MF文庫J

やってきたよ、ドルイドさん! 2 (MF文庫 J し 4-2)

著:志瑞
祐 イラスト:絶叫

 

「覗き魔のたぐいだろうか」

「うん、しかもかなりたちの悪い。お風呂を覗いた上に、女の子にウ○コを投げつけて悦ぶ真性のド変態だよ。フランス語で言うと、シャルル・ド・ヘンタイだよ!」

 

 MF文庫J、二月の新刊。そろそろ三巻が出るので、それまでに続投かを決定するために優先消化。

 

 表紙は一巻のシャレイリアに続いて、百合少女夏穂。

 本来、MF文庫Jの口絵の枚数は八ページと決まっているのだが、四ページしかなく、しかも全て使い回しです。何故、『とらドラ!』のコミカライズで忙しいのが判り切っている絶叫さんに頼んだんだ……。

 

 今回も連作短編形式で、サクサク読めるのは

前巻一緒だが、夏穂の百合っぷりが加速する一方です。シャレイリアのエロい姿を妄想したり、一緒にお風呂に入って身体を撫で回したり、おでこにチューしたり。

 

 一応、ジャンル的には美少女ものなのかなぁと思うわけだが、中盤のウ○コ乱舞の下りが最低過ぎるw

 瞬間的にウ○コって言い過ぎ。

 他レーベルの『"文学少女"』ネタをやったりと結構やりたい放題。

 

 最後まで最低と見せかけて、最後はちゃっかりハートフル百合なオチというワナ。

 

 つーわけで、二巻でした。三巻は取り敢えず買ってみます。続投を決定づけたのは、やはりウ○コでした。

 

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B

MF文庫J

緋弾のアリアIII (MF文庫J)

著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「……あ……アリア……」
「……キン、ジ……」
「…………た、す、け、て…………!」
「 言 う の が 遅 い !! 」

約二ヶ月二週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。サブタイトルは「ハニートラップ」と読みます。表紙は順当に理子。

二巻からの直接の続きで始まるプロローグ。のっけから何だかエロいです。凄いあざといんだけど、理子エロ可愛いよ理子。
エロ可愛いと言うか、今回はずっと理子のターン!!アリアとか白雪とかレキとかもサービスシーンあるんだけど、どうにもしゃーなしで盛り込んでる印象。白雪なんか、サービスシーンの後、実家に帰るって言って退場したしな。あんまりいっぱいキャラを同時に出すと、混乱するから懸命な判断だと思うけど。
いやでも、白雪のキャラで黒の下着はいただけないと思うんだ<何様

クライマックスでは理子の本音が少しだけ聞けたり、キンジのヒステリアモードが良いタイミングで発動したりで、なかなかの盛り上がりを見せました。冷静に考えると、『ONE PIECE』のアーロン編でナミがルフィに「助けて…………!!」って言う下りと似てるんだけど、まぁアツいから問題無い。

ラストではキンジの前に彼が探し求めていた兄が女装した姿で現れる。このお兄さんは女装した自分自身に性的興奮を覚えることで自由にヒステリアモードに切り替われるらしい。それってただの変態なんじゃ……。
つーか、また引っ張るんかい!

後書きではアリアが「文庫本の中だけじゃ狭い」と言いそうと書かれているが、もうコミカライズくらいは決まってるのかな?『聖剣の刀鍛冶』は確か四巻発売時にアニメ化告知だったから『アリア』も続いてもおかしくはないと思うが……。

四巻の表紙はレキかな。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

MF文庫J

黒姫のユズハ2 (MF文庫J)

著:田口 一 イラスト:をん

「舳先を希望に向けろぉ!!」

約二ヶ月二週間半の積み。実は隔月刊行。あれ、急に勢いが衰えたような気が……。つーかMFなのにLOVE寄せ少なめってどういうことだYO!
と言うか、折角の水着回を蔑ろにし過ぎだろう、常識的に考えて……(´・ω・`)

後書きでは、「海と言えば船!」とか言ってるけど、前シリーズでヒロインの身体をべろんべろんに舐めまわした著者の台詞とは思えねぇ。

そういうわけで、もう切り捨てで。次は六月だったか七月だったか。

燃:B- 萌:B+ 笑:B 総:B

MF文庫J

やってきたよ、ドルイドさん! (MF文庫J)

著:志瑞 祐 イラスト:絶叫

「クマーッ!」

第4回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞作。去年の十月の新刊。発売当初は特に惹かれなかったので放置したのだが、某レビューサイトでヒロインがう○ちを突つくという話を聞きつけて、二巻とセットで買って来ました。

ヨーロッパからやって来たドルイドの少女シャレイリアが騒ぎを巻き起こすドタバタコメディ。軽い百合成分あり。
イラストは『とらドラ!』のコミカライズで御馴染みの絶叫さんです。

うーん、良くも悪くもMFっぽい作品と言うべきか。軽く何かを読みたいってときには重宝するだろうけど、内容が薄っぺらいんだよなぁ。
コメディとは言うものの、そこまで面白いわけじゃないし。

まぁ、評判を聞いてから読んでるから、フィーリング買いに比べて、どうしてもハードルが上がっている部分はあるが。

全ては二巻を読んでからですね。早く読まないと、今月三巻出ちゃうけど。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
やってきたよ、ドルイドさん! <2>(2009/02)

著者リンク
聖剣学院の魔剣使い(2019/05)

イラストリンク
とらドラ! <1>(電撃コミックス、2008/02)

MF文庫Jライトノベル新人賞佳作リンク
竜王女は天に舞う One-seventh Dragon Princess(第5回、2009/11)
ふぉっくすている? 1本目(第6回、2010/10)
魔法少女☆仮免許(第6回、2010/10)
社会的には死んでも君を!(第6回、2010/11)

森羅万象を統べる者 〝万物創造〟(第8回、2012/10)
ひとりで生きるもん! ~粋がるぼっちと高嶺の花~(第10回、2014/11)
せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ?(第13回、2017/11)

MF文庫J

オウガにズームUP!2 (MF文庫J)
著:穂史賀 雅也 イラスト:シコルスキー

「俺、宮内さんのことが好きだと思う」
「……そうか」
「でも、宮内さんだけじゃないよ。原田も好きだ。如月だって好きだ。四方堂や九重のことはよく知らないけど、嫌いじゃない。もちろん、涼子姉さんのことだって好きだ」
「……私は?」
「ククルは……」
「別に……」
「特別に……好きなんだ」

LOVE!

約2ヶ月2週間の積み。5ヶ月振りの新刊。MFで5ヶ月スパンはきついものがあるな。
帯にでかでかと「発表!」って書いてあったから、まさかのメディアミックスかと思ったら、単に1年B組の出席簿を発表ってことでした。びっくりしたわ!

さて、やはり穂史賀さん独特のテンションで話が進みます。何だかんだで、最後の方のLOVE寄せを面白いと思ってしまう俺の負け。
チャイナドレスのククル可愛いよククル。

前巻のアンケート葉書から集計した出席希望ランキングが掲載されており、それに従ってストーリーに登場するキャラが決定されている。この試みは面白いな。ただ、今巻のアンケート葉書は普通。

1巻の時点では殆どサブヒロインのパーソナリティは不明だったからか、ほぼビジュアル順に並んでいるという印象。

クラスメイトの思惑がもっと絡んでいけば面白くなるかなぁ。その前に3巻でさくっと打ち切られそうな気もするけど。

次は7月だっけ?

燃:C 萌:A‐ 笑:B‐ 総:B+

MF文庫J

ギャルゴ!!!!!2 地域限定焼餅大全 (MF文庫J)

著:比嘉 智康  イラスト:河原

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  表紙のコトリがトップレスに見えた俺は病気。

  そんなコトリが目茶苦茶可愛いんですが。語尾に「っ」が付くのと、好き好きアピールがズルい。

  勿論、エリアスとかま子の可愛さもえらいことになっております。特に、かま子との相合傘の挿絵は反則。今回は擬人化までしたかま子だけど、そんなことしなくても十分過ぎる破壊力なんですが。

  更に新ヒロイン、ライムまで登場して、どんどんハーレム状態に。羨ましいぞ春男。かなり忙しそうやけど。

  前巻の終盤で、おばあちゃんの仇討ちなんて言い出しときは不安になったが、一巻のテイストが全く失われていないどころか、パワーアップしていたので満足。

  ところで、ルーク・エインズワースという人名が出て来ているんだが、これって『聖剣の刀鍛冶』のルークですか?


燃:B  萌:A  笑:B  総:A

MF文庫J

剣の女王と烙印の仔〈1〉 (MF文庫J)

著:杉井 光 イラスト:夕仁

「ずっとわたしのそばにいろ。死が巡ってきたら、それを喰らえ。わたしだけを、わたしの命だけを喰らえ」

約一ヶ月半週間の積み。多方面で活躍中の杉井さんが順当にMFに登場です。加えて、MFのお約束パターン、他レーベルから引っ張って来た中堅以上の作家さんにはファンタジーを書かすというやつです。
コメディだったら、即決で買いなんだけど、どう見てもシリアス路線なので、どうするか迷ったんだけど、迷うくらいなら買っちゃえというスタンスなので購入。

端的に内容を説明すると、ミニスカのツンツン美少女がぶっとい剣を振り回す話です。軽装で男だらけの戦場に出る理由は一応合理的な説明が付いている。
取り敢えずミネルヴァのミニスカが眩しいです。
彼女のツンツンっぷりがGA文庫『ばけらの!』のイヅナと被って仕方が無い。

この巻だけだと、今一つ盛り上がってないかなって感じなんだけど、まあこういうのはある程度巻数出てから勝負みたいなところもあるし、三巻くらいでコツつかむか。

ところで、もしかして最後の挿絵、ぱんつ見えてる?
アンケート葉書にも烙印が刻まれており、こういう凝り方は好きですよ。

燃:B 萌:A- 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
剣の女王と烙印の仔Ⅱ(2009/07)

著者リンク
シオンの血族1 魔王ミコトと千の花嫁(一迅社文庫、2010/03)
花咲けるエリアルフォース(ガガガ文庫、2011/02)
生徒会探偵キリカ <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)

イラストリンク
エアリエル ~緋翼は風に踊る~(電撃文庫、2010/06)
クラッキング・ウィザード 鋭奪ノ魔神と魔剣の少女(このライトノベルがすごい!文庫、2013/08)
神滅騎竜の英雄叙事詩(このライトノベルがすごい!文庫、2014/03)

MF文庫J

渚フォルテッシモ3 (MF文庫J)

著:城崎 火也  イラスト:桐野

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 表紙に朱里が登場ということで、朱里のターン!かと思いきや、やっぱり渚のターン!!どんどんツンデレ化していく渚可愛いよ渚。

  その一方で、姿を現す謎の占い師。流石に脱線し過ぎはマズいと思ったのか、今回は割と魔の海関係のエピソードを含んでいる。まぁ、それでもラブコメパートが面白かったので良いんだけど。

  ところで、空美の幼馴染みの香流って居る意味あんのか?殆ど空気な気がするんですが……。ただ、美少女のバリエーション増やすために出しただけなんじゃ……。

燃:C  萌:A  笑:A  総:A

MF文庫J,角川スニーカー文庫,雑記

偶然、ザスニを立ち読みする機会があったからパラパラっと見てみました。

 

・林トモアキさん新シリーズ『レイセン』はどんな話かと思いきや、普通に『マスラヲ』の続きでした。どうやらヒデオは就職出来たらしい。

 

・十文字さんの新シリーズ『ばけてろ』は他のシリーズとは毛色が違いそう。『薔薇マリ』の連載は終了したのかな。

 

・『デビルズ・ダイス』が打ち切られたいとうさんが新作を書いてらっしゃいました。『時間銀行ファイナンシア』だっけ?

 既にガガガに『時間商人』とかいうのがあるんですが……。

 

・『記憶の森のエリス』はタイトルが気になってたんだけど、イラストはこぶいちむりりんさんなのかよ!『緋弾のアリア』で登場してから、どんどん出て来るな。

 

・『ヒメゴトシステム』が掲載されているってことは二巻出るってことですよね?

 

・『時載りリンネ!』はまさかのイラストストーリー掲載でした。そういうことされると、欲しくなるじゃないか!文庫に収録してくれないかなぁ。無理だろうなぁ……。

 

 

 二十一日にGAマガジンを買いに行ったら、店長さんが「MFは明日です」と、何も訊いていないのに教えてくださいました。

 翌日、京都駅に行く用事があったので、地下の三省堂で買おうと思って行くと、スーパーダッシュの新刊しかありませんでした。そう、まだフライングしていなかったのです。

 

「なん……だと……?」

 

 となって、仕方なしにいつもの書店で買いましたとさ。京都駅の書店より入荷速度が速いなんて……恐ろしい子……!

 

the Sneaker (ザ・スニーカー) 2009年 06月号 [雑誌]
the Sneaker (ザ・スニーカー) 2009年 06月号 [雑誌]

MF文庫J

けんぷファー9 1/2 (MF文庫J)

著:築地
俊彦 イラスト:せんむ

 

「瀬能ナツル。私と付き合いなさい。付き合って、愛しなさい。私ならどんなことをしてもあなたを満足させるし、連れて歩くだけで自慢できるようになる。最高の彼女になるわ。絶対に後悔させない」

 

 約二ヶ月の積み。連続刊行で、箸休めエピソード。実質十一冊目。でも、今回の内容だと戦闘無いだけで普通に本編な気がするなぁ。

 

 で、ヒロイン勢の猛烈なアプローチにたじたじのナツルですが、どうにも絵のせいなのか淡々としたテンションのせいなのか、盛り上がらない。

 むしろ『アスラクライン』の洛芦和高校の名前が出て来たときの方が盛り上がったぞ。

 

 次は六月予定。

 

 アニメ放送局は取り敢えずTBSらしいね。

 

燃:C 萌:B 笑:B+ 総:B

アスラクライン〈9〉KLEIN Re‐MIX (電撃文庫)