富士見ファンタジア文庫

揺れるイントゥ・ザ・ブルー―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  長編第三弾。アニメ『無印』においてはラストエピソード。ダナンがガウルンに強奪されるということで、確かにクライマックスエピソードとしては、及第点の内容。

  今回は、ちらつき始める伏線がちらほら。

  レナードの存在が見え始めたり、かなめの護衛が宗介だけじゃないと判明したり。宗介はどちらかというと囮で、もう一人の方が本命らしい。

  それから、クルツの言う「彼女」とは一体誰か?思い病気を患っているようだが……。

  そして、今回の一件で、カリーニン少佐が決意したこととは?ラストの裏切りにかかってくることなのか?

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

電撃文庫

銀槌のアレキサンドラ〈2〉 (電撃文庫)
著:上野 遊  イラスト:いせのや じん

さあ、第2巻ですよ。今度こそ、初美にスポットが当たるかと思いきや、サンドラのライバル、アルマンディンの登場で、初美は中盤以降空気……orz
つーか、吉田さんやんw

アルマは色っぽいお姉さんタイプ。一歩間違えば、マージョリーですね(ぇ
今回の魔獣を倒したら、すぐイシュリアに帰っちゃったけど、すぐ戻ってくるよね?
一方、光輔のために、料理を覚えようとするサンドラ可愛ぇぇえええええええ!!

そして、光輔の2部屋隣に女子大生が住んでいるそうですが、それって何かのフラグですか?<考え過ぎ

そんな感じで第2巻でした。個人的にはサンドラの可愛さだけで、どうにでもなるんだが、これは打ち切りエンドが待ってそうな気がするなぁ。4巻くらいで。ある程度は設定に固有名詞があった方が面白いんじゃないかと思うんだが。
とか思っていたら2巻打ち切りのようです。

燃:B+  萌:A  笑:B+  総:A-

著者リンク
エアリエル ~緋翼は風に踊る~(電撃文庫、2010/06)

電撃文庫

輪環の魔導師 2 (2) 旅の終わりの森 (電撃文庫 わ 4-26)

著:渡瀬 草一郎  イラスト:碧 風羽

 

「やぁ、アルカイン。相変わらずぷにぷにしていますね」

 

  アルカインの肉球、ぷにぷにしてぇ。

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  さて、今回は幼女ヒロインキタ━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━ッ!!!!!!しかし中身は御年千歳とか何とか。

  これで、ようやく渡瀬さんのラブコメが読める。ホント、何でもいけるな、この人。

  また、フィノのヤンデレっぷりにも期待したい。でもラブコメとヤンデレって両立すんのかな?

  そして、今回新たに出て来た迷宮神群は、デフィスボンスとナシュレイ。もっとバンバン出してほしいんだけどなぁ。それと、マリアンヌも。

燃:A  萌:  笑:A  総:A

角川ビーンズ文庫

あだし野に眠るもの (角川ビーンズ文庫―篁破幻草子 (BB16-4))

著:結城 光流  イラスト:四位 広猫

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  元は角川ティーンズルビーから出ていたものがビーンズで新装版として登場……だった筈。

  さて、『少年陰陽師』の冥府の官吏が何を隠そう、この『篁破幻草子』の主人公、小野篁なのである。表紙だけだと、女の子みたいだな。

  ストーリーは『少年陰陽師』と同じで、退魔ものなのだが、やっぱりエンジンかかるのが遅い模様。

  いやまぁ、それは良いんだ。問題なのは、文章中に横文字が入ること。タイミングだの、シスコンだの、スカウトだの、およそ時代背景に相応しくない単語が散見される。そこは適当な言葉に置き換えとこうよ……。読者が理解し易いように意図的にやってんのかなぁ。

燃:B  萌:C  笑:B  総:B

角川スニーカー文庫,雑記

 七月の新刊だけど、例の如く一日フライングするので六月三十日発売です。

 今回のブツは、

 

・レンタルマギカ
滅びし竜と魔法使い

・円環少女
⑩運命の螺旋

・時載りリンネ!5
明日のスケッチ

R-15 ようこそ天才学園へ!

レンタルマギカ 滅びし竜と魔法使い (角川スニーカー文庫)
円環少女 10 運命の螺旋 (角川スニーカー文庫)
時載りリンネ! 5 明日のスケッチ (角川スニーカー文庫)
R-15 ようこそ天才学園へ! (角川スニーカー文庫)

の計四冊。『R-15』はイラストが藤真さんだったため、購入せざるを得なかったわけだが、地雷臭がぷんぷんしますw

 

 ヤングエースで『戦闘城砦マスラヲ』のコミカライズが始まるらしいけど、頼むから雑誌休刊に伴い打ち切りってのだけはやめてくれよ……。

 

 来月の新刊としては、『妄想少女(モウソウガール)
そんなにいっぱい脱げません!?』が気になります。

 タイトルと絵を見て、むっちゃ地雷臭するけど買いだなと思いました。

電撃文庫

とぅ うぃっち せる! (電撃文庫)

著:一色 銀河 イラスト:ひづき 夜宵

「止めておこう。三次元の幼女に手を出すヤツは、人間として最低のクズだ」

約1ヶ月3週間の積み。電撃文庫。『そらいろな』の1巻打ち切りから1年4ヵ月。一色さんが復活です。
イラストはMF文庫Jの『リミットレス!』などのひづきさんです。

イラストのろりぷに具合に釣られました。帯を外すとぱんつが見えます。
口絵は表紙の差分変化。MFにはよく見られるパターンだが、電撃では珍しいんじゃね?

主人公、遼平はとある事件に巻き込まれ、憧れの少女さくらの身体に魂が入ってしまうという、どこかで聞いたような筋書き。
要素的にはラブコメ×学園×魔法といった感じ。
前作が野球ものだっただけに、どうにも編集部に書かされているという印象が拭えない。

ラブコメにしても、魔法バトルにしてもあと一歩踏み込めば、もっと面白くなりそうなに思えるだけに勿体無い。

一応、2巻が出たらチェックするけど、地雷認定で。

燃:B- 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ ザ・ブラック1 (Flex Comix)

原作:大迫
純一 漫画:米村 孝一郎

 

「精霊は私の方なんで」

 

 webコミックで連載中の『ポリ黒』のコミカライズの単行本が登場。何故キャラクター原案としてBUNBUNさんの名前が無いんだ……。

 

 さて、表紙だけで十分に判ることだが、絵が濃いです。しかし、それが作品の雰囲気に合っている。

 

 ストーリーは原作四巻『トライアングル・ブラック』をベースにしているので、いきなりレオンが出て来ます。これは誰の意向なんだろう。大迫さんがレオンを出してほしいよう!って言ったんだろうか。

 

 まあ、それはさておき。マティアのタイツが気になって仕方がありません(ぇ

 

 ティグレアは原作とは大分変わり、かなり若く描かれている。と言うかエロいです。

 

 何だかんだで良いコミカライズだと思います。

 

燃:B+ 萌:B+ 笑:C 総:A

富士見ファンタジア文庫

オール・オブ・レギオスII 鋼殻のレギオス ワールドガイド (富士見ファンタジア文庫)

編:ファンタジア文庫編集部

 

 男の知らない女の子の領域は未知の領域は、こういうものなのかもしれない。見た目通りでもこうなのかもしれない。なんてこった。パラダイスだ。楽園はここにあったということだ。ハレルヤ。言葉の意味は知らないけれど、とにかくすごくハレルヤ!

 

 約一ヶ月一週間の積み。隔月刊行だった筈。リーリンがメインの表紙が凄く綺麗です。

 口絵として、これまでのドラマガ特集イラストや外伝の表紙イラストなどを収録。こういうのは地味に嬉しい。外伝の表紙は要らんけど。

 

 二巻である今回は前巻では省かれたグレンダンサイドのキャラ紹介を始め、外伝の紹介と合わせた世界観の説明やコミカライズの紹介などを収録。

 正直、外伝は読んでいるものの、大分置いてけぼりだったので設定解説は有り難い。

 

 この本が出た時点でまだ発売していなかった『ぼくとレギオスの旅』にも触れられている。全三巻予定だそうな。

 

 深遊さん版のコミカライズは以下続刊って書いてあったけど、掲載誌が廃刊になったのに続くの?

 

 書き下ろし短編『アップサイド・ダウン』は我らが非モテ代表エドが主役。エーリとの絡みという予想外過ぎる組み合わせ。

 良いなぁ、エド。連載にもまた出て来ないかな。

 

 そういうわけで、解説本二巻でした。一応、これで一区切りらしい。何だ。もっと冊数出るものとばかり思ってた。

 つーか、これなら一冊にまとめりゃ良かったんじゃね?

 

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:A

富士見ファンタジア文庫

レッド・ノクターン―鋼殻のレギオス〈6〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  いい加減、人物紹介でシノーラとアルシェイラを分けるの止めたら?隣のページで速攻、同一人物って明言してるしな。

  さて、第二部突入。狼面衆の登場で、今の世界の成り立ちの謎に近付いたから、今回から第二部ってことで良いのか。話には全然区切りついてないけど。

 で、巻を重ねる度にリーリンの出番が増えています。今回なんて、半分くらいリーリンのターンだぞ。彼女自身も何かしら重要な鍵を握っている模様。だからシノーラが構っているらしい。

  リーリンのターンの舞台は学園都市マイアス。「アイマス」に見えて仕方がない……orz

  んで、一時的に廃貴族の力を得たニーナがリーリンの前に現れた。続いて、狼面衆の襲撃。どんどん出てくるキーワード、リグザリオ、イグナシス、オーロラフィールド。

  また、ニーナの故郷の都市シュナイバルでは、電子精霊を生み出すリグザリオ機関があるんだとか。成長した精霊は自分の都市を持つため、旅立つといわれているが、ニーナは電子精霊が旅立つのを見たことが無いと言う。狼面衆の狙いは電子精霊の模様。

  リーリンはグレンダンの隠匿された電子精霊と縁を持っているらしい。

  一方、ツェルニには人語を解する汚染獣が出現。ハルペーと名乗ったそれと、対話するカリアンとレイフォン。


  そして、ハルペーの管轄外の汚染獣との戦い。第十七小隊の面々がレイフォンの元に駆け付けるシーンがアツい。

  ちなみに今回はドラマガ掲載の『ア・デイ・フォウ・ユウ03』と密接に繋がっています。こちらでは、レイフォンとニーナが狼面衆と遭遇。また、狼面衆と敵対するディクセリオという青年がニーナに雷迅という剄技を伝授した。

 

  何にせよ、謎らだけじゃあぁああああ!!

燃:A  萌:A  笑:C  総:A

電撃文庫

吸血鬼のひめごと〈2〉The Secret of the Past (電撃文庫)

著:鈴木   イラスト:片瀬

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  取り敢えず、たま可愛いよたま。彼女を中心にして、コメディ路線に戻せば、面白くなる兆しがあるのに、今回とんでもない絶望展開ですよ。

n何と、レレナ達が追っている化け物『貪』は、かつてのレレナの親友、舞の死体を乗っ取っていたのだ。しかも、今巻のラストで、レレナ達のクラスに転校してきたし……。あかん、どんどんコメディ成分増量の可能性が遠ざかっていく……。

  でも、一巻に比べればマシになったと思う。


燃:B  萌:B  笑:B  総:B