電撃文庫

Kaguya〈5〉月のウサギの銀の箱舟 (電撃文庫)
著:鴨志田 一 イラスト:葵 久美子

「僕はひなた一筋だよ。おかげで、つばめ先輩からは、ストーカー扱いだ」
「……ご、ごめんなさい」
「だから、謝らなくていいって。こうして思い出してくれたんだ」
「でも……」
「でもじゃない」
「だ、だったら……」
「だったらでもない」
「……そ、その、何かでふさいでくれないと、また謝ってしまいそうです」

うわぁあああぁあああああああ。

約6ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊にして最終巻。表紙は殆どベッドシーン、半裸のひなた。何この露骨な釣り表紙。本編と全然関係無いじゃん。

読むのが10ヶ月振りくらいなので、内容を殆ど忘れているのは秘密です。
最終巻ということで、アルテミスコードが何なのかが明かされる。決着をつけなければいけないからなのか、あまり鬱方向に話が触れなかったのは良かったか。
ラブコメパートは安心して読めます。

最後は一応ハッピーエンドかな。

総評

そういうわけで、実は結構鬱な『Kaguya ~月のウサギの銀の箱舟~』全5巻でした。ラブコメ多めの異能力バトル程度に留めておけばよかったのに、がっつり鬱展開になる所為で、そこがあまり楽しめませんでした。
ズルズル買っている内に完結してしまうという一番質の悪いパターンになってしまいました。
うーん、最終的には地雷認定……かなぁ。

実はもう鴨志田さんは次のシリーズを開始しています。『さくら荘のペットな彼女』ってやつ。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B

さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)
さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE ( ドラゴンマガジン ) 2010年 05月号 [雑誌]

『これはゾンビですか?』

またもや表紙。Twitterをやるという重大発表。Twitter普及し過ぎw
来月も重大発表かあるそうで、噂も出てるし、アニメ化はほぼ確定か。

絵は凄い良いんだよなぁ。加えて、この作品は特集だけ見てると、凄い面白そうに見えるのが問題だw
『ハッチポッチステーション』とか久し振りに見たわ。
こぶいちむりりんさんの絵が沢山見れるから、特集は嬉しいです。

コミカライズ出張版もあり、盛り沢山。

『RPG W(・∀・)RLD』

ピンナップのクオリティがこれまた高いんだな。

短編はショウのターン!あれ、ページに空白が多いような……?

『氷結鏡界のエデン』

今月はピンナップとその裏のショートショートのみ。連載ではないのか。

『東京レイヴンズ』

あざのさんの新作。現代の東京を駆ける陰陽師の物語。あざのさんの作風と言えば、萌え萌えきゅんきゅんからは程遠いから、メインどころは2人とも男でBL要素を匂わせてるのかと思いきや、片方は男装少女という衝撃。何……だと……?

短編の連載も開始。内容は普通かなぁ……。

また、早くも少年エースでコミカライズ連載決定。作画はアニメ化もした『Venus Versus Virus』でお馴染みの鈴見さん。
最近、エースでのコミカライズ好きだな。

『ヘヴンズ・ダイアリー』

文芸部と聞いたら文庫を買わざるを得ない。

でも、何でお試し短編じゃなくて、絵師によるショートコミックが載ってるんだろう。

『生徒会の一存』

「バカッ、なに言ってんだ巡!ライトノベルってヤツは、巻を重ねてネタが切れてきたら、『実は目立たないけどクラスにずっと居ました』的美少女ヒロインが急に湧いてきたりしてきていいんだぞ!」

「お財布にやさしくない生徒会」で吹いた。

『鋼殻のレギオス』

何故か新連載扱いな不思議。遂にハーレイのターンがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

あれ、コミカライズは?

『レジェンド』はやっぱり欲しくなってきたワナ。よし、『聖戦のレギオス』3巻はスルーして、文庫で買おうw

『ハイスクールD×D』

以前から言われていたレヴィアたん登板回。と思ったら、思いの外ギャーくんが活躍。

『マケン姫っ!』

ドラゴンエイジで連載中の美少女バトル漫画がノベライズで登場。連載扱い。
確か、『おまもりひまり』もこんな感じでノベライズが掲載されたし、アニメ化フラグなんだろうなぁ。

『嘘の上で天使は何冊マンガを読めるか?』

『魔銃使いZERO』を盛大にスベらせたひびき遊さんがまさかの復活。相当追い詰められていたっぽいけど、ファンタジアに戻ってくるとはなぁ。

漫画と嘘をテーマにしたラブコメ。

アンケート葉書により次号のエピソードが決まる投票をいきなり決行。

短編はまぁ悪くはなかったかなぁ。主人公の、他人の嘘が見えるというギミックをどう活かすかが鍵か。

『伝説の勇者の伝説』

アニメは案の定、制作がZEXCS、監督が川崎逸朗でした。シリーズ構成が『レンタルマギカ』や『レギオス』とは違うので、どう転ぶか判らんけど、ZEXCSだしなぁ……。

ライナ役がルル山、シオンが小野大輔さんなので、キャストで釣れるか。

『フルメタ』みたいにイラストだけ描き下ろしで昔の短編を再掲載するつもりみたい。もう、かれこれ10年近く昔なんだよな。

『スノウピー』

リクガメが可愛く思えてくる不思議。

『HIGHSCHOOL OF THE DEAD』

アニメ化決定。そう言や、ノベライズの連載、いつの間にかフェードアウトしたなぁ。
ドラゴンエイジでも不定期連載っぽい。

『鍵開けキリエと封緘師』

隔号連載なのか。って、ページ少なッ!?

『Nin×Nin -忍-』

ドラぴくエスえす3回目にして最終回は雨木さん担当。ぼちぼち面白かった。

最後に3作で、どれが一番面白かったか投票を行うって書いてあったから、また短編掲載すんのかと思ったら、アンケート葉書にはっきり文庫化って書いてありました。

『ぼくと彼女に降る夜』

特集のみ。最新刊が天才編完結って言ってたから、もうちょっと続くのかと思ったら、後1冊で終わりだそうで。

『影執事マルクの手違い』

ドラマCD化決定。作品の雰囲気的にアニメ化は難しそうな気がするが、果たして……?

『本日の騎士ミロク』

特集のみ。あれ、連載って終わったのか?

『火の国、風の国物語』

3回目にして最後の投票は何とサブキャラ18人の中から投票。アレスの愛馬オルトスや既に死亡しているシスティナにも投票可能というはっちゃけっぷり。
主だったキャラは前2回の投票で出てるからなぁ。全然結果が予想出来ん。俺はクライスに投票しました。
彼とソフィアのラブコメ短編なら面白いんじゃね?という期待を込めて。

前回の投票はほぼ半数の票を集めてシオーネが勝利。順当な結果だわな。

『SH@PPLE』

前号の投票の結果、鳥子の恩返しが掲載。でもページ短ッ!?
連載は次がラストだそうで。

『風の聖痕』

最後の特集。ホロリとクるなぁ。
セットで『新約オオカミが来る!』の特集が載ってるんだけど、あれって編集部と揉めて移籍したんだと思ってたけど違うのか。

『ザ・サード』

短編集1冊だけ出して、またフェードアウトしたらどうしようと思ってたんだけど、ちゃんと長編の発売が決定。
どうやら絵師と揉めていたらしい。MF文庫Jの『フレンズ×ナイフ』も揉めたのかな。

『アビスゲート』

最近出ないから、打ち切りかと思っていたら、『スレイヤーズ』の特集の中で耐えていることが判明しました。

さ~て、再来月のドラマガは?

よっしゃあぁぁあああああぁああああ、『ハイスクールD×D』が表紙だぜぇぇえええッ!!

おっぱい!おっぱい!

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A+

アニメ,ファミ通文庫

「明久君って呼んでも良いですか?」

今回はDクラス及びBクラス相手の試召戦争。ゲーム画面っぽい演出はワクワクするけど、冷静に考えたら手抜きという。見せ方上手いから、あんまり気にならんが。

背景に黒板が映る度に『北斗の拳』の名台詞が書かれていた気がするのは気のせいだろうか。

そして物語はいよいよAクラスとの戦争へ!

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

バカとテストと召喚獣 (2) (角川コミックス・エース 256-2)
バカとテストと召喚獣 (2) (角川コミックス・エース 256-2)

スーパーダッシュ文庫

アスカ―麻雀餓狼伝 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:吉村 夜 イラスト:BUNBUN

「僕でいいのか。これでも男なんだぞ、それはわかっているんだろうな」
「アスカは狼だけど、信義を守ってくれる。あたし、そう思ってあなたに賭けようと思うの」
「ギャンブラーなんだな、ユキは」
「生きるって、そういう選択の連続でしょ。生きること自体、ギャンブルなんだよ」

約3週間半の積み。ファンタジア文庫『RPG W(・∀・)RLD』でお馴染みの吉村さんがスーパーダッシュに何と麻雀小説で登場。ラノベにおける麻雀小説っつーと、メガミ文庫の『ナナオ・チートイツ』に続いて2作目かな?もっと昔にあったら知らんが。

イラストはスニーカー文庫『薔薇のマリア』やGA文庫、黒の『ポリフォニカ』でお馴染みのBUNBUNさん。相変わらず仕事し過ぎワロタ
仕事いっぱいあるのに、口絵8ページもあるの。

さて、本作は憧れの祖父の背中を追い、麻雀の世界へ飛び込んだ少年アスカの物語。様々な人と出会い、騙し騙されながら成長していく姿が描かれる。
一応、ラノベとしての体裁を保つためにメイドさんとかが出て来たりするが、ラノベっぽい部分と言ったら精々それくらい。親の有難さを説いてる作品って結構珍しい気がするなぁ。
あとはひたすら麻雀やってます。

超人麻雀度合いはほぼ無いと言って良い。その代わりなのかどうかは理解らんが、ストーリーに起伏を持たせるためにイカサマが登場します。こんなんやられたら勝てねぇなw

麻雀やる身としては普通に楽しめたが、最後がちょっと尻切れトンボに感じた。え、そんなさくっと勝っちゃうの?みたいな。大ピンチになったかと思えばそうでもなかったというのが拍子抜けしてしまった。
で、そのままエピローグも無く終わってしまうという。これは続刊希望。

最後の注釈を削って、もうちょっと本編を描いてほしかったな。注釈、そこまで要るかなぁ。あがり役一覧とか要る?

ところで、ヤクザ屋さんの言葉で「クンロク入れる」ってのは「ヤキを入れる」って意味らしいですね。怖ぇぇええええええEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
いや、そっち系の人が居るような雀荘に行く予定無いけども。

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)
ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室1 (富士見ファンタジア文庫)

著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「やっば、あっさり一回殺された!?」
「うわうわ冗談だろ!?ええと、どうするヒメア?」
「二秒ぐらい時間を稼いでくれれば、全員殺せる魔法を使えるよ?」
「いやいや殺しちゃだめだよ」
「だめなの?」
「そりゃだめでしょ?もうちょっとマイルドな感じでこう、ふわーっとこいつら戦闘不能にできないかな?」
「う~ん。じゃあ鎌鼬を呼んで、風でふわーっと足を切断すれば……」
「全然ふわっとしてねぇえええ!もっと、もっとマイルドにお願いします」

約1ヶ月の積み。5ヶ月振りの新刊。『いつ天』が5ヶ月も空くと気持ち悪いな……。
さて、ドラマガでの連載分を収録した短編集がようやく登場。ようやくっつっても、1年ちょっとだけどさ。
本編のナンバリングに組み込むんじゃなくて、別にシリーズタイトルを設けて出す、往年のファンタジアパターン。
でも、シリーズタイトル長過ぎると思うんだ。

今回は連載分3本を収録した上に、その合間合間と最後に書き下ろしで生徒会メンバーの放課後の様子が描かれる。書き下ろしでは化物との戦いは無し。

基本的には『伝勇伝』の短編とおんなじノリ。割と洒落にならない状況になっても登場人物の強さが半端無いので、結果的にギャグになるという。
読めば、月光様に罵られたい!となること間違い無し(ぇ
あと、ヒメア可愛いよヒメア。

後書きによると、元々『いつ天』は複数の作品のアイデアを詰め込んで作ったそうで、エントリオ兄弟も主役扱いだそうな。そうだったのか……。

そういうわけで初短編集でした。本編ががっつり重いから定期的に短編集を出して息抜きさせてほしいところ。
次は5月に本編6巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ5 夏休みカタストロフィ(2009/09)
いつか天魔の黒ウサギ6 欠席のウサギ(2010/05)

いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <2>(2010/10)

コミカライズリンク
いつか天魔の黒ウサギ 高校編 紅月光の生徒会室 <01>(2011/07)

富士見ファンタジア文庫

ハイスクールD×D6 体育館裏のホーリー (富士見ファンタジア文庫)

著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零

「いまよ、リアス!あなたの乳首が求められているわ!」

約1日の積み。3ヶ月振りの新刊。コンスタントに新刊が出るのは良いことだ。
表紙はゼノヴィア。一応、尻アピールの構図なんだけど、前巻のはっちゃけっぷりが凄かったので、あんまりインパクトは無いです。格好良いけど。
今月は『氷結鏡界のエデン』が出ないからエデンガードが出来ないぜ!ゼノヴィアさんの尻くらいなら楽勝で買えるよな、お前ら!

さて、3巻から始まった第2章完結巻です。合宿以降、小猫ちゃんの定位置がイッセーの膝の上になった……だと……?けしからん!
イッセーがおっぱいドラゴンとして魔界の子供達のヒーローになっていたりと合宿での成果が如実に現れていることが判る。乳龍帝てw

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「世界は僕と、君のものだ」

冒頭でいきなりコリオが登場。彼は広大な砂漠の中に建てられた劇場で、ルルタの物語を見ることになる。
いつの間にか彼の周りにはシャーロット、ウィンケニー、アルメの姿も。

というわけで、シロンのナレーションでルルタの過去が語られます。説明を省きまくって、かなりの早回し。ラスコールの説明なんて一切無かったし。
とは言え、原作を知らなかったら違和感無いかな。

ルルタに戦いを挑むハミュッツ。だが、その圧倒的な力の前に敢え無く敗北
彼女の死こそが勝利の鍵なのだ。というところで、最終回へ続く……と思ったら、あれ、次回ラストじゃないの?『迷い猫オーバーラン!』が4/10開始なのは事前特番があるからだと思ってたんだが。

燃:B+ 萌:B 笑:C 総:A

戦う司書と絶望の魔王 BOOK9 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と絶望の魔王 BOOK9 (集英社スーパーダッシュ文庫)

MF文庫J,ハヤカワ文庫JA,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

今月は公式発売日通りの発売。一迅社はもしかしたら1日くらいは早く出ていたかもしれん。ブツは、

・ぼくと彼女に降る夜 アビリティー・ゼロ~からっぽの未来
・火の国、風の国物語9 黒王降臨
・生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3
・ハイスクールD×D6 体育館裏のホーリー
・スノウピー1 スノウピー、見つめる
・シオンの血族1 魔王ミコトと千の花嫁
ぼくと彼女に降る夜 アビリティー・ゼロ‾からっぽの未来 (富士見ファンタジア文庫)火の国、風の国物語9 黒王降臨 (富士見ファンタジア文庫)生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3 (富士見ファンタジア文庫)ハイスクールD×D6 体育館裏のホーリー (富士見ファンタジア文庫)スノウピー1 スノウピー、見つめる (富士見ファンタジア文庫)シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)

あと、発売日に何故か置いていなかったハヤカワ文庫JAの

・ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことをⅡ
ザ・ジャグル 2―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-2)

の計7冊を購入。あと、ドラマガ買ってきました。
DRAGON MAGAZINE ( ドラゴンマガジン ) 2010年 05月号 [雑誌]

連休の関係でMFがフライングしていたら、えらいことになるなと戦々恐々していたんだが、幸いセーフ。ご丁寧にMFは24発売と新刊台のスペースを空けて紙が貼ってありました。こういう処置は有り難い。

『ザ・ジャグル』は会計中に失念していたことに気付き、店長にペコペコしながら別で会計してもらいました。

『まぶらほ』はもう切りの方向で。
『レジェンド・オブ・レギオス』は存在を忘れてましたが、折り込みチラシで表紙イラスト見ると、欲しくなってくんだよなぁ。何で最初から文庫で出してくれないんだよ!
『風の聖痕』は長編7巻の冒頭、つまり遺稿を収録だそうで。
まぶらほ じょなんの巻・ろく (富士見ファンタジア文庫)レジェンド・オブ・レギオスI リグザリオ洗礼 (富士見ファンタジア文庫)風の聖痕 Ignition 6 ヒミツのカンケイ (富士見ファンタジア文庫)

メディアミックスの話なんかはドラマガを読んだときに。

一迅社の来月の新刊にはまさかの続編『ある秋の卒業式と、空を見上げるアネモイと。』が登場。今更……!?
まぁ、買うけど(ぉ

スマッシュ文庫

おしえて!マーメイド (スマッシュ文庫)

著:みかづき 紅月 イラスト:兎塚 エイジ

「「「女って生き物をまるで分かってない!」」」

約9日の積み。スマッシュ文庫創刊ラインナップの1冊。まぁ、ラインナップ2冊しかないけど。
著者はジュブナイルポルノからラノベに進出して、がんがん書きまくってるみかづきさん。最近だと、ファンタジア文庫の『おまもりひまり』のノベライズが有名か。
イラストは『ゼロ使』でお馴染み兎塚さん。

さて、本作は人魚姫の童話をモチーフにした人魚とのラブコメディ。みかづきさんなら酷い地雷は無いか……と予防線を引いておいたつもりだったのに、うーん、これは……。
値段を500円に抑えるための処置なんだろうけど、凄い薄いの。200ページ無いとか、どんだけ。そりゃまあ、スーパーライトを掲げてるんだから、これくらい薄いのが適切なのかもしれんが。
イラストの比率は高めか。

薄いから、とにかくストーリーが駆け足。バタバタバタと片付いていった印象。もうちょっと各ヒロインを掘り下げるページがあれば……と思わずには居られない。
触手シーンはもっとがっつりやるべき(ぇ

各章の後に海の生き物の解説コーナーが付いてるけど、海の生き物と言えば、GA文庫『ライトノベルの楽しい書き方』ですよね。

そういうわけで、『おしえて!マーメイド』でした。がっつり地雷認定。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B-

おまもりひまり(1) 浪漫ちっくメモリー (富士見ファンタジア文庫)
おまもりひまり(1) 浪漫ちっくメモリー (富士見ファンタジア文庫)

アニメ,電撃文庫

「僕は数に頼る!!」

ダラーズの底力が発揮され、波江さんは追い詰められる。
まぁ、今回の肝はそんなことではなく、『バッカーノ!』のアイザックとミリアが出てキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
当たり前のように出て来るとはな……。

狩沢さんと遊馬崎は『Missing』の話とか「イッペンシンデミル?」の着信音とか。

ところで、『ハガレン』2期は2年目に突入するんですか?

燃:B 萌:B+ 笑:C 総:A

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))