ファミ通文庫

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫)

著:井上 堅二 イラスト:葉賀 ユイ

「……大丈夫。きっと、いつまでも好きだから」

約一週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。表紙は遂にその姿をイラストに現した秀吉の姉優子。秀吉よりちょっと釣り目なのね。優子可愛いよ優子。

口絵は女性陣の水着姿。一部は3.5巻で御披露目された水着です。最初からスク水なんて期待してなかったぜ!
秀吉が完璧にヒロインの中に混じってる件w

さて、短編集第二弾はオール書き下ろしです。

『アタシと愚弟とクラス交換』
タイトル通り、双子の入れ替わりネタです。
この短編はFBonlineに特別掲載されている。
今後も優子はストーリーに絡んでくるんだろうか。

『僕と海辺とお祭り騒ぎ(前後編)』
前巻からネタ振りされていた、海へと遊びに行くエピソード。いつも通り。

姫路さんと美波の浴衣姿が眩しいです。

『雄二と翔子と幼い思い出』
遂に語られる二人の始まりのエピソード。何故、雄二が翔子を拒絶するのか理解らん。

次の表紙は葉月か小暮先輩か、それとも新キャラか。

ところでアニメのPV見たんだけど、クオリティ高そうだな。

燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

ファミ通文庫

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂

「今まで世話になりました。先輩が教えてくれた、ハイネも、バイロンも、中也も、タゴールも、すっげーいい詩ばっかりだった。忘れない」
「けどさ!先輩も、人に教えるだけじゃなくて、たまには自分のために読んで、実践してみるのもいいと思うぞ」
「恋をしろよ!文学少女!」

約一週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。短編集は八ヶ月振り。
表紙は単独で琴吹さん。

というわけで、今回はずっと琴吹さんのターン!!と見せかけて、八割くらい亮太と森ちゃんのターン!!
ページをめくってもめくっても亮太と森ちゃんの話w

ただ、これがなかなか馬鹿にできたものではなく、本編の裏側で進行していた物語となっており、本編にも影響を及ぼしていたという衝撃。この構成は上手いと言わざるを得ない。

書き下ろしも亮太と森ちゃん成分が多いのだが、最後の心葉と琴吹さんのデートを描いた一本がえげつない。
この短編だけ見れば、全開LOVE寄せなんだが、この後どうなるか知っている状態で読むと、うわぁあああぁあああああああ琴吹さぁぁあああぁぁああぁああああああああん!!

そういうわけで、短編集二巻でした。短編集は次でラストかな?
次は年末、『“文学少女”見習いの、傷心。』。DVD付き特装版を予約しました。
「次、年末か。大分空くなぁ」って思ったけど、後四ヵ月しかねぇえええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!一年経つの早ッ!!

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
“文学少女”と恋する挿話集 <1>(2008/12)
“文学少女”見習いの、初戀。(2009/04)
“文学少女”見習いの、傷心。(2009/12)
“文学少女”と恋する挿話集 <3>(2010/04)

コミカライズリンク
“文学少女”と恋する詩人(2011/01)

一迅社文庫

ANGEL + DIVE CODEX〈2〉NIGHTMARE (一迅社文庫)

著:十文字 青 イラスト:青稀 シン

「タァーンクトップ万歳……ッ!」

約一ヶ月二週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。実質は第五巻。

前回はちょろっと出て来ただけだった夏彦と桜慈がすず達と接触、バトルに。こちらは北極星の下っ端、向こうはイコンでそこその立場な上に場数も踏んでるということで太刀打ち出来ない。

多分、今の雰囲気からすると、いずれ合流するんではないかと思うが。

そしてラストでは依慧と織慧が登場。次巻から本格的に絡んでくるのだろうか。

ちなみに本作は『ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~』と同時発売。一つのレーベルから同時に全く違う内容の本、しかもどちらも新作が出るってラノベ業界では相当珍しいことなんじゃね?

燃:B 萌:A- 笑:B 総:A-

ぷりるん。―特殊相対性幸福論序説 (一迅社文庫)
ぷりるん。―特殊相対性幸福論序説 (一迅社文庫)

ガガガ文庫

されど罪人は竜と踊る 6 (ガガガ文庫)

著:浅井 ラボ イラスト:宮城

「ギギナ、直立歩行する糞と話す気分を知っているか?」
「今の気分だが?」

約四ヵ月三週間の積み。二ヶ月振りの新刊。やべー、放ったらかし過ぎた……。これ、七巻にキャンペーンの応募券が付いてなかったら、もっと放ったらかすところだったんだぜ……?

今回も短編集です。これで過去編以外のザスニ掲載分は収録出来たんだろうか。
長編に含まれている要素をバラして、それぞれの短編に凝縮したような印象。

『雨にさらして』では痛烈なラノベ批判が書かれていてぐんにょりした。
でも、エピソードのオチは珍しく救いがあって驚きました。落とすとこまで落とすのが浅井さん流だと思い込んでます。

取り敢えず言えることは『され竜』の挿絵にニーソはいた女の子が出て来たら物凄い違和感ということですね。

次は八月。既に積み本の山に埋まってる気がするけど、気のせいだよ!

燃:B 萌:B+ 笑:A- 総:B+

MF文庫J

いつも心に剣を〈2〉 (MF文庫J)

著:十文字 青 イラスト:kaya8

「バカなレーレ」

約三ヶ月二週間の積み。三ヶ月振りの新刊。『薔薇マリ』と『ANGEL+DIVE』と同時進行でこの刊行ペースは驚異的。

さて、第二巻。今回は聖騎士ヨナハンとその許嫁アラベラの物語がメイン。魔女審判にかけられそうになるアラベラを救いだそうとする彼に協力することになるレーレとユユ。

まぁ、十文字さんがこのパターンでハッピーエンドを用意している筈もなく、案の定の絶望展開でした。その方が盛り上がると言えば盛り上がるんだが。

アラベラの話が浮上するまではヨナハンは非常に喧しいキャラクターで台詞の一つ一つにエクスクラメーションマークが付いていると言っても過言ではないほど。これ、構成作業が結構面倒なんじゃないかなぁ。

そしてラストではヨナハンの幼馴染みセルジュに脅しをかけられるレーレ。さあ、鬱に向けてまっしぐらだ。

ぼちぼちエンジンがかかってきた印象。ただ、イラストのクオリティはもうちょっと何とかしてほしいところではある。

次は今月だっけか。え、十文字さん本出し過ぎじゃね?

燃:B- 萌:B 笑:C+ 総:B+

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「あいつは私の最終兵器だから」

最終回に向けての真面目展開に突入した模様。ギバルテスも再登場するわ、大怪我を負った美鎖は行方不明になるわとかなりのシリアスっぷり。
EDの後にエピローグを入れてくるあたりからもそのシリアスさが窺えるか。

ただ、話がどういう展開をしているかは今一つよく理解らなかったりします。俺の理解力が足りないだけなのか、「よくわからない現代魔法」なのか。

ちなみに今回はビルの受付嬢役としてOPを歌っている麻生さんが出演しています。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A-

よくわかる現代魔法 1 (ジャンプコミックス)
よくわかる現代魔法 1 (ジャンプコミックス)

アニメ,トクマノベルスEdge

「そうじゃないよ。僕は君のためにやったんだ」
「えっ」
「ま、今度牛鍋でも食べに行かない?」

このシーンの乃枝の可愛さは異常。思わず繰り返し再生してしまうほどに。

さて、練習試合に精を出す櫻花會。折角勝っていたのに、最後の最後でお嬢が習得したばかりの魔球を使ってしまい、逆転さよなら負けとなる。
前回のラストで忘れた魔球の投げ方だけど、ちゃんと思い出したのね。

記子が前回入手してきた試合記録は重宝されるが、乃枝はまだ何かが足りないと言う。こき使われる記子可愛いよ記子。

今回は野球をフルスイングでどっかに放り投げて、小梅がひょんなことから映画に出演することになるエピソード。
実際には川に落ちる主演女優のスタントだったのだが、主演という噂が拡がり大騒ぎに。
川に落ちるので泳ぎが達者でなければならないため、櫻花會の中から小梅が選出されたわけだが、事前の泳げる泳げないの会話の下りが、まさかの水着回へのネタ振りかと思ったのは俺だけではない筈だ。

小梅の本読みに付き合う三郎さんはまさかの大胆告白です。ガチスルーされてましたが。
噂を聞きつけ、高原もやって来る。彼の中ではいつの間にか小梅と恋人同士ってことになっているらしいw

そして映画撮影の件を持ち込んできた吉村さんに惚れられてしまう乃枝。繰り返すが乃枝可愛いよ乃枝。

そう言えば、アイキャッチが時々微妙に変化している件。基本は草むらにボールが転がっているだけなんだが、みんなの気持ちが沈んでいるときは雨が降っていたりする。今回はボールの上にバッタが居ました。今回は野球はお休みという意味が込められているんだろうか。

以前に小梅がハンカチを落としてしまう下りはコミカライズオリジナル展開と書いたが、原作を確認したら、該当するシーンがありました。俺の脳味噌、ポンコツ過ぎる……orz

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)
大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)

アニメ,電撃文庫

「お前の連れを売らないか」

おお、びっくりするくらい書くことが無ぇ!

ヘレーナ、また出てこねぇかなぁ。

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B+

狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)
狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)

ドラマ,GA文庫

「貴女のスイートなエナジー、感じましたよ」

今回の潜入先は美のカリスマ、粧子の邸宅。男を侍らすのは理解るとして、そのチョイスがw
どんどん奇抜な方向に行くなぁ。

曜子は完全に都合の良い駒扱いですね。

そして次回いよいよ最終回。予告のクライマックスっぷりが凄かった。

燃:B- 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

メイド刑事<デカ> (GA文庫)
メイド刑事<デカ> (GA文庫)

MF文庫J

やってきたよ、ドルイドさん!3 (MF文庫J)

著:志瑞 祐 イラスト:絶叫

「はっ、チョコじゃないわ。そんなのウンコよウンコ、色と形が似てるもん!」

美少女キャラに平気でウ○コと言わす、そのセンスが好きだw

約二ヶ月二週間半の積み。表紙はシャレイリアと夏穂のセット。また口絵少ないし……。しかもよく見たら四ページ中、イラスト載ってるの二ページだけじゃん!だから、何故絶叫さんに頼んだのかと……。
って、今見返してみたら挿絵も少なッ!

ネタとしては結構やりたい放題で連作短編一発目は酷い『マリみて』レイプでしたw
メラゾーマ五発分とか変態祭りとか。

う~ん、やっぱり個人的には今一つかなぁ。
今回のラストはこのまま三巻打ち切りエンドでフェードアウトしていってもおかしくない感じだったが……。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

マリア様がみてる (コバルト文庫)
マリア様がみてる (コバルト文庫)