著:松野
秋鳴 イラスト:QP:flapper
「いいか、俺はいまからすごく当たり前のことを言うぞ!?パンツは食べられませんっ!」
「大丈夫、太郎ちゃんなら食べられるよ」
「食べられねえよ!なにその『わたし信じてるから……』みたいなまなざしは!そんな目で見つめられてもパンツは食べませんから!」
「熱いお湯にさっと通して食べたらおいしいと思うよ」
「しゃぶしゃぶみたいに!?」
「お野菜を包んで食べるの」
「わお、健康的っ!――ってバカか!」
こ れ は ひ ど い(最高の誉め言葉)
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。
さて、これまでの表紙は石動先輩と嵐子、あと帯の下に太郎という構成だったが、今回は何とお姉ちゃんのターン!!太郎も初めて、帯に隠れない場所に登場だ!
しかもカバー裏でもお姉ちゃんのターン!!こんな装丁をやってもらえるとは、これはもうアニメ化の前兆としか!<超希望的観測
このまま本編も、ずっとお姉ちゃんのターン!かと思いきや、本編はいつも通りでした。いつも通りと言っても変態度の加速具合が半端じゃねぇ。最早『いぬかみっ!』でも太刀打ち出来ないんではないだろうか。巻を重ねる毎に太郎だけではなく、脇役の変態度合いも酷くなってきている。
どうやら石動先輩と嵐子のターンが交互に来るようだが、今巻は石動先輩のターン。これは良いツンデレだ。出番が少ないものの、嵐子もしっかりアピールしてます。つーかピンナップの破壊力に、ああもう僕はどうしたら良いのかと!
だが、やはりロケットスタートの役目を担っているお姉ちゃんも強い。一冊丸ごとお姉ちゃんのターン来ねぇかな……。つーかお姉ちゃん特製目覚ましが欲しい。
やっぱり今回もあったパロディヒロインシリーズは、『Air』の観鈴です。多分。店長が無理矢理学園祭にやってきてまで、このネタをやるってことは今後も続くんですねw
そんな感じで四巻でした。ここまで来たら、もう打ち切りの心配は無いだろう。
燃:A 萌:S 笑:S 総:S