ハヤカワ文庫JA

ザ・ジャグル 2―汝と共に平和のあらんことを (ハヤカワ文庫 JA サ 9-2) (ハヤカワ文庫JA)

著:榊 一郎 イラスト:usi

「終わったって言われても、その人の中の『戦争』は終わらない。それぞれの戦争の終わらせ方があるんだろうなって」

約4日の積み。隔月刊行。確かネットで発売日見たときは18日って書いてあったと思うんだけどなぁ。折り込みチラシ見たら、19日って書いてありました。そりゃ18日に出てなくてもおかしくねぇわ……(´・ω・`)
表紙は主人公ジェイド。1巻は一応ヒロインであるところのキャロルだったわけだけど、何でその順番にしたんだろう。別に萌えで釣る作品でもあるまいに。あ、でも新装版『フルメタル・パニック』もヒロインが先に表紙に出てるか。

1巻があんまり楽しめなかったので、読むのにちょっと抵抗があったんだけど、いざ読んでみたら、あれ、面白いぞ……?
2冊目ってことで、僕が慣れたってのもあるんだろうけど、文章の雰囲気が普段の榊さんに近くなった印象を受けた。世界観の説明が済んでるからかな。

今回は3本の中編を収録しているが、3本目の『還り来たるもの』が特に面白かった。面白かったっていうか、切なかった。
まぁ、黒榊さんだからハッピーエンドの筈がないと心の防波堤を設置してたからショックは薄かったけど。

いつものお説教が読めて、凄く安心した俺が居る。この雰囲気なら、続刊も楽しく読めそうです。

後書きでは、あからさまな長くなるよ宣言ですw

燃:C+ 萌:C 笑:B- 総:A

戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

MF文庫J,雑記

一昔前なら、今月みたいな日程だと20日には出てたんだがなぁ。1日だけフライングで24日発売。まぁ、早いとこでは連休前に出ていたみたいだけど。
ブツは、

・烈風の騎士姫 <2>
・えむえむっ! <9>
・IS<インフィニット・ストラトス>④
・僕は友達が少ない③
・三流木萌花は名担当! <3>
・機巧少女は傷つかない2 Facing “Sword Angel"
・神明解ろーどくらす
・図書館迷宮と断章の姫君
烈風の騎士姫 2 (MF文庫 J や 1-24)えむえむっ! 9 (MF文庫 J ま 1-13)IS〈インフィニット・ストラトス〉 4 (MF文庫 J ゆ 1-4)僕は友達が少ない 3 (MF文庫 J ひ 2-21)三流木萌花は名担当! 3 (MF文庫 J た 5-10)機巧少女は傷つかない 2 (MF文庫 J か 8-2)神明解ろーどぐらす (MF文庫 J ひ 3-7)図書館迷宮と断章の姫君 (MF文庫 J お 8-6)
の計8冊。固まり過ぎワロタ

『えむえむっ!』はアニメ化決定!!よっしゃぁぁああああああああああああ!!待っていたぜ、この時を!!きっと、これはメディアファクトリーからの就職祝いに違いない(ぉ
まぁ、制作会社がどこだ、とか、そもそも家で映るのかとか色々不安要素はあるんだが、今は取り敢えず喜ぼう。

『IS』、『僕は友達が少ない』、『機巧少女』は一気にアライブ誌上でコミカライズ決定。最近、MFはちょっと人気出ると、すぐコミカライズやる傾向にあるから、このままトントンとアニメ化までいけるかは微妙なところ。

『IS』はつい最近、中文版出版に関して揉めたので、まさかの打ち切りかとヒヤヒヤしたんだけど、和解したそうで。た え た!
こういう悪い話も聞こえる一方で、『イコノクラスト!』の新装版は利益無しでやったって話も聞くしなぁ。うーむ……。

『けんぷファー』12巻は完結か?表紙からすると、紅音の勝ちみたいだけど。
けんぷファー 12 (MF文庫 J つ 2-15)

来月は七月隆文さんとあきさかあさひさんが登場。

そういや、『ぷりぷり!!』って3巻で打ち切り完結したらしいね。あんなに冊数出しといて、最後打ち切りとか……(´・ω・`)

MF文庫J

ゼロの使い魔 18 滅亡の精霊石 (MF文庫J)

著:ヤマグチ ノボル イラスト:兎塚 エイジ

「貴族じゃなくたっていい。名前もいらない。だって、それはわたしが選んだものじゃないもの。感謝はしてるし、愛してもいる。でも、サイトはわたしが自分で選んだ唯一だから」

約2ヶ月の積み。7ヶ月振りの新刊。『烈風の騎士姫』からは3ヶ月振り。
泥沼化するかと思われたガリアの王位乗っ取りだが、それを上回る事実が判明したために、意外とあっさり解決。解決というよりは、それどころではなくなったと言うべきなのか。
エルフの新キャラも登場し、いよいよ聖戦が本格化か。

その一方で、才人とルイズはひたすらイチャイチャするのでありました。2人の絆が強固になり過ぎていて、今更ラブコメに絡んできたタバサが可哀想過ぎる。

これだけ巻数出してるのに、全然ダレないのが凄いよなぁ。ちゃんと話サクサク進んでるもんな。

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A

一迅社文庫

シオンの血族 1 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫 す 1-5)

著:杉井 光 イラスト:きみしま 青

「先生、忘れてもらっちゃ困るな。護国院は学校である以前に基地だ」
「司令こそ忘れてもらっては困ります。護国院は基地である以前に学校ですよ」
「あんたはどうせ体操着姿の小学生がケツ並べて綱引きしてるのが見たいだけだろう。あのな、あんたのくだらん趣味のために軍務に支障を来すなんざ論外だよ」
「見損なわないでください」
「私が見たいのは騎馬戦や棒倒しでの、幼女のきゃっきゃうふふのつかみ合いです」

約3日の積み。『さくらファミリア!』の完結から1年1ヶ月。一迅社文庫での杉井さん、3番目のシリーズが始動。千の花嫁と言えば、電撃文庫『よめせんっ!』を思い出しますな。
当初は2010年12月発売予定だったが延期。延期前には、ゆでそばさんによるイラストも公開されていたが、再び発売予定に登場したときには、きみしまさんに代わっていた不思議。
杉井さんが自分の所為って言ってるけど、どこまで本当なんだろうか。

きみしまさんは『あかね色シンフォニア』で一迅社文庫には登場済み。最近は『ザ・サード』のイラストも担当してるよね。

表紙はメインヒロインの有葉(ありは)。ぱっと見、凛々しいお姿に見えますが、よくよく見ると、制服があちこち破れていて微エロ。

舞台は現実とは異なる歴史を辿った近未来の日本。吸血鬼(アプヌース)の血を引く紫音寺の姉弟、有葉とミコトが活躍するハーレム伝奇アクション。
デビュー作『火目の巫女』と『さくらファミリア』を足して2で割って、エロを足したような内容。

ミコトは、とある理由から血族を増やさないといけないので、可愛い女の子を見付けると、すぐえっちぃことに及ぼうとする。毎章、やらしいことをするのがコンセプトの1つ、みたいなことが後書きに書いてありました。
何にせよ、ナイス触手、ナイスブルマと言わざるを得ない。

登場人物には変態が多いが、本筋自体は至って真面目でモブはばっさばさ死んでいきます。シリアスとエロのバランスが絶妙だな。と言うか凄くエロゲにありそう。
舞台設定が俺の苦手分野でなぁ。国同士の戦いがどうなってるのかが、なかなか把握出来ない。
取り敢えずアメリカがボロカスな扱いされていることは理解ったw

口絵にはノウェムとかいう美少女が登場してるんだけど、あれ、本編に出て来てなくね?

本作は最初から様々なメディアミックスが企画されているらしいが、今後どんなものが登場するのだろうか。
現実的なのはコミカライズ、ドラマCD、イメージソングCDあたりか。あとは最近流行りのTwitterくらい?

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
シオンの血族2 魔王ミコトと九十億の御名(2011/02)

著者リンク
さくらファミリア! Episode3(2009/04)
剣の女王と烙印の仔Ⅰ(MF文庫J、2009/04)
花咲けるエリアルフォース(ガガガ文庫、2011/02)
生徒会探偵キリカ <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)

イラストリンク
あかね色シンフォニア(2009/10)
秋津楓はアたらない!(2010/09)

富士見ファンタジア文庫

スノウピー1 スノウピー、見つめる (富士見ファンタジア文庫)

著:山田 有 イラスト:狐印

「とにかくわたし、あなたとそのひとの話を聞きたいの」
「ふたりはどんなふうに出会って、どんなふうにきずなを深めたの?どういう段階まで進んでいるの?なにがふたりをそうさせてしまったの?いったいぜんたいどうなってるの?TVでは放送しない詳細とか、カメラで追いきれない仕草もふくめて、きちんとくわしく話して聞かせて」

約3日の積み。現代が舞台という条件の第1回ネクストファンタジア大賞銀賞受賞作。
イラストはMF文庫J『かのこん』やGA文庫『這いよれ!ニャル子さん』でお馴染みの狐印さん。ファンタジアに登場するのは『君の居た昨日、僕の見る明日』以来だから、かなり久し振り。
完全にスノウピーのキャラデザに釣られただけです。凄い綺麗な色使いだと思うの。

世界をななめから見ているように思われがちな主人公“僕”と異世界からやって来た少女スノウピーの心の交流を描くハートフルコメディ。
“僕”のことが好きで好きで仕方ない可香谷(かがや)さんも合わせて、一応ダブルヒロイン体制なんだけど、LOVEはかなり薄目。

スノウピーは好奇心旺盛で、その場凌ぎな答えや冗談を言うと、物凄く食いついてくるくせに、興味の無いことはばっさり切り捨てたりする、ちょっと面倒臭い女の子。
とは言え、別に冷淡というわけではなく、ちゃんとした心を持っている。これはデレたときの破壊力が大きそうだぜ……!
読んでる内に勝手にスノウピーの声が能登麻美子さんに変換されてしまうワナ。

最後は話をまとめるために盛り上がりが用意されてるんだけど、“僕”とスノウピーと可香谷さんが日常生活を送ってるだけで楽しかったので、そんなクライシス要素は要らなかったなぁ。じゃあ、どう終わらせるんだって話だけど。

章タイトルに『這いまわるもの』ってのがあるんだけど、わざとだろw
ちょっとドキッとしたわ。

そういうわけで、『スノウピー』でした。最近のファンタジアはちゃんと1巻と書いた作品に関しては続刊を出してくれる傾向にあるので、最低でも後1冊は読める筈。
LOVE寄せすれば一気に面白くなると思うの。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
スノウピー2 スノウピー、憤慨する(2010/09)

著者リンク
変態先輩と俺と彼女 <1>(2011/08)

イラストリンク
這いよれ!ニャル子さん(GA文庫、2009/04)
できそこないの魔獣錬磨師(ファンタジア文庫、2015/01)

第1回ネクストファンタジア大賞リンク
ヘヴンズ・ダイアリー <001>(金賞、2010/03)

アニメ,コミカライズ,電撃文庫

「私が飛ばせるのはコインだけじゃない!これが私の全力だぁぁああああああッ!!」

OPカットで最終回開始。婚后さんの増援登場タイミングが格好良過ぎる件。って言うか、相当強いのな、この人。

で、リアルロボットアニメに出て来そうなパワードスーツの強化版みたいなので襲いかかってくるテレスティーナ。
2ndOPに合わせて戦闘するとか、何という熱血展開。

前半で倒しちゃったから、後半はしっかりエピローグをやるのかと思いきや、もう一戦ありました。
施設全体に効果を及ぼすキャパシティダウンの所為で戦闘不能に陥る美琴達。受ける影響は能力のレベルに関係無いようで、初春も行動不能に。
そこで佐天さんが大活躍。みんなに万遍無く活躍どころを用意しているところが憎い。
で、1stOPに合わせて今度こそテレスティーナを撃破。盛り上げ過ぎやろ……。

そして感動の再会。はいはい涙腺崩壊涙腺崩壊。
最後は1stEDで。エピローグには上条さん、インデックス、姫神、小萌先生も登場。
ミサカと一方通行が出て来るかと思ったけど、そんなことはなかったんだぜ。

総評

そういうわけで、本編よりも圧倒的に面白かった『とある魔術の禁書目録』外伝『とある科学の超電磁砲』全24回でした。

とにかく原作の再構成が上手かった。『幻想御手』編を本当の意味で完結させたアニメオリジナルストーリーは最早正史扱いで良いんじゃないかと思うほど。これって鎌池さんはノータッチなのかなぁ。

ちゃんと#1から#24まで一連の流れがあるのが良い。『禁書目録』の方はエピソードが1つ終わる度に盛り上がりがリセットされてたからな。

放送終了と同時に本編2期発表かと思ってたけど、何にも無かったな。
後番は『Angel Beats!』かな?

燃:S- 萌:A 笑:C 総:S-

エピソードリンク
#23「いま、あなたの目には何が見えてますか?」

シリーズリンク
とある科学の超電磁砲S #1「超電磁砲」

世界観リンク
とある魔術の禁書目録Ⅱ #01「8月31日」

電撃文庫

Kaguya〈5〉月のウサギの銀の箱舟 (電撃文庫)
著:鴨志田 一 イラスト:葵 久美子

「僕はひなた一筋だよ。おかげで、つばめ先輩からは、ストーカー扱いだ」
「……ご、ごめんなさい」
「だから、謝らなくていいって。こうして思い出してくれたんだ」
「でも……」
「でもじゃない」
「だ、だったら……」
「だったらでもない」
「……そ、その、何かでふさいでくれないと、また謝ってしまいそうです」

うわぁあああぁあああああああ。

約6ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊にして最終巻。表紙は殆どベッドシーン、半裸のひなた。何この露骨な釣り表紙。本編と全然関係無いじゃん。

読むのが10ヶ月振りくらいなので、内容を殆ど忘れているのは秘密です。
最終巻ということで、アルテミスコードが何なのかが明かされる。決着をつけなければいけないからなのか、あまり鬱方向に話が触れなかったのは良かったか。
ラブコメパートは安心して読めます。

最後は一応ハッピーエンドかな。

総評

そういうわけで、実は結構鬱な『Kaguya ~月のウサギの銀の箱舟~』全5巻でした。ラブコメ多めの異能力バトル程度に留めておけばよかったのに、がっつり鬱展開になる所為で、そこがあまり楽しめませんでした。
ズルズル買っている内に完結してしまうという一番質の悪いパターンになってしまいました。
うーん、最終的には地雷認定……かなぁ。

実はもう鴨志田さんは次のシリーズを開始しています。『さくら荘のペットな彼女』ってやつ。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B

さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)
さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)

富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE ( ドラゴンマガジン ) 2010年 05月号 [雑誌]

『これはゾンビですか?』

またもや表紙。Twitterをやるという重大発表。Twitter普及し過ぎw
来月も重大発表かあるそうで、噂も出てるし、アニメ化はほぼ確定か。

絵は凄い良いんだよなぁ。加えて、この作品は特集だけ見てると、凄い面白そうに見えるのが問題だw
『ハッチポッチステーション』とか久し振りに見たわ。
こぶいちむりりんさんの絵が沢山見れるから、特集は嬉しいです。

コミカライズ出張版もあり、盛り沢山。

『RPG W(・∀・)RLD』

ピンナップのクオリティがこれまた高いんだな。

短編はショウのターン!あれ、ページに空白が多いような……?

『氷結鏡界のエデン』

今月はピンナップとその裏のショートショートのみ。連載ではないのか。

『東京レイヴンズ』

あざのさんの新作。現代の東京を駆ける陰陽師の物語。あざのさんの作風と言えば、萌え萌えきゅんきゅんからは程遠いから、メインどころは2人とも男でBL要素を匂わせてるのかと思いきや、片方は男装少女という衝撃。何……だと……?

短編の連載も開始。内容は普通かなぁ……。

また、早くも少年エースでコミカライズ連載決定。作画はアニメ化もした『Venus Versus Virus』でお馴染みの鈴見さん。
最近、エースでのコミカライズ好きだな。

『ヘヴンズ・ダイアリー』

文芸部と聞いたら文庫を買わざるを得ない。

でも、何でお試し短編じゃなくて、絵師によるショートコミックが載ってるんだろう。

『生徒会の一存』

「バカッ、なに言ってんだ巡!ライトノベルってヤツは、巻を重ねてネタが切れてきたら、『実は目立たないけどクラスにずっと居ました』的美少女ヒロインが急に湧いてきたりしてきていいんだぞ!」

「お財布にやさしくない生徒会」で吹いた。

『鋼殻のレギオス』

何故か新連載扱いな不思議。遂にハーレイのターンがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

あれ、コミカライズは?

『レジェンド』はやっぱり欲しくなってきたワナ。よし、『聖戦のレギオス』3巻はスルーして、文庫で買おうw

『ハイスクールD×D』

以前から言われていたレヴィアたん登板回。と思ったら、思いの外ギャーくんが活躍。

『マケン姫っ!』

ドラゴンエイジで連載中の美少女バトル漫画がノベライズで登場。連載扱い。
確か、『おまもりひまり』もこんな感じでノベライズが掲載されたし、アニメ化フラグなんだろうなぁ。

『嘘の上で天使は何冊マンガを読めるか?』

『魔銃使いZERO』を盛大にスベらせたひびき遊さんがまさかの復活。相当追い詰められていたっぽいけど、ファンタジアに戻ってくるとはなぁ。

漫画と嘘をテーマにしたラブコメ。

アンケート葉書により次号のエピソードが決まる投票をいきなり決行。

短編はまぁ悪くはなかったかなぁ。主人公の、他人の嘘が見えるというギミックをどう活かすかが鍵か。

『伝説の勇者の伝説』

アニメは案の定、制作がZEXCS、監督が川崎逸朗でした。シリーズ構成が『レンタルマギカ』や『レギオス』とは違うので、どう転ぶか判らんけど、ZEXCSだしなぁ……。

ライナ役がルル山、シオンが小野大輔さんなので、キャストで釣れるか。

『フルメタ』みたいにイラストだけ描き下ろしで昔の短編を再掲載するつもりみたい。もう、かれこれ10年近く昔なんだよな。

『スノウピー』

リクガメが可愛く思えてくる不思議。

『HIGHSCHOOL OF THE DEAD』

アニメ化決定。そう言や、ノベライズの連載、いつの間にかフェードアウトしたなぁ。
ドラゴンエイジでも不定期連載っぽい。

『鍵開けキリエと封緘師』

隔号連載なのか。って、ページ少なッ!?

『Nin×Nin -忍-』

ドラぴくエスえす3回目にして最終回は雨木さん担当。ぼちぼち面白かった。

最後に3作で、どれが一番面白かったか投票を行うって書いてあったから、また短編掲載すんのかと思ったら、アンケート葉書にはっきり文庫化って書いてありました。

『ぼくと彼女に降る夜』

特集のみ。最新刊が天才編完結って言ってたから、もうちょっと続くのかと思ったら、後1冊で終わりだそうで。

『影執事マルクの手違い』

ドラマCD化決定。作品の雰囲気的にアニメ化は難しそうな気がするが、果たして……?

『本日の騎士ミロク』

特集のみ。あれ、連載って終わったのか?

『火の国、風の国物語』

3回目にして最後の投票は何とサブキャラ18人の中から投票。アレスの愛馬オルトスや既に死亡しているシスティナにも投票可能というはっちゃけっぷり。
主だったキャラは前2回の投票で出てるからなぁ。全然結果が予想出来ん。俺はクライスに投票しました。
彼とソフィアのラブコメ短編なら面白いんじゃね?という期待を込めて。

前回の投票はほぼ半数の票を集めてシオーネが勝利。順当な結果だわな。

『SH@PPLE』

前号の投票の結果、鳥子の恩返しが掲載。でもページ短ッ!?
連載は次がラストだそうで。

『風の聖痕』

最後の特集。ホロリとクるなぁ。
セットで『新約オオカミが来る!』の特集が載ってるんだけど、あれって編集部と揉めて移籍したんだと思ってたけど違うのか。

『ザ・サード』

短編集1冊だけ出して、またフェードアウトしたらどうしようと思ってたんだけど、ちゃんと長編の発売が決定。
どうやら絵師と揉めていたらしい。MF文庫Jの『フレンズ×ナイフ』も揉めたのかな。

『アビスゲート』

最近出ないから、打ち切りかと思っていたら、『スレイヤーズ』の特集の中で耐えていることが判明しました。

さ~て、再来月のドラマガは?

よっしゃあぁぁあああああぁああああ、『ハイスクールD×D』が表紙だぜぇぇえええッ!!

おっぱい!おっぱい!

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A+

特撮

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー ディレクターズカット版 [DVD]

取り敢えず俺の世界は俺が方を付ける。だから、大ショッカーは俺が潰す!!」

公開前は本当の完結編と言われていた夏の劇場版。ところが蓋を開けてみれば、全く完結していないという。
これを観ていれば、冬の完結編が理解し易くなるかと言えば、全くそんなことはない。

時系列

士達が初めて大ショッカーの存在を知るので、シンケン世界とRX世界の間の出来事と思われる。

士の世界

撮った写真がピンボケしないので、ここが士の世界だという判断。妹の小夜という少女も現れ、いよいよ旅の終着点か。

世界消滅の原因

それぞれの世界に生まれたライダー達の力が引き合うため、世界が融合しようとしている。止める方法はただ一つ、ライダー同士で戦い、最強のライダーを決めること。

ライダーバトル

ユウスケもノリノリだし、スポーツマンシップに乗っ取った戦いなのかと思いきや、ガチの殺し合いだったワナ。何で、ライダーみんな承諾してんだよw

で、主役級ライダーだけの戦いと見せかけて、イクサが混じってる不思議。もう訳理解らん。

要は引き合う原因のライダーが死ねば、世界消滅しなくなんじゃね?という考え方。士はそのライダーバトルを行うため、各世界を渡り歩いて、ライダーが集合出来るようお膳立てをするのが役目だった。
士が居ない間、小夜の面倒をみていた月影という男の話。

ファイナルアタックライド後にイリュージョンで分身するのはズル過ぎると思うの。

大ショッカー首領門矢士

特に劇的なシーンがあるでもなく、さくっと記憶を取り戻す士。彼が首領になっているのは月影に担ぎあげられたからのよう。

何でか知らんが世界を渡れる力を持っていた士→目を付けた月影が大ショッカーの首領として士を担ぎあげる→士の力を研究し、ディケイドライバーとディエンドライバーを開発→ディケイドライバーを持たせて士をライダー討伐の旅に送り出す→士、何らかの原因で記憶喪失になりドライバーを失くす、という流れか。

大ショッカーとしては世界を渡れるなら、ライダーを始末して、全ての世界を征服しちゃおう!ってことか。

死神博士

いきなり本性を現す栄次郎爺ちゃん。まさかガイアメモリの所為だったとはなぁ。
イカデビルの姿になった後、ライダー達と戦い大爆発してるんだけど、EDでピンピンしてる不思議。どうなってんだ。

究極の闇

小夜のペンダントの地の石によって、クウガはライジングアルティメットへと強制的に進化させられ、大神官ビシュムとなった小夜に操られる。
え、そんな理由でパワーアップするの!?正気を取り戻してもパワーアップしたままってズルいな。

って、ライジングアルティメット、単身で活躍してなくね?士をボコった後はシャドームーンにやられてるシーンしかなかった気が……。

そもそも血の石って何なのさ。

鳴滝

夏みかんを大ショッカーの怪人から救うシーンに登場。結局、このおっさんは元大ショッカー所属で、ディケイドの危険性に気付き、離反して別行動してるってことなのかなぁ。それなら、何とか説明がつく……か?
冬の完結編で大ショッカーに居たことも納得……出来る……筈……?

ディエンドライバーの出所

海東が大ショッカーからおパクりあそばされたものと明言されました。でも、となると、ドライバーのある世界へどうやって渡って来たのかって話ですよね。
きっと海東のことだから、大ショッカーの設備に忍び込んで、世界を渡る装置を使ったりしたに違いない……と勝手に思うことにしとこう。まさかエピソードイエローで語られたり……はしないか。

結城丈二

Gackt演じるキャラクター。全てを失って落ち込む士を励ます役どころ。ライダーマンに変身するのかと思ったら、全然そんなことなかったんだぜ。
結局、サプライズ登場以上の意味は無かったのか。

一応、この映画の主題歌のPVがリンクしているとか。

仲間を集めろ

大ショッカーに対抗するため、主役級以外のライダーも集めようとする海東と夏みかん。で、声を掛けたのが王蛇とキックホッパー。何でやねん。どう考えてもワーストチョイスです。本当に有り難う御座居ました。
この2人は声のみの出演ながらオリジナルキャストです。

ラストバトル

大ショッカーを潰すことを決意したディケイドの元に集うオールライダー。貴様ら死んだ筈では!?という驚きに対して説明一切無し。ヒーローは不死身ですね、そうですね。

ライダーと怪人入り乱れての戦闘は迫力があって良い。電王をファイナルフォームライドさせてキバアローを持たせるというのは面白い組み合わせ。

VSシャドームーン

月影が変身したシャドームーンとの戦い。乱入したダブルにボッコボコにされるシャドームーンマジカワイソス
こちらも声のみだが、オリジナルキャスト。
サイクロンジョーカーだけでなく、ヒートジョーカー、ヒートメタルも登場。まだ、演出が定まり切ってない感じ。

いやしかし、マキシマムドライヴ無しでシャドームーンを圧倒とか初登場補正があるにしてもえげつねぇw

で、世界の壁を越えて消えていくのかと思いきや、普通にハードボイルダーで走り去るという。サプライズ要素とは言え、gdgdだなぁ。

オールライダーキック

ダブルの攻撃によって、大ショッカー要塞の壁にめり込んだシャドームーン目掛けて全員でライダーキック。最早いじめの域。

キングダーク

崩れた要塞から姿を現した巨大怪人。ディエンドがカメンライドしたJで対抗。更にディケイドをFFRさせて、ジャンボディケイドライバーに。こいつをJの腰に巻いてディケイドコンプリートフォームジャンボフォーメーションに。

全てのライダーがカードになり、それを突き抜けてのディメンションキックは大変格好良かった。でも巨大化してやる意味あったの?

去りゆくライダー達

海東がアマゾンにギギの腕輪を返却するシーンがあるけど、この下り要るか?

ここで、南光太郎と津上翔一がちょろっとだけ登場。こういうサプライズは凄く良いと思うんだがなぁ。

まとめ

映像的にはサービス利いていて凄く良いと思います。カメンライド、アタックライドしまくりのディケイドの戦い方は燃える。
しかし、やはりよく理解らないシナリオ。完結編と謳っておいて、完結しないのはどうなんだ。

結局、世界崩壊の本当の理由もキバーラの正体も不明なまま。消化不良だ……。
だから、細かい設定とかを匂わせないで、はっきりお祭り作品だと言ってくれれば気持ち良く観れるんですよ!

燃:A+ 萌:B 笑:B 総:A+

反復リンク
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2回目)

アニメ,ファミ通文庫

「明久君って呼んでも良いですか?」

今回はDクラス及びBクラス相手の試召戦争。ゲーム画面っぽい演出はワクワクするけど、冷静に考えたら手抜きという。見せ方上手いから、あんまり気にならんが。

背景に黒板が映る度に『北斗の拳』の名台詞が書かれていた気がするのは気のせいだろうか。

そして物語はいよいよAクラスとの戦争へ!

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

バカとテストと召喚獣 (2) (角川コミックス・エース 256-2)
バカとテストと召喚獣 (2) (角川コミックス・エース 256-2)