メディアワークス文庫

チョコレート・コンフュージョン (メディアワークス文庫)
著:星奏 なつめ(せいそう) イラスト:カスヤ ナガト

━━不意打ちだわ。
トクン、とハートが震える。
胸の中で、俯いてばかりだった恋の子猫が、ふっと顔を上げる。

メディアワークス文庫2016年2月の新刊。約2週間の積み。第22回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞作。
粗筋を読んで面白そうかなーと思ったので購入。応募タイトルそのまま。

表紙の最近の売れ線に便乗しました感が尋常じゃねぇw
ほんと、このテの表紙流行ってるよな。

凶暴な目つきで社内の人間から恐れられる主人公、北風龍生。誰からも避けられる彼は、バレンタインに本命チョコをくれた女性、三春千紗とお付き合いを始めることに。しかし、それはとんだ勘違いで……というお話。

漫画

荒川アンダー ザ ブリッジ(15)(完) (ヤングガンガンコミックス)
作:荒川 光

流れ星をつかうむような確率で、僕は君をつかまえる。

2015年11月の新刊にして最終巻。
表紙は遂にリク。流石に最後は主人公を持ってきたか。同時発売のファンブックは表紙がニノさんになっており、こちらと合わせた構図となっている。

あれよあれよと話が進み、ニノさんの出生の秘密が明らかになる。結局、ニノさんは何にも嘘ついてなかったし、誰かに間違ったことを吹き込まれていたわけでもなかったんだな。
何やかんや言いながらもド直球の金星人が出て来るとは思ってなかったわ……。

エピローグはもちょっと長くても良かったのよ。星と村長の素顔は結局、はっきりとは判らず仕舞いか……。

総評

そんなわけで金星人に恋をさせる『荒川アンダーザブリッジ』全15巻でした。コミックスだけで言うと足掛け10年4ヶ月か。途中で休載を挟んだりしてる筈だし、実際の長さはもうちょっと短いにしても、やっぱり長い。

中盤くらいまでのギャグはキレッキレで面白かったんだけど、真面目な話の量が増え始めた辺りから、どっちつかずな雰囲気になってきたのが惜しかったな……。
15冊引っ張る内容ではなかったと思うんだよ。10冊以内でスパッと終わってほしかったという気持ちがある。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
荒川アンダーザブリッジ <14>(2014/05)

MF文庫J

ゼロの使い魔 (21) 六千年の真実 (MF文庫J)
著:ヤマグチ ノボル イラスト:兎塚 エイジ

「キミタチは、あれかい?お空の上でもレモンちゃんなのかい?」

2016年2月の新刊。約2週間の積み。5年振りの新刊。
闘病の末に亡くなったヤマグチさんの遺したプロットを元にして、遂にシリーズ再始動。まさか続きが出るとはな……。

このライトノベルがすごい!文庫

まのわ 竜の里目指す 私強くなる (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:紫炎 イラスト:武藤 此史

「ほら直樹、お姉ちゃんのワキ見るの好きだったじゃない」

2016年3月の新刊。約4日の積み。5ヶ月振りの新刊。献本を頂きました。有り難うございます。

新章突入ということで、しれっとタイトル変わって草。シリーズ通算5巻。最早「まのわ」じゃねーじゃん、「りめわ」に改題しろよw
間違えて、ここから読み始めた人のためにか、冒頭にこれまでの粗筋がざっくり説明されている。

このライトノベルがすごい!文庫

スクールライブ・オンライン 8 ラストマン・スタンディング(後) (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:木野 裕喜 イラスト:hatsuko

「涙腺など、父親の精嚢の中に置いてきた」

置いてくるタイミング早過ぎィ!

アニメ,ノベライズ,ラノベ関連本

ガーリッシュナンバー1
著:渡 航 キャラクター原案・扉絵:QP:flapper 挿絵:やむ茶

なにが今週だ。お前ら今回のは二本録りの二本目だろいい加減にしろ。

以前にちょろっと雑記で書いた声優業界もののメディアミックス企画の小説版。電撃G’s magazine2016年3月号の付録DENGEKI G’S NOVEL掲載の1本として登場。
執筆するのは渡さんということで、一発読んでみようかと伝手を使って手に入れてきました。
最近、原稿を落としまくっているのは、こっちの仕事を優先してるのかな。メディアミックスの性質上、落とすと各方面に影響が出そうだしな……。

アニメで描かれる予定の内容そのままなのか判らないけど、主人公は声優業界にマネージャーとして関わる悟浄と新人声優として奮闘する千歳の兄妹それぞれの視点で描かれている。

渡さんが女の子の一人称を書くって一体どんな感じになるんだろうか……って思いながらページをめくったのに、いつも通りじゃねーかw

きゃっきゃうふふなアイドル声優ものなんじゃないかと、ちょっとでも考えた俺が間違ってたわ……。
ただ、個人的にはこういうやさぐれた話の方が好きなわけですよ。別に声優業界に限った話ではない部分も多々あるけどなー。

やむ茶さんのロリ寄りのイラストが結構ツボだから困る。最近のQP:flapperさんの画風より好みまである。

これは単行本で出してほしいな。いや、流石に電撃文庫なり何なりで出ると思うけども……。

燃:B 萌:A 笑:A- 総:A

アニメ,GA文庫

「終わらせるのが惜しかった!」

綾辻先輩の代わりに蔵人とタイマンを張る一輝。タイプは違えど、一輝も蔵人も剣士としての矜持を持つ者だったわけか。

作画のクオリティは高かったけど、一輝が刀を構えて突っ込む絵面がちょっと微妙だったかなー。
後は悪い奴をぶっ飛ばすって展開ではなかったから、そこで盛り上がり切れなかったというのもある。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第7話「剣士殺し Ⅱ」
第9話「皇女の休日」

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE (マガジン) Vol.48 2016年 03月号 [雑誌]

ふぅ、1ヶ月積み回避……。

『アクセル・ワールド』

新作アニメ『インフィニット・バースト』が2016年7月23日よりロードショー。でも映画とは言わない謎。

『あくちぇる・わーるど。』

次号、激震走る!?とは一体……。単独アニメ化とかだったら吹く。

『狼と香辛料』

10周年ということで次号より続編連載開始。『マグダラで眠れ』があまり奮っていないということなんだろうか……。

電撃文庫妄想N高校

取り敢えず企画が動き始めたけど、いまひとつどういう展開をしていくのか、よく理解らんな……。今回は小説が2本。

『ブラック・ブレット if.』

最終回。遂に企画がやってる間に新刊が出ることはなかったか……。このままフェードアウトする流れかな……。

岬鷺宮の酔いどれ萌えシチュ語り!

新連載。そろそろ買うのやめようかなと思っていたところにこれだよ。年上ヒロインの良さ、ぐう理解る。

まるごと1冊第22回電撃小説大賞受賞作

今年は別冊子にまとめる形で特集。試し読みだったり番外編だったり。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.47(2016年1月号)
・電撃文庫MAGAZINE Vol.49(2016年5月号)

特撮

「あいつは変わっていない。求めるものが違うだけだ」