(ファンタジア文庫)
・バロックナイト #3 Memory of Baroque:幻象都市(MF文庫J)

の計6冊。
スーパーダッシュでは、スーパーダッシュ&ゴーがwebオンリーに。早くもポシャってんじゃねーか!言わんこっちゃないwwwwww
と思ったけど、1年以上は続いたのか。

HJ文庫では『おれと彼女の絶対領域』が完結してるのに、ドラマCD化。しかも阿澄佳奈さんが1人で全ての音声を担当するという、よく理解らんコンセプト。
あれか、コンセプトありきで、オリジナルストーリーでやるのは手間が掛かるから、ラノベから適当な原作を拾ってくるかってことなのか。

講談社ラノベ文庫では、『クロックワーク・プラネット』がシリウスでコミカライズ決定。
シリウスとか、何とも中途半端なところだな……。

更に、MF文庫J『まよチキ!』でお馴染みのあさのハジメさんが、たにはらなつきさんと組んで新シリーズ『桃音しおんのラノベ日記』を開始するそうで。
いきなり単独サイトが作られていて吹く。
ラノベ文庫は流石、資金力が違うなぁw
まぁ、タイトルにラノベって入ってるから買うけども。
ボーダーは、

・十二国記 不緒の鳥

の計1冊。
一般は、

・文庫版 キケン

の計1冊。
コミカライズは、

・犬とハサミは使いよう <2>
・ポケットモンスターSPECIAL <45>
・冴えない彼女の育かた ~egoistic lily~ <1>

の計3冊。

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「琴里、お前は精霊なのか?」

サブタイは「イフリート」と読みます。
さて、原作4巻にしてクライマックスエピソード『五河シスター』編に突入。士道は実は精霊だった琴里と向き合っていくことになる。

ストーリー自体はローテンションなんだけど、女性陣が安定して可愛いのは強みだと思う。
話には全然絡んでないけど、私服姿の四糸乃が可愛いから困る。ダウナー系の令音さんも素敵だよな。

入院中の折紙さん、士道に対して責めの姿勢を採り過ぎだろw
指フェラとか完全にアウトでワロタ

EDは動きの無い方の残念なやつ。今回は十香と琴里のカットで構成か。登場済みの精霊を全部出せば、ちょっとはマシな絵面になると思うんだけど……。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第九話「狂乱の悪夢」
第十一話「カウントダウン」

富士見ファンタジア文庫

ゾディアック・ウィッチーズ 十二星座の魔女 (富士見ファンタジア文庫)
著:朱門 優 イラスト:ななか まい

「とにかくさっきのはカウントされない!お前は清い身体のまま!よかった貧乳で!あってよか……いや、なくてよかった残念な胸!残念パイに敬礼!」

ファンタジア文庫2013年6月の新刊。約1週間の積み。
エロゲシナリオライターの朱門さんがファンタジアに殴り込み。ラノベデビューは既に一迅社文庫『アネモイ』シリーズで果たしている。

「ゾディアック」って単語の中二臭さは異常ということで、タイトル買いです。十二星座に関係した設定とか、そういうの大好物です(^q^)
太股が眩しい表紙ですが、帯を外しても、ぱんつは見えません。

舞台は、八十八の星座に選ばれた女性が魔術を使える世界。〈射手座(サジタリウス)〉の魔女ユキハに使い魔として選ばれた少年キミオは十二星座の中から〈天帝〉を決める戦い〈十二星間戦争(ゾディアック・ウォー)〉に身を投じていく……というお話。

あれ、同レーベル『冠絶の姫王と召喚騎士』でも似たような設定を見た気が……。

で、出た~!女子ばっかりの学校に少数の男って設定~!まぁ、キミオ以外にも男子は居るって設定だけども。

ヒロインのユキハさんはツンツン美少女かと思いきや、割と最初から隙というか何というかのある残念系ヒロインの要素も兼ね備えている模様。
これはこれで可愛いな!何と言ってもペラペーラハダカワイシャーツ!ですしおすし。

十二星座の魔女には他にどんな奴等が居るのかも気になるけど、まだまだありそうなキミオの禁呪も気にになりますね。
剣身に様々な禁呪を換装して戦うとか、やだ……格好良い……。

キミオは、ある人を助けるためにユキハの使い魔になったらしいけど、いずれその人物とユキハで三角関係に発展するのであろうか……。

そんな具合で『ゾディアック・ウィッチーズ』でした。もっと色んな星座が登場すれば盛り上がると思うので期待ですね。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
ゾディアック・ウィッチーズ2 十二星座の魔女(2013/10)