漫画

黄昏乙女×アムネジア 2 (ガンガンコミックスJOKER)

作:めいびい

「貞一くんのことは全部覚えてる。どうしてだかわかる?」
「そっそれは……あ~~っ」
「胸が高鳴るから」

同時発売の『失楽園』2巻とセットで、「綺麗なお姉さん」フェア開催。なんちゅーフェアだw
さて、今回も夕子さん可愛いよ夕子さん!の一言に尽きる。少しずつ、脇役を増やしながら、若干シリアス成分を挟みつつも、最終的にはラブコメに帰結するのが素晴らしいと言うか何と言うか。

正直、もう貞一と夕子さんがイチャイチャしてれば、それだけで作品として成立する気がする。俺はそれで満足する。

早くもドラマCD化決定って、どういうことなの。最近はあれか、ドラマCD化くらい中堅作品ならやってしかるべきなのか。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A-

スマッシュ文庫

おしえて!マーメイド (スマッシュ文庫)

著:みかづき 紅月 イラスト:兎塚 エイジ

「「「女って生き物をまるで分かってない!」」」

約9日の積み。スマッシュ文庫創刊ラインナップの1冊。まぁ、ラインナップ2冊しかないけど。
著者はジュブナイルポルノからラノベに進出して、がんがん書きまくってるみかづきさん。最近だと、ファンタジア文庫の『おまもりひまり』のノベライズが有名か。
イラストは『ゼロ使』でお馴染み兎塚さん。

さて、本作は人魚姫の童話をモチーフにした人魚とのラブコメディ。みかづきさんなら酷い地雷は無いか……と予防線を引いておいたつもりだったのに、うーん、これは……。
値段を500円に抑えるための処置なんだろうけど、凄い薄いの。200ページ無いとか、どんだけ。そりゃまあ、スーパーライトを掲げてるんだから、これくらい薄いのが適切なのかもしれんが。
イラストの比率は高めか。

薄いから、とにかくストーリーが駆け足。バタバタバタと片付いていった印象。もうちょっと各ヒロインを掘り下げるページがあれば……と思わずには居られない。
触手シーンはもっとがっつりやるべき(ぇ

各章の後に海の生き物の解説コーナーが付いてるけど、海の生き物と言えば、GA文庫『ライトノベルの楽しい書き方』ですよね。

そういうわけで、『おしえて!マーメイド』でした。がっつり地雷認定。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B-

おまもりひまり(1) 浪漫ちっくメモリー (富士見ファンタジア文庫)
おまもりひまり(1) 浪漫ちっくメモリー (富士見ファンタジア文庫)

漫画

よんでますよ、アザゼルさん。(1) (イブニングKC)よんでますよ、アザゼルさん。(2) (イブニングKC)よんでますよ、アザゼルさん。(3) (イブニングKC)

作:久保 保久

「知ってっか━━うんこもらしは人間の8つ目の大罪なんだぜ!お前の魂はもう永久に救われねーんだ!」

イブニングで連載中の悪魔召喚ギャグ。芥辺(あくたべ)探偵事務所の所長芥辺さんとバイトの女子大生さくちゃんと召喚された契約悪魔アザゼルさんが織り成すドタバタコメディ。
ぶっ飛んだギャグ上等、下ネタ上等といった内容。容赦無いバイオレンスなツッコミが素敵w

芥辺さんが特殊な結界を張っているため、召喚された悪魔はデフォルメな姿となってしまう。これが意外と可愛い悪魔が多いのである。えぐい顔してないときのアザゼルさんは普通に可愛い。あと、モッさん。
縫いぐるみとか出したら売れるんじゃね?

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

アニメ,電撃文庫

「僕は数に頼る!!」

ダラーズの底力が発揮され、波江さんは追い詰められる。
まぁ、今回の肝はそんなことではなく、『バッカーノ!』のアイザックとミリアが出てキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
当たり前のように出て来るとはな……。

狩沢さんと遊馬崎は『Missing』の話とか「イッペンシンデミル?」の着信音とか。

ところで、『ハガレン』2期は2年目に突入するんですか?

燃:B 萌:B+ 笑:C 総:A

デュラララ!! (電撃文庫 (0917))
デュラララ!! (電撃文庫 (0917))

ガガガ文庫

GJ部(グッジョぶ) (ガガガ文庫)

著:新木 伸 イラスト:あるや

「コーヒー苦くてヤですよね。缶コーヒー甘くておいしいです」
「子供」
「部長に言われると、なぜかたいへん傷つきます」

約1日の積み。ガガガ文庫にファミ通文庫『明るい家族砲計画っ!』でお馴染みの新木さんが登場。
GJ部(グッジョブ)という謎の部活動に所属する5人の少年少女達のゆるふわな日常を描いたラノベ史上初の4コマ小説。
どういう具合に4コマかというと、ショートショートが阿呆みたいに収録されていて、その全てが4ページで終わります。最近、流行りのまんがタイム系の漫画みたいだな。

最初は特に買うつもり無かったんだけど、『家族砲』4巻で関係を匂わせるような記述があったため、気になってしまいました。
実際、同一世界のようで、主人公、京夜の読んでいるラノベの著者は『家族砲』に登場するお兄さんである。京夜のクラスメイトの横溝君というのも他のシリーズに登場しているそうで。

雰囲気としては、完全に『生徒会の一存』、MF文庫J『ラノベ部』です。あっちの方が断然面白いです。これは、ゆるふわし過ぎていて面白味が薄いというか。
各ショートショートの最後にイラストがあるのは面白いと思うけど。

男性向けライトノベルでは、ちゅーが稀という話は興味深い。確かに少ないな。基本的に、ちゅーしたら完結ってイメージがあるよな。

夏頃に2巻の発売予定があるそうで、まぁ、取り敢えずは様子見かなぁ。期待ageでランクは高めにしときます。
あ、紫音さん可愛いよ紫音さん。最近、俺年上スキーだな……。

燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
GJ部②(2010/06)

アニメリンク
GJ部 第1話「私がグッジョブだ!」

著者リンク
はなぢ店長じゃ、だめですか? <1>(ファミ通文庫、2012/02)

電撃文庫

スイート☆ライン〈3〉オーディション編 (電撃文庫)

著:有沢 まみず イラスト:如月 水(RED FLAGSHIP)

「なあ、あんたさ、何か死ぬほど真剣に物事に打ち込んだことはあるか?」
「は?」
「涙を流すほど、何かに一生懸命になったことがあるか?」
「て、てめえ、なにを?」
「届かない夢に向かって歯がみしたことはあるか?どれだけ頑張ってもなお報われないのにそれでも前に向かって進んだことは?心に描いた理想のために血の滲むような努力を重ねたことは?」
「な!?」
「なら」
「あんたは束になってもその人には勝てないよ!」

約1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。3巻目になっても、まだ正午が表紙に居座っているだと……?何という衝撃。
でも、永遠はデフォルメになっても追いやられ、代わりにはるかが登場。まぁ、今巻ははるかメインの部分が多いから仕方ないか。

というわけで、オーディション編です。永遠とはるか、それぞれの決意を抱え、オーディションに臨む2人。舞は出番無し。
何だかんだで、2人をがっつり手助けする正午。着実にハーレム王への道を歩んでらっしゃいます。オーディションのテスター役は代わってください。

2巻を読んだときは各巻によって、メインヒロインが交代していくのかと思ったんだけど、メインヒロインは永遠で固定なのね。
攫われた永遠を助けるために疾走する正午が格好良いんだよなぁ。クライマックスは否応なく燃える。

最後は盛り上がった夏の出来事が羅列されるから、まさかの打ち切りかとヒヤヒヤしたけど、全然そんなことなかったんだぜ。
次巻からはスイート☆ラインメンバー集結編だそうで。

巻末の宣伝では劇中劇「シックスティーン」のことが「セブンティーン」って書いてあって、ぐんにょりした。そういう雑誌があるから間違えちゃったのかな?

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
スイート☆ライン2 オーディション準備編(2009/10)
スイート☆ライン4 ユニット結成編(2012/02)

著者リンク
ラッキーチャンス!6巻(2009/12)
ラッキーチャンス!7巻(2010/07)

コミカライズ,電撃文庫

灼眼のシャナ 7 (電撃コミックス)

作画:笹倉 綾人 原作:高橋 弥七郎 キャラクターデザイン:いとう のいぢ

“紅世”真正の魔神“天壌の劫火”アラストール 対 “坂井悠二の母”坂井千草
「『世紀の対決』っていうのは、こういう事を言うんだろうな」

原作を積むと、自然関連書籍も積むことになるという。半年くらい積んでました。
表紙は何故か黒髪モードで全裸に夜笠をまとったシャナさん。贄殿遮那でエロイことしてるのかと思った俺は末期。

さて、原作Ⅲ、Ⅳ巻の愛染の兄妹編に突入。ソラト、ティリエル、シュドナイが新登場か。女性陣が可愛いのは勿論のこと、男性陣が魅力的なのが良質なコミカライズの証。
シュドナイ、かっけーなぁ。池君は池君で凄いイケメンになってるし。悠二は、うん、まぁいいじゃないですか。

シャナさんと吉田さんは可愛いわ、千草さんは素敵だわ、ティリエルはエロいわで、ああもう僕はどうしたら良いのかと!
一方、キスに興味を持ち始めたシャナを見て、保護者として大慌てのアラストールさん萌え。

この頃の『シャナ』ってバトルとラブコメが絶妙のバランスで成り立ってたよな。それが今じゃ……(´・ω・`)

燃:A 萌:S- 笑:B+ 総:A+

電撃文庫

灼眼のシャナ〈19〉 (電撃文庫)

著:高橋 弥七郎 イラスト:いとう のいぢ

「私は、悠二が好き」

「この私の抱く気持ち、愛こそが、最強の自在法」
「私は、この最強の自在法で貴方に挑んで、貴方を倒す」

約半年1週間の積み。7ヶ月振りの新刊。今回の肝はシャナの決意と姐さんの復活と散っていく[仮装舞踏会]の徒達。
ようやく、ようやくサブラクを討滅出来ました。長かった……。プロローグとエピローグは彼がフィーチャーされているが、“戯睡郷”メアの存在に言及するのはファンサービスがきいている。

激化する戦い。サーレとキアラが姿を現すが、いつの間にか恋仲になったそうで。サーレは教え子に手を出すやんちゃをしたということですね。
一方、姐さんと佐藤もエロい展開に。

あっちこっちでLOVE寄せするし、[仮装舞踏会]側の徒は討滅されていくし、ようやく終了の気配が漂ってきたか……。
悠二に関しても、シャナさんが倒して、言うこと聞かせる、みたいな流れになってきたし、何とかなりそうな気がしてきましたよ。

次は4月。

燃:B 萌:B+ 笑:C 総:A-

アニメ,ガガガ文庫,ハヤカワ文庫JA,雑記,GA文庫

ガガガはフライングは無いので、いつも通り。ブツは、

・GJ部
GJ部(グッジョぶ) (ガガガ文庫)
あと、GA文庫の

・這いよれ!ニャル子さん <4>
這いよれ!ニャル子さん 4 (GA文庫)
を購入して、計2冊。ハヤカワ文庫JAの『ザ・ジャグル』2巻も出てる筈なんだけど、見当たりませんでした。何でだ。
毎月後半はよく本屋に行くことになるから、それでも見付けられなかったらe-hon使おう。
ザ・ジャグル 2―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-2)

ガガガは来月の新刊は『ささみさん@がんばらない』2巻が出るんだけど、もういいかなぁ。
再来月は『セク研!』と『ラブコメ禁止ですの!!』がタイトルで気になる。でも、後者は著者が一柳さんなので、恐ろしく斜め上の内容である可能性があるなぁw


この間、教育テレビで放送されている『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』を偶然視たんだけど、キャラデザが萌えを意識し過ぎていて吹いた。まいん可愛いよまいん。


角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 IV (角川スニーカー文庫)

著:林 トモアキ イラスト:ともぞ

「お前がゼンラーマンを名乗るなら!俺は自らをこう呼ばねばなるまい……!ザ・リアル・ゼンラー!!そう!俺の名は、ゼンラーマン・カブトだ!!」

何だ、林さんって病院で執筆してるのか。

約10ヶ月2週間半の積み。7ヶ月振りの新刊。『マスラヲ』最終巻からは4ヶ月振り。
表紙はゼピルム共和国の大統領アンディ・J・イエスマンと国防長官セリアーナ・ヴァーゼンシュタイン。またミスマルカサイドじゃない新キャラか……。
と思わせておいて、セリアーナって『お・り・が・み』に出て来たセリアなのか。長命だって言ってるし、関係者とかじゃなくて本人なんだろう。
また、表紙のど真ん中におっさんを配置してくるチャレンジ精神に恐れ入った。しかし、これは人気がある証とも言える。まぁ、セリアーナが萌え要素満載のビジュアルだから、あんまり関係ないかもしれんが。

さて、今回の舞台はゼピルム共和国。2つ目の紋章を巡って、大騒動。民主主義がどうのこうの言ったりで、小難しい政治の話が続いて、やたらとシリアスな雰囲気……と思ったら、2人のゼンラーマンの登場で全部吹っ飛んだ。
前巻の後書きで匂わせていたから、出て来るとは思っていたが、まさか2人出て来るとはな……。

で、聖魔杯の起動紋章は封印されている土地を守るためのものだという話。それを使うときとは、交渉の余地など無い相手と戦うときにこそ使うべきもの。人同士の戦争で使うようなものではない、と。
ってことはいずれマヒロが大陸統一して、魔王と戦う流れになるんだろうか。

ところで、ミニスカートにチラ見禁止魔法が付与されている……だと……?

後書きはまたもや、やたらとテンションが高い。また、『新体操(仮)』の話してるし。『レイセン』の宣伝してると見せかけて、あんまりしてない件w

燃:B+ 萌:B+ 笑:A 総:A