「人間は、どこまで行けるのかな?……どこまで行ってしまえるのかな?」
「どこまででも行けますよ。……どこまででも行ってしまえるんだと思います」
「そして━━どれだけでも幸せになれるんですよ、きっと。愛さえ、忘れなければ」
約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。でも間に『ラノベ部』が挟まってるので、執筆スピード自体は普通。
さて、名実共に『ねくろま。』最終巻です。タイトルだけ見ると、外伝臭いですが、ちゃんとした本編です。
最後はほぼシリアス無しのお祭り騒ぎ。最後も全裸祭りです。主人公のソリスも弾けてて、最終巻なのに、幼女化した挙句、大衆の面前でO・MO・RA・SHIするというミラクル。
最後の最後まで、いつも通りでした。
総評
そういうわけで、裸ブコメファンタジー、『ねくろま。』7七巻これにて完結。巻を重ねるごとに全裸へのこだわりが酷くなっていって、後半なんか全裸でない挿絵を探すのが難しいというイカれた状態に。
しかし、ラブコメVSシリアスなんて構図を堂々と書ける平坂さんは凄いと思う。
ファンタジー絡みの設定でも呪文詠唱が独特で面白かった。どこかで使い回せば良い思います。
後はじろうさんのイラストがもうちょっとクオリティが高ければなぁ。文章とイラストの両方からエロス攻め出来れば最高だったんだが。
新シリーズの準備もしているそうですが、取り敢えずは『ラノベ部』を書いてほしいな。
燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A-