ガガガ文庫

今日もオカリナを吹く予定はない (ガガガ文庫)
著:原田 源五郎 イラスト:x6suke

まずはブルマからスタート。そこから昇進しスク水へ。そしていずれは神。
神。
俺は神になる。
神になる男だ。

ガガガ文庫2009年7月の新刊。約4日の積み。小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作品。イラストは『狂乱家族日記』で御馴染みのx6sukeさん。イラストの段階では特に興味を惹かれなかったんだが、粗筋を見たら、ブルマが飛び交うと書いてあったので、釣られました。
って、別に飛び交ってないじゃん!ああ、ブルマという単語が飛び交うという意味か。

ストーリーは人間の寿命を奪う謎の存在「死角」と戦う少年少女を描く学園異能バトルものに分類出来ないこともない。
戦闘は基本的にさくっと終了し、日常を描いたコメディパートがメイン。このコメディパートがなかなかにクセモノでストレートな笑いじゃないと言うか何と言うか。独特の雰囲気が漂っているように思う。

『邪神大沼』といい、本作といい、笑える新人作品が出て来るのは良いことですね。

燃:C+ 萌:B+ 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
今日もオカリナを吹く予定はない <2>(2010/01)

第3回小学館ライトノベル大賞リンク
やむなく覚醒!!邪神大沼(審査員特別賞、2009/06)

小学館ライトノベル大賞優秀賞リンク
下ネタという概念が存在しない退屈な世界(第6回、2012/07)
弱キャラ友崎くん Lv.1(第10回、2016/05)
ドスケベ催眠術師の子(第17回、2023/08)
嫉妬探偵の蛇谷さん(第18回、2024/09)

アニメ,角川スニーカー文庫

「私の役目は観測だから」

『エンドレスエイト』五回目。劇中では15521回目。

 ここにきて、長門がスク水だと……?ゴクリ
 あんまり映んなかったけど。ちなみに古泉は何を思ったかビキニパンツでした。

 朝比奈さんの禁則事項して禁則事項が復活して、ちょっと嬉しかった俺が居る。

 で、ハルヒと朝比奈さんの寝顔がとても可愛い件。

 噂では、秋からタイトルを『涼宮ハルヒの消失』に改めて放送するとか、『消失』は劇場版とか言われてるけど、どうなんだろうなぁ。映画は観に行かないといけないから、テレビシリーズが良いんだけどなぁ。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

富士見ファンタジア文庫

終わるデイ・バイ・デイ〈上〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
著:賀東 招二  イラスト:四季童子

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  長編第四弾。初の分冊と思ったら、薄ッ!?本編、二百ページも無ぇぞ!後書きで、大人の事情とか言ってたけど、それってあまりにも原稿落とすから分冊にしましょうとかいうオチじゃないのか?

  さて、宗介とかなめに忍び寄る別離の危機。幸せな日常から一気にドン底へと急降下。『疾る』『揺れる』と、巻き込まれただけだったかなめが、再び事件の中心に。
  本格的に展開するのは、下巻から。

燃:B+  萌:B+  笑:B-  総:A


電撃文庫

らでぃかる☆ぷりんせす! せかんど
著:周防 ツカサ イラスト:赤人

「うおおおおおおおおおおお――っ!安産型――っ!」

 約二ヶ月二週間の積み。四ヵ月振りの新刊。一巻で切り捨てようと思ったんだけど、口絵にスク水が出てたら買うしかないじゃないか!
 ちなみに一巻は出てから一週間ちょいで重版かかったらしいですよ。売れている……だと……?
 表紙ではぱんつです。

 いやだから、赤人さんのイラストは大変エロ可愛いんですが、いかんせん内容が詰まんないんだよ!
 何だろうなぁ、LOVEが足りないのかなぁ。

 次は八月!でも今度こそ切り捨てる!

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2009年 09月号 [雑誌]

ドラゴンマガジン 2009年9月号

『いつか天魔の黒ウサギ』
 表紙。ヒメア可愛いよヒメア。
 表紙登場は1月号以来なのでアニメ化作品並のスパンです。

 で、その勢いでドラゴンエイジでコミカライズ&ドラマCD化決定。コミカライズは予告イラストを見る限りではクオリティ高そうでした。

 もうこれは確実にアニメ化の勢いだなぁ。アニメ化キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!→ZEXCS制作→(´・ω・`)→神奈川テレビ他U局→(´・ω・`)という流れがありそう過ぎて困るぜ……!

 あと、鏡さんは今月から、また四ヵ月連続刊行だそうな。だから死ぬって。まぁ、死ぬ死ぬ言いつつ、何回も連続刊行やってるわけだが。

 さらっと書いてあるけど、『伝勇伝』がゲーム化らしいね。

『ハイスクールD×D』

「どんぶらこ、ばいんばいん。どんぶらこ、ばいんばいん。どう見てもGカップ以上の爆乳です。張りといい、形といい、極上の乳でした」

 えっ、石踏さん、頭異常しいの?死ぬの?

 ポスターはヒロイン勢の水着イラストですが、露出が高過ぎるエロ水着が多くてぐんにょりしました。
 小猫ちゃんは白スクより普通に紺色が良かったです。

『生徒会の一存』
 アニメ版のイラスト?公開。全員、黒ニーソ……だと……?
 生徒会メンバー五人のキャストがみんな若手っぽいんだけど、これは制作側が声優で釣らなくても売れるものを作ってやんよ!という意気込みでやったと好意的に解釈して良いんだろうか。

 グッズでは会長の体操服セットがあるそうな。まぁ、確かにある意味コスプレアイテムなんだろうけど、考えた奴は二三時間正座な。
 更に、今後のドラマガに付録として、ねんどろいどぷちが付くそうな。出来が良いのが付いてくるなら、嬉しくないこともないが……。

『これはゾンビですか?』
 やっぱりチェックシートで吹いてしまうw
 特集イラスト絡みのショートショートを掲載。

『鋼殻のレギオス』
 あれ、『シークレット・サイド』って二巻で完結だったの?

『フェリ詩』では遂に『ぼくとレギオスの旅』までもが犠牲に……w
 ねんどろいどのレギオスくんあったら、ちょっと欲しいな。

 そして何と次号から深遊さん版のコミックが始まるそうです。キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

『かしこみっ!』
『ムーンスペル!』の尼野さんの新作。文庫同時発売で買ってあります。読むのはいつになることやら。アンケート葉書が挟まってたら、優先的に読むけど。

 短編の内容自体は普通だったが、内容を反映させたおまけページを設ける構成は面白いな。

『刹那のイグザルト』
 古株、市川丈夫さんの新作。これって確かかなり発売延期したんじゃなかったっけ?設定だけ見ると、電撃にいっぱいありそうな感じ。

『おまもりひまり』
 誌面には載ってないけど、ZEXCS制作らしいですぜ……。
 
『本日の騎士ミロク』
 ファンタジーなのに、スク水っぽいものが出て来る……だと……?

『SH@PPLE』
 付録のドラマCD体験版では僅かなドラマパートと井上さんとくぎゅのトークが収録されていた。雪国の声はイメージ通りかなと思うけど、舞姫はちょっと大人っぽ過ぎないか。
『H+P』
『SH@PPLE』に比べて、ドラマCDの収録時間が長い。キャストトークはキタエリが一人でべらべら喋ってました。

 周ちゃんのブログによると、短編の方は半分連載になってるみたいだな。

『蒼穹のカルマ』
 特集と四コマ。駆真の変態っぷりに霞みそうだが、在紗が白スクです。だから何故白にするんだ……!?

『しずるさん』
 ソフトカバーで復活。今度はがっつり他の上遠野さん作品とリンクするそうです。統和機構って言うと、『ブギーポップ』か?

『幻想譚グリモアリス』
 特集のみ。8月に富士ミスで出ていた『夜想譚』シリーズ全三冊の新装版が登場するそうです。

『碧海のAiON』
 リニューアルに伴う方針の変更で、漫画は全部打ち切ったくせに、ドラゴンエイジからの出張版とはいえ、コミカライズでもない漫画を載せるのはおかしくね?
『ヘカトンテイル』と『ろーぷれ・ぐるぐる!』を復活させてくれよう。

『フルメタル・パニック!』
 クライマックスシリーズ特集に載せるのはやめてもらえませんか。どうせ年内になんか出ないんだろ?

 付録にはこれまでにドラマガに掲載された四季童子さんの四コマをまとめた小冊子が。そんなので誤魔化されないぞ!

『ソード・ワールド2.0』
 ゲームブックDSシリーズに今後ドラマガ連載中の作品が登場するって書いてあるけど、それはTRPG関係に限らずってことなのか?

『RPG W(・∀・)RLD』
 特集のみ。イシュラとレヴィアの水着姿が見れたので満足しました。

『身代わり伯爵の冒険』
 ビーンズ文庫作品が二ページに渡って紹介されていてビックリした。アニメ化候補か……?

・イラストコンテスト
 今回の受賞者には葵さん、雨木さん、鏡さんが書き下ろした完全新作短編の挿絵を担当する権利が与えられるらしい。それは良いけど、何故忙しい作家ばかりをチョイスする……(´・ω・`)

 最後に新刊情報を。『黄昏色の詠使い』は完結臭いな。
 水城さんが久し振りに富士見に登場。『ちょコワ、いかがでしょう? ほんとにあった、ちょいコワ奇譚集』ってタイトル長ッ!と言うか一巻打ち切り臭が……。

 9月は『詠使い』の細音さんと『二ノ宮くん』の鈴木さんの新作が登場。まぁ、粗筋とイラスト次第かな。

燃:A- 萌:A+ 笑:A 総:A+


富士見ファンタジア文庫

これはゾンビですか?2 そう、私は死を呼ぶもの (富士見ファンタジア文庫)
著:木村 心一 イラスト:こぶいち むりりん

「……アユム、言っておきたいことがあるんだ」
「こんなこと、本当は恥ずかしくて口にもしたくないんだけど」
「今言わないと、もう言えない気がして」
「あたしね――」
「――トイレ行きたい

 約二ヶ月の積み。一巻で切り捨ての予定だったのに、ドラマガで巻頭特集されたりするから、買っちゃいましたよ。
 表紙はハルナに続いてユー。

 で、やっぱり出だしのチェックシートなんかは面白くてwktkするんだよなぁ。
 しかし、ストーリーはびっくりするくらい面白くない。どうしたいの?シリアスにしたいの?ふざけたいの?

 時折、クスリと出来る部分はあるんだけど、本筋がこれではなぁ。イラストは凄い良いのになぁ。

 しかも、今回露骨に次巻へと続いてます。今度こそ切り捨てるぞ!

燃:C 萌:A- 笑:B 総:B


コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス MISSING MAIL (4) (角川コミックス ドラゴンJr. 123-4)
作画:鳴瀬 のどか 原作:雨木 シュウスケ キャラクター原案:深遊

「それでもわたしはお前の仲間で隊長なんだ……!」

 前巻でサブタイトルのカウントが「LAST MAIL」になっていたので、どうなるのかと思ったら、普通に「SECOND MAIL」になっただけでした。単に、新章扱いになっただけなのか。

 で、一気にオリジナル展開が強くなってきました。世界的にセルニウムの量が減少し、鉱山を手に入れようと暴走する都市が出始めた。
 また、レイフォンはフェリの笑顔が本当はサヴァリスに向けられていたのではないかと思い悩む。

 切り捨てようとすると、先が気になるという恐ろしいジレンマ状態です。

燃:B 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

富士見ファンタジア文庫,角川つばさ文庫

ぼくとレギオスの旅1 歩行する都市 (角川つばさ文庫)
原案:雨木 シュウスケ 著:川村 ひであき イラスト:今野 隼史

『イエス、ボーイ。帰る場所(マイホーム)があるから、旅だってできるんだっずぇい!もし帰る場所がなかったら、それは旅じゃなくて、お別れ(グッバイ)なのさ』

 約二ヶ月四日の積み。『レギオス』の公式外伝が角川つばさ文庫から登場。
 物と話が出来る少年アッシュと電子精霊ステラがなりたい自分を探す旅に出る物語。旅の途中ではあのニルフィリアが加入したりもする。
 また、イラストは『七人の武器屋』で御馴染みの今野さんということで、買わない理由が一つも無い。
 そう言えば、キャラクター原案として深遊さんの名前は入ってないんだな。

 物と会話出来るアッシュの能力は生まれついてのものらしいけど、それって念威が変質した能力なのかな。

 正直、児童書ということで、そんなに期待してなかったんだけど、かなり良質で驚いた。児童書らしい教育的なメッセージを盛り込みつつ、これまで語られていなかった『レギオス』世界の設定も開示し、ハートフルエピソードあり、ラブコメありと盛り沢山。

 ステラ可愛いよステラ。ボクっ娘って『レギオス』では初めてじゃない?
 また、本編からのゲスト的登場のニルフィリアは周囲が年下なので、姉ポジション。嗚呼、ニルフィリアお姉ちゃんに蔑まれたい(ぇ

 そういうわけで、『ぼくとレギオスの旅』一巻でした。ソフトカバーのシリーズよりは断然面白かったです。これは続きが楽しみだ。

燃:A- 萌:A+ 笑:B- 総:A+

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

コミカライズ,電撃文庫

狼と香辛料 I (1) (電撃コミックス)
作画:小梅 けいと  原作:支倉 凍砂  キャラクターデザイン:文倉 十

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、正直ホロのエロさしか期待していなかったが、普通にクオリティ高いな!人物以外もちゃんと描かれてるし。また、1話のラストでロレンスがホロと出会うシーンをカラーで描く構成も面白い。だから、最初にカラーページ無かったのね。

  加えて、経済の話の部分も、絵付きで説明してくれているので、非常に親切。

  で、ホロ可愛いよホロ。予想以上でした。流石が、女の子を描きまくってるだけのことはあるな<何様
  問題はホロの乳首要る?ってこと。単行本での加筆修正なのか、雑誌掲載時からあったのか。電撃マ王なら載ってそうだけど。

  つーわけで、コミカライズ一巻でした。これは当たりの部類。
 

燃:C  萌:A+  笑:C+  総:A



狼と香辛料 (電撃文庫)
狼と香辛料 (電撃文庫)

MF文庫J

姫宮さんの中の人〈4〉学園祭ぶれーぶはーと (MF文庫J)
著:月見 草平  イラスト:Ein

「なにがツンデレ委員長だよ。デレパートなんて一マイクロ秒間もなかったじゃない」
「バカだなあ。これからだよ。あの間にデレるなんてどんな高速ツンデレだよ」

  おまけの会話が馬鹿過ぎるwww

 過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  全編、このノリでやれば良いのに。
  キャラ紹介の「姫宮ちとせ(中)」の「(中)」を「ちゅう」と読んだ俺の負け。
  完結かと思ったら、まだ終わらなかったワナ。別に浦乃のパート要らんと思うけどな……。

  で、ようやく存在感を出してきた結衣のターン!!結衣可愛いよ結衣。だが、真面目なところで、ボケる。それが月見クオリティ。「こ、こいつ動くぞ!」とか自重しろwww

  ところで、ちとせ先輩(中)が『アイマスXENOGLOSSIA』の幼い頃の春香に見えてきた。

  つーわけで四巻でした。自律型ちとせ先輩が出て来なかったのが残念だったが、概ね良好でした。

燃:C  萌:A-  笑:A  総:B+