著:賀東 招二 イラスト:四季童子
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
短編集第三弾。本来は長編三巻の筈だったが、延期した結果、先に短編集が出ることに。
『すれ違いのホスティリティ』
かなめと宗介のことが気に入らない小暮教諭が、彼等を困らせてやろうと犯罪行為を行う話。極端に描かれてはいるものの、現実にありそうで怖い。
『大迷惑のスーサイド』
実際、球技大会なんぞは、やりたい奴だけがやってりゃ良いと思います。
『押し売りのフェティッシュ』
ポニーテールフェチの話。確かに恭子にはポニテより、いつものおさげ髪の方が似合ってるな。見慣れてるからかもしれんが。
『雄弁なポートレイト』
かなめ達の担任神楽坂先生と美術の水星先生の話。何というラブコメw
『暗闇のペイシェント』
宗介にも怖いものがあるのか、という話。かなめと宗介のイチャイチャっぷりに吹いた。いや、あれはイチャイチャだろ。
『猫と仔猫のR&R』
書き下ろし。テッサのエピソード。
宗介が何だかんだで学生生活をエンジョイしていて吹いた。
つーわけで、短編集第三弾でした。二巻までに登場したキャラや小道具(ボン太くん)の再登場で世界観に深みが出て来た感じ。
燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A