アニメ,角川スニーカー文庫

「それはお前が人に感謝されるのに慣れてないからさ」

というわけで、伝説となった学祭回です。見所は勿論後半のアレですが、その前にも朝比奈さんと鶴屋さんのウエイトレス姿という眼福シーンや古泉のクラスの演劇なども押さえておきたいポイント。

この頃の『ハルヒ』って凄い動いてたんだなぁという印象。新作エピソードって安定感はあるんだけど、あんまり動きがあるようには感じなかったからなぁ。

構内をうろつくキョンの後ろに時折ENOZのメンバーやハルヒ、長門が映っている。この細かい見せ方は上手い。

で、ライブのシーンなわけですが。一期放映当時の衝撃こそ無いものの、やはり凄いの一言に尽きる。
ハルヒの歌い方は平野さんの歌い方を参考に描かれているらしいですね。

ラストでハルヒはSOS団でもバンドをやることを思いつくが、そのときに「みくるちゃんはタンバリン」と発言している。まさかこれが『激奏』への伏線になるとは思いもしなかったぜ……!

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

アニメ

超重神グラヴィオン VOL.6 [DVD]

「なあ教えてくれよ。あとどれだけ戦ったら、お前は俺をアヤカのところに連れていってくれるんだ」

一期最終回。今更OP映像変更。でも、ただのバンクの寄せ集めなのでぐんにょりせざるを得ない。そんなどうでも良いことしてる暇あったら他にすることあるだろ……(´・ω・`)

EFAは対ゼラバイア用の機動モジュールを開発、大々的にお披露目しようとするが、その会場にゼラバイアが現れ、モジュールは起動を待たずして破壊されてしまう。この機体が二期のグラントルーパーに繋がっていくのかな。

現れたゼラバイアは対グラヴィオン用に進化した個体だった。つまりこれまでに使用した武器は全て無効。
トリアがファインプレーで用意した剣グラヴィトンブレイカーで挑むも、効かず。

そこでサンドマンが封印を解いたのがしろがねの牙こと超重剣。
超重剣を握った途端、グラヴィオンの顔にマスクが装着された。説明が足りな過ぎて何のこっちゃ判らんw
超重剣の登場からゼラバイア撃破までが早過ぎる気がすんだよなぁ。

一方、プレジデントは立花少尉という名を口にする。ミヅキとの関係は……?
ミヅキはミヅキで何やら不安な表情を見せてるしな。
つーか一回視てる筈なのに全然憶えてないぜ!

そして湖に佇むアヤカと涙を流すサンドマンのシーンで一期終了。分割二クールにしても、もうちょっと区切り方を工夫しても良いと思うんだけど……。

総評
そういうわけで、『超重神グラヴィオン』全十三話でした。要素ごとに見ると、凄い面白いんだけど、作画の粗さとシナリオの雑さが気になってしまう。
美女美少女を大量に配置しても、作画の所為でその真価を発揮出来てないし。

放映時期が近かったこともあってか『ゴーダンナー』と比較されることが多いそうだが、あっちの方が断然面白いな。

必殺技の発動であんまり盛り上がらないってのが致命的だと思う。

『Zwei』の放送はどうなるのかと思っていたら、普通に来週から始まるそうです。何で『ゴーダンナー』はちょっと間空いたんだよ。

燃:B+ 萌:A- 笑:C+ 総:A-

アニメ,講談社BOX

「キスをしましょう、阿良々木君」

ガハラさんの可愛さマックスでお送りするテレビ版最終回。凄いことに台詞があったのはありゃりゃ木さんとガハラさんとガハラさんのお父さんだけでした。
委員長出番無し!!

さあ、今回は委員長の専用OPが見れるぞ!とテンション上げていたら、ガハラさんのOP……だと……?
内容から考えたら、これがベストチョイスなのは理解るけど、委員長OPはネット配信のみかよ……(´・ω・`)

止め絵が多いとか言われたりしてるけど、作画が綺麗なのと見せ方が上手いので個人的にはあんまり気にならないなぁ。
にしても車内でのガハラさんの手つきのいやらしさは異常。

最後は美しい星空を見上げるありゃりゃ木さんとガハラさんの二人の会話で終了。
委員長の頭痛?何それ?って見方をすれば、凄い綺麗にまとまっていると思う。ED流すタイミングも素敵でした。

そして何故残り三話はネット配信だと説明しない……!?
総評は配信分を視てから書こうと思います。忘れそうだけどな!
後番は『とある科学の超電磁砲』。

ところで、『刀語』ってOVAじゃなかったの?来年一月から毎月一回一時間スペシャル形式で放送ってどういうことだYO!!

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

化物語(下) (講談社BOX)
化物語(下) (講談社BOX)

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX I

「しかし舞人様、何故電話で?」
「でんわ急げってね!」

ってね!じゃNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

二十二回目にして、初めてマイトガインの撤収風景が描写された。ロコモライザーにガインとマイトウイングを収納して撤収。

近頃、世間ではマイトガインのパイロットが人気ミュージシャンのパープルではないかという噂が流れていた。
誤解した誰かがパープルを襲ってはいけないと考えた舞人達はパープルとマイトガインのジョイントコンサートに潜入する。
そこでは案の定サリーがパンフレット販売のバイトをしているのだった。

パープルのコンサートはホイ・コー・ロウの罠だった。観客達は巨大ロボ、シャオマイも演出の一貫と捉え、盛り上がるが、ただ舞人達だけが事態の真相に気付いていた。

舞人はガインを呼ぼうとするが、ホイ・コー・ロウはそのときに出る信号を逆探知し、マイトガインのパイロットを割り出そうとしていたのだ。そのことを偶然知ったサリーのお陰で耐えました。ブレスの通信が使えないからって電話で解決すんのかよ!!お手軽だな!
そして激突するマイトガインとシャオマイ。シャオマイのデザインがえらい格好良いな。
会場の客全員を人質にとるホイ・コー・ロウは優勢を確信するが、パープルの裏切りによって、あっさりとマイトガインに倒される。

パープルはホイ・コー・ロウの部下を全部奪ったと言ってたけど、彼もエグゼブの配下なんだろうか。

作画監督が石田敦子さんだと一気にサリーといずみさんが可愛くなるマジック。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A-

アニメ,スーパーダッシュ文庫

確か『戦う司書』のアニメの放送局はBS11とアニマックスのみで、アニマックスでは事前特番が。BS11ではこの特番は無いっぽいな。

『アキカン!』『初恋限定。』『よくわかる現代魔法』と集英社枠で固定みたいだけど、今回はちょっと毛色が違うのかな。上記の三作はBSでの放送終了直後にキッズステーションで放送開始されてたけど、これはどうなるんだろうな。

映像を見た感じだと、クオリティはそこそこありそう。
キャサリロ役の広橋さんがハミュッツが下着をつけていないことに対して、やたら食いついていて吹いた。

最後には声だけの出演ながら、原作の山形さんのコメントが。

要点を抑えていて視聴意欲の湧く構成でした。

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

戦う司書と恋する爆弾 (集英社スーパーダッシュ文庫)
戦う司書と恋する爆弾 (集英社スーパーダッシュ文庫)

アニメ,講談社BOX

「欲しいところに欲しい突っ込みを入れてくるよね、暦お兄ちゃん」

たまにアニメシャワーは事前の告知無しで二話連続放送をやるから困る。しかも最終回付近でやるから質が悪い。アニメシャワーのプログラム全終了時には告知出してるんだろうけど、それじゃ全部視なきゃ判んないじゃない!「この後は○○○」のジャンクションをもっと有効活用してよ!
もしかして俺が気付いてないだけだったりして……?

ああああああああああああああああああああ、撫子可愛いよ撫子!
前半は延々ありゃりゃ木さんと撫子の会話が続く。アニメではっきりとドラえもんとかビックリマンとか言って良いんだろうか。

たまたま気付いたんだけど、今回の脚本って西尾さんが書いてるのね。これまでもそういう回があったんだろうか。

次回予告ではテレビ版最終回と明言されました。残り三話、何配信すんねんと思っていたら、『つばさキャット』が全五回で後ろ三回はネット配信だそうな。
え、まさか拾貳話はブツ切れで終わるのか?

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

化物語(下) (講談社BOX)
化物語(下) (講談社BOX)

アニメ,漫画

「無価値なものなんて何処にも無い!みんな誰かに必要とされて生まれてきたんだ!!」

今回はOP前のしゅごキャラによる今回のエピソード解説は無し。最後だからこそやっても良かったと思うんだけど……。

さて最終決戦。大量の×たまが合体した超巨大×キャラとの戦い。
アミュレットハートのオープンハート・フルボリュームで大撃破。技の途中でハート→スペード→クローバー→ダイヤ→ハートと切り替わっていく演出がアツい。でもフォーチュンは?

そして明かされるエンブリオの正体。実は今まで皆がエンブリオと思って必死に追い求めていたのは、ヒカルが自ら追い出した、彼のこころの卵だったのだ。
な、なんだってー!?じゃあ、今まで皆の苦労って一体……(´・ω・`)

まぁ、確かにあれがエンブリオである証拠なんて何にも無かったよな。大量の×たまが浄化されるときに現れていたのは持ち主を捜していたからか?

イクトのもう一つのたまごは父アルトのものだそうな。父はまだ生きていると確信したイクトは捜索の旅に出るよう。

最後には空海と海里と二階堂先生がちょろっと登場。三条さんの事務所の引っ越しを手伝わされていました。イースターが普通の会社になったため、圧力を掛けられることがなくなったようだ。

EDは一期の1stEDを使用。ダイヤはもうたまごには戻らないみたいだな。

総評
そういうわけで、『しゅごキャラ!!どきっ』全五十一話でした。原作が月刊連載のものを一年単位でやろうという時点で大幅な引き伸ばしが必要なのは理解るし、ナナと?キャラのアイデアは良かったと思うけど、それを最終決戦に活かせなかったのが残念か。
歌唄が助っ人に来るタイミングの前後で一緒に出せば良かったのに。

変身シーンに関しては一期よりもクオリティが上がり、見ていて楽しかったです。特にクラウンドロップのキャラなりは格好良かった。

主題歌をほぼ一クール毎に変えたのは凄かった。今って、それが普通なのか?EDは一番最初のが好きだったけど。

そして続く第三シリーズは『しゅごキャラ!パーティー!』。本編『しゅごキャラ!!!どっきどき』、しゅごキャラメインのショートアニメ、実写パートの三部構成。予告映像を見る限りでは、予算削減と大幅引き伸ばし戦法の気配しか感じれねぇ……(´・ω・`)
取り敢えず一回目は視るけど、切り捨ての可能性大だなぁ。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

しゅごキャラ! 9 (講談社コミックスなかよし)
しゅごキャラ! 9 (講談社コミックスなかよし)

アニメ

「我が名はインフィニティ。無限のメモリ也」

後少しで不幸のゲージが満タンになる。そこでウエスターさんとサウラーは共同戦線をはることに。
サウラーは日めくりカレンダーをナケワメーケ化。このナケワメーケの力によって、四葉町内の全ての時計が深夜十二時で停止し、朝日が上らなくなってしまう。
毎度のことながら、サウラーのナケワメーケの影響力凄ぇぇえええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

ウエスターさんはトラックをナケワメーケ化。こちらは普通に攻撃するだけ。
とは言え、ナケワメーケを二体同時に相手にすること自体が極めて稀。と言うか今まであったっけ?

気合いで戦闘には勝利するものの、不幸のゲージは満タンになり、インフィニティが姿を現す。って、シフォンがインフィニティやったんかい!!しかもインフィニティとして覚醒した途端にはっきりと喋ったぞ!これは驚いた。

次回のサブタイトルは『シフォンの隠された秘密!』だし、その辺の設定解説は次回してくれるだろう。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A+

アニメ,スーパーダッシュ文庫

「隼のたらい」

それは『ドラクエ』のはやぶさの剣とかけてのことなのか?

さて最終回。復活した伝説の魔女ジギタリス。弓子の身体ごと異界へふっ飛ばすしかないという美鎖に泣いて反対するこよみ。

情にほだされたのか、結果的にジギタリスが、こよみが弓子が大往生するまで守ることを条件に自ら弓子の中に引っ込んでくれたので事無きを得た。

ギバルテスはさくっとジギタリスに倒され、ホアンは美鎖のゴーストスクリプトに異界へと引き込まれた
盛り上げた割にはさくっと終わったな。

最後はEDを流して、帰ってきた日常を描いて終了。

総評
そういうわけで、『よくわかる現代魔法』放送事前特番+全十二話でした。演出意図のよく理解らない時系列シャッフルを含めて、「よくわからない現代魔法」と揶揄されるのも仕方ないかなという部分はあったが、安定した作画でそこそこ楽しめました。
最終的に内容はよく理解らなかったがw

主題歌がOP、ED共に素晴らしかったのもポイント高し。繰り返すが、OPの美鎖が箒で飛んでいるカットが秀逸。
また、EDは曲そのものが神曲でした。

映像自体のクオリティはそこそこだと思う。ウリである美少女がちゃんと描かれていたので、その辺りは『けんぷファー』にも期待したいところ。

問題はアニメ放映中に新刊がガイド本しか出ていないことか。一番出さなきゃいかんときに出さないでどうするんだ……。
その点『ゼロ使』なんかはアニメ放映中にガンガン出すよな。

後番は『戦う司書 The Book of Bantorra』。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A-

よくわかる現代魔法 TMTOWTDI たったひとつじゃない冴えたやりかた (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法 TMTOWTDI たったひとつじゃない冴えたやりかた (集英社スーパーダッシュ文庫)

アニメ,電撃文庫

「俺はお前が好きなんだ」

クライマックス。経済の話はよく理解りません。結局エーブとは決裂したわけか。原作では再登場してるらしいけど。

あとはロレンスとホロのイチャイチャが続く。

EDは静かにスタッフロールを流して終了。楽勝で三期が作れる終わり方でした。

総評
そういうわけで、『狼と香辛料Ⅱ』全十二幕でした。原作一冊につき、六話ずつ使うという非常に丁寧な作りでした。期待していない作品に限って……(ぇ

製作会社が変わったとはいうものの、特に目立った変化は無かったように思う。

一応ラノベ原作アニメだから見てたけど、やっぱりこういうタイプの話は肌に合わんなぁ。流石に三期はスルーかな。きっとやるだろうけど。

後番は『WHITE ALBUM』二期だっけ?

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)
狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)