富士見ファンタジア文庫

七人の武器屋―結婚式をプロデュース! (富士見ファンタジア文庫)

著:大楽 絢太  イラスト:今野 隼史

「ノォォン!デクさん!結婚……オメデトウございまぁぁぁす!」

ジャンの漢気に全俺が泣いた。

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

さて第二巻。よく見ると、タイトルにカウントを表すものが何も入ってないんだな。表紙の何処かに「EPISODE○」と入っているってのが面白い手法。棚差しでは全く判んないけどな!

で、ノンのウェディングドレス姿が眩し過ぎる表紙ですよ。この巻を読むと、ノンが目茶苦茶可愛く思えてくるから困る。
今回は、一巻で結婚すると宣言していたノンが実際に結婚式を挙げるエピソード。
一巻では、ぼちぼちだったテンションが一気にクライマックスで吹いた。アツ過ぎた。特にミニィちゃんのポジションがオイシ過ぎるw
喝を入れて良し、戦って良し、ぶりっこして良しって、何という万能キャラ。

これは良い作品だ。

燃:A+  萌:A+  笑:A-  総:A+

C★NOVELSファンタジア

“本の姫”は謳う〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)

著:多崎 礼  イラスト:山本 ヤマト

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

コンスタントに出ることを期待していたのに、半年近く間が空いたワナ。しかも当初の予定では、今巻の三分の二は一巻に入れるつもりだったそうです。計画性ゼロだ!!

さて、今回は表紙が黒い!一巻のときは、結構カラフルで綺麗だったのに。
で、ようやく話のテンポが掴めてきたと言うか何と言うか。面白くなってきました。
声を取り戻したセラが意外と猛々しい言葉遣いなのにビックリした。そういうの好きですよ?

つーわけで、二巻でした。

燃:B+  萌:A-  笑:B-  総:A

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス MISSING MAIL1 (角川コミックス ドラゴンJr. 123-1)

原作:雨木 シュウスケ  作画:清瀬 のどか  キャラクター原案:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

エイジで連載中のコミカライズ第二弾。クオリティは今一つなのは、まぁ仕方ないとして、キャラの性格がえらい違うんですが……。特に、レイフォンのテンションが終始おかしい。
わざとやっているのか、何にも考えていないのか……。

それとフェリの出番がやたら多い件。いや、それは別に良いんだが。

そして、タッチが、やたら少女漫画チックな件。何で、清瀬さんが選ばれたんだろう……。
つーわけで、典型的なお茶濁しのコミカライズでした。

燃:B-  萌:B+  笑:B  総:B+

富士見ファンタジア文庫

ミキシング・ノート―鋼殻のレギオス〈8〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

「メイシェンはいい子だよ。僕が忙しいからって、いつもお昼の弁当を作ってくれるんだ」

レイフォン、核地雷踏んだ!!正妻の前で、何てこと言うんだ、この人!?

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

さて、『レギオス』初の短編集ですよ。今回はドラマガ初登場だった短期集中連載分を収録。通常の連載作品よりページ数が多いので、短編三本に書き下ろし中編一本で文庫が一冊出来てしまうワナ。
つーか、短編集出すの遅過ぎじゃね?
で、リーリンと再会したレイフォンがツェルニで出会った少女達のことを彼女に話して聞かせるという構成。正妻を前にして、何と言う命知らずwww

『クール・イン・ザ・カッフェ』
フェリのエピソード。ピンクのフリフリウェイトレス姿のフェリ!この一点に尽きる。
以前ドラマガの付録として付いてきたドラマCDを聴き返しているんだが、原作を知ってから聴くと、すげぇ面白いな。くぎゅが演じるフェリが病みつきになってきたw

『ダイアモンド・パッション』
ニーナのエピソード。パンダの縫いぐるみを抱っこしないと、ちゃんと眠った気分にならない隊長可愛いよ隊長。
彼女と同じ寮に住んでいるセリナとレウは、この短編が初登場だった筈。つーか、文庫に出て来てたっけか?
実は、ニーナが金剛剄を習得するという重要エピソードなんだが、何でこんなお馬鹿エピソードに……。

『イノセンス・ワンダー』
メイシェンのエピソード。最近影が薄いな……。まぁ、武芸関係の話になると、絡めなくなるからなぁ。
で、メイシェンがナルキ、ミイフィと共に、天剣授受者の謎に迫る。結局判らないまま、終わっちゃうんだけど。
三本の内、唯一真面目な話。でも、三本とも本編を読んでいてこそ楽しめる内容だよなぁ。この辺は、ドラマガ掲載時に読んだんだけど、これといってパッとしなかったし。

『なにごともないその日』
書き下ろし。レイフォンが天剣授受者になった直後のエピソード。取り敢えず、エロい侍女の格好して、リンテンスの部屋を掃除しに来る女王陛下自重w
つーか、この世界にコンセントあるのか!!

で、今巻の書き下ろし分で、大分天剣授受者の面々の設定が明らかになった。列挙するのが、面倒臭いくらいに。これからも天剣授受者のエピソードは読んでみたいな。性格悪い人多そうだけど。
そして、天剣授受者三人を秒殺する女王陛下は化け物ですか?

つーわけで、短編集一冊目でした。

燃:A+  萌:A+  笑:B+  総:A+

電撃文庫

アリソン〈3 上〉ルトニを車窓から (電撃文庫)

著:時雨沢 恵一  イラスト:黒星 紅白

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

表紙でスカート姿のアリソン可愛いな。

さて、ラストエピソード上巻。プロローグでは、数年後が描かれている。アリソンとヴィルは結婚しており、娘のリリアが生まれている。しかし、ヴィルは事故で行方不明になり、死亡扱いとなっている。もしかして、この段階で、『リリアとトレイズ』の構想あったのかな。まぁ、ヴィルとアリソンが普段、同じ場所で生活していないから、どうやって二人を合わせるか、というところから、考えないといけないもんなぁ。

今回は、ヴィルが友人の妹から求婚されているという衝撃の事実が判明。これは小一時間問い詰める必要があるな。

そして、後書きは過剰書きでした。ちなみに、前巻は横書き。本編と関係無いところで、頭使ってそうだな……。
さぁ、残すところ、後一冊!!

燃:C  萌:B+  笑:C+  総:B

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「おまけに、下着まではいてない……!」

ぱ ん つ は い て な い

さて、第三回。アバンでは弓子の活躍が描かれる。何故魔法発動時に全裸のイメージカットが?

今回はこよみと弓子の出会いに焦点が当たる。嘉穂が怪我をする辺りまでは原作準拠だと思うけど、その後、こよみと弓子が成り行きで行動を共にするところはオリジナルか?原作一巻しか読んでないから判らんけど。やっぱり予習は必須だったか。

デーモンの触手にぱんつを脱がされ、今回のラストまではいてない状態の弓子さん。まさかの触手にはいてない……だと……?
『アキカン!』と違って安心して居間で視れると思っていたらご覧の有様だよ!

次回のサブタイトルは『jini』。えっ、原作の二巻か三巻にそれっぽいタイトル無かったっけ?水着回らしいけど、どういうことなの?

おまけコーナーは本編の尺が長かったため、二十秒しかありませんでした。結局、次回予告の補足しただけ。要らんやん、このコーナー。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

MF文庫J

えむえむっ! 8 (MF文庫 J ま 1-11)
著:松野 秋鳴 イラスト:QP:flapper

「飛べないブタロウはただのブタロウ……でも、飛んだブタロウもただのブタロウだったわ……」

約二日の積み。五ヵ月振りの新刊。『えむえむっ!』はMFにしては結構間が空くな。
帯ではドラマCD計画始動の告知が。「目指せアニメ化!」って書いてあるし、これはもう確定したと思って良いだろう。しかも、ここまで丁寧に段階を踏んでいくってことは良いものが出来る……と信じたい。

表紙は美緒様とタロ子。総扉はやはり差分変化。今回もカバー裏には何も無し。

今回は最早嵐子ルートは確定か!?というお話。つーか、どんどん終わりに向かって突き進んでる気がするんですけど!!太郎と嵐子が想いを通い合わせるシーンは否応なく盛り上がったし。
美緒様はこのまま脇役に成り下がってしまうのか。
で、またしても露骨に次巻へ引っ張るオチです。

店長は『あずまんが大王』の大阪さんでした。どう考えても新装版の影響です。本当に有り難う御座居ました。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

ドラマ,GA文庫

「奥歯に物が挟まったような言い方。爪楊枝が欲しい……」

今回の潜入先はサブタイトルにもあるように、京都祇園の花街。折角、全編京都ロケなんだから、舞台にしたいのは判るけど、最早メイド関係無くね?メイドの格好してたの最後だけだし。

チープな演出には大分慣れて面白いと感じるようになってきたけど、戦闘シーンでも同じ手法を使うのはちょっといただけないかな。ダーツの下り要らんかったやろ。
つーか普通に部屋に本物の薙刀が飾ってあったみたいだけど、本当にそんなのあるの?無いよね?

ところで、水色の和菓子が凄い綺麗かつ美味しそうでした。

燃:B 燃:B- 笑:B+ 総:B+

メイド刑事<デカ> (GA文庫)
メイド刑事<デカ> (GA文庫)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 (3) 超限定版よっ!
原作:谷川 流 漫画:ぷよ キャラクター原案:いとう のいぢ

「あーもー次回に続く!!!」

予定通り、限定版が登場です。セット内容は本編単行本(限定版カバー)と描き下ろし小冊子とねんどろいどぷちの長門。ねんどろいどでかなり箱が大きくなっております。
何気に初ねんどろいどであります。

取り敢えず、消失編のパロディで長門の通い妻と化している朝倉さんが可愛いです。
相変わらず、やりたい放題で急にバトル漫画になったりする。美少女の可愛さあり、デフォルメキャラの可愛さありで二度オイシイ。

小冊子『古泉一樹の過去』はそのタイトル通り、古泉が機関に入ったときのエピソード。勿論正史扱いではない。また、無駄にクオリティが高いw

ねんどろいどぷち長門は大変出来が宜しい。頭に乗っかってるキミドリさんがとても可愛い件。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:B+

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

電撃文庫

ロウきゅーぶ!〈2〉 (電撃文庫)
著:蒼山 サグ イラスト:てぃんくる

「ん、とにかくありがと。……はは。智花って、幸運の女神様かもな。俺にとって」

 約一ヶ月二週間の積み。四ヵ月振りの新刊。どうやらタイトルはバスケ部を漢字で書いた「籠球部」から来ているようだ。成程な、これだと多少『C^3』と被り気味でも変えるわけにはいかんか。
 表紙は一巻のもっかんに続き、まほまほ。ブルマ姿ということでエロ過ぎます。十八禁です。
 帯には何と『苺ましまろ』のばらスィーさんからの推薦文が。「俺でさえ小学生は4人なのに……」とか何てイカす推薦文なんだw

 さて、正式に慧心学園女子バスケ部のコーチに就任した昴ともっかん達は来るべき球技大会に向けて合宿を行うことになる。その中で、まほまほと前回戦ったバスケ少年、竹中の確執が……というストーリー。
 もしかして、ローテーションで各ヒロインのメインストーリーが回ってくるのか?

 冒頭では昴の幼馴染み、しまぱん担当葵が登場。今回は完全に顔見せだけだったが、今後本格的に絡んできそうな予感。
 え、このキャラ要る?もっかん達とミホ姉でお腹いっぱいじゃね?
 ああ、そっか。闇あるところに光あり、ロリヒロインあるところに正統派ヒロインありということですね<違います
 と言うか、今回てぃんくるさんが多忙だったのか、挿絵が少なめなんだが、その折角の一枚がしまぱんに使われているわけですよ。
 何故!何故、もっかん達のスク水エプロンに回してくれないんだッ!!!!

 つまりそういうわけで、もっかん可愛いよもっかん!!他の四人も可愛いけど、特にもっかん可愛いよもっかん!!
「ふぇ?」って言うのはちょっとあざといけど、もっかん可愛いよもっかん!!
 一ページ読む度に悶々するから、読書スピードが遅くなること遅くなること。
 最後の挿絵は見開きでみんなのお着替えです。大変良いサービスシーンでした。

 これだけ萌え方面に突き抜けているにも関わらず、しっかりバスケでしっかり青春スポ根です。時々、熱い文章が出て来るから侮れない。五つのハートが揃う、とか。

 ってなわけで、『ロウきゅーぶ!』二巻でした。もっかん可愛いよもっかん!!
 次は秋頃だとか。

燃:A 萌:S 笑:B+ 総:A+