アニメ,ファミ通文庫

「明久君って本当にお馬鹿さんなんですね」

最後の最後でAクラスに敗北したFクラスの設備はゴザとガバンに成り下がった。ガバンとか久し振りに見た気がする。
決着の付き方に納得のいかない明久はババァに直訴。同じく納得していなかった霧島さんと優子の助力も得て、Aクラスとの再戦が行われることに。

だが、条件は明久とAクラス代表の霧島さんの一騎打ち。また、Fクラスが勝利しても、設備の変更は行われず、姫路さんがもう一度振り分け試験を受けられる権利を得られるというもの。

明久は一夜漬けとヤマカンとはいえ、何とか霧島さんに食らいつく。
霧島さんの雄二への愛のお陰で明久は勝利するが、召喚獣使ってねぇえEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
これじゃ、タイトルに偽りありじゃないか!

結局、姫路さんは再振り分け試験でAクラスレベルの成績を叩き出すものの、自らFクラスに残ることを選択。めでたしめでたし。

EDはいつものやつに女性陣バージョンのカットを重ねるという方式。技術的には簡単なことかもしれんが、こういう細かいことをやってくれるのは嬉しい。

最後に重大発表があるということだけを告知して、終了したが、続編制作決定だそうですよ。
あれ、何かラストの割にはクオリティが普通だったような……。

総評

そういうわけで、ファミ通文庫原作『バカとテストと召喚獣』全13問でした。原作バカ売れしたらしいし、大ヒットと言って良かったのではないかと。普段萌え系が売れない元バイト先でも、がっつり売れてたっぽいし。

個人的には、出だしが凄い良かった分、そこからちょっと失速したかな、という印象。秀吉の変身シーンとか何回か使えば良かったと思うんだが。

原作を改変したのは特に気にならないかなぁ。設定がどうのこうの言う作品じゃないだろうし、馬鹿やってればそれで良いという気がする。
あとは作画が安定していて、女性陣が可愛かったです。特に霧島さんと玲姉さん。

2期はまたテレビアニメなんだろうか。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第12問「愛と勇気と俺たちの戦いはこれからだ!(仮)」

シリーズリンク
バカとテストと召喚獣 祭 1日目「僕とメイドと新たなる旅立ち」

バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)
バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫)

ガガガ文庫

羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)

著:至道 流星 イラスト:ニノ膳

「いいこと巳継。人間ってのは不思議な生き物なのよ。嘘は真実になるし、真実も嘘になる。社会を維持する最大の原動力は、いつだって幻想なんだから。それは善でも悪でもない。それを忘れず、私たちは私たちの心に忠実でありさえすればいいのよ」

約1ヶ月3週間の積み。ガガガ文庫。タイトルは「はづきりおん」と読みます。著者の至道さんは講談社BOXでデビューした人らしいです。
帯には電撃文庫『狼と香辛料』でお馴染みの支倉さんからの推薦文が。確かにライトノベルにビジネスを持ち込んだというところでは共通してるもんな。

というわけで、ビジネスです。パソコンに多少強い高校生、巳継は従姉妹の莉音の作った革命部に無理矢理所属させられ、最終目標である建国を目指して、東奔西走することになる、という話。

これは目新しさもさることながら、面白かった。
断り切れずに傲岸不遜な美少女に振り回される、いわゆる一つのハルヒパターンです。帯にも「宇宙人未来人超能力者ナシで420億円を稼ぎ出す!?」って書いてあるし。

ノリとしてはMF文庫J『かぐや魔王式!』に近いものがあるが、あちらの革命手法がトンデモハップンなのに対して、こちらはかなり現実的な手段を取っている。現実的というか法律の範囲内に収まっている。株式の話をしているラノベなんて、そうそうないと思うぞ。

拠点を整備するのに、借金300万円を背負うことになった革命部。典型的なパターンだと「借金返すぜ!」→「凄い一発逆転の策を思いついたぜ!」→「ぼろ儲け!」→「諸経費が嵩んで、結局儲けが全然残らなかったよ!」→「オワタ\(^o^)/」っていう流れになるところだが、この作品は早々と借金を返済してしまい、一気に金儲けに話がシフトする。

難しい話が多いが、噛み砕いて説明してくれているので無問題。また、ちゃんとラノベらしくラブコメも忘れない。
つーか、巳継の幼馴染み沙織が不憫過ぎて泣けてくる……。巳継、気付かなさ過ぎだろ……(´・ω・`)
でも莉音は莉音で可愛いんだよなぁ。

というわけで、『羽月莉音の帝国』でした。巻末には会社運営の流れを説明するミニコーナーが。
次は4月。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

MF文庫J,コミカライズ

えむえむっ! 3 (MFコミックス)

漫画:氷樹 一世 原作:松野 秋鳴 キャラクターデザイン:QP:flapper

「死にたいって言ったんだよ。高校生になったばかりの女の子が。死にたいって」
「てめぇは、絶対に、ぶん殴る!!!」

帯にはTVアニメ化決定の告知が。「紳士たちのエンターテイメントって書いてあって吹いた。
表紙はあんまり出番無いのにお姉ちゃん。

さて、原作1巻クライマックス。収録エピソード1本目のアツさが半端無い。普通に超熱血少年漫画でした。太郎、格好良過ぎるだろう……。

順調に原作2巻のエピソードに突入。また、美緒様と嵐子が可愛いんだ、これが。
そうだよなぁ、原作の最初ってこんな感じだったよなぁ。最近は引き伸ばすわ、ヒロインは増えるわで、ちょっと劣化してきてるからな……。

今回もまたとんでもないとことで続いてます。
次巻予告の「花嫁は散る。花びらと共に━━」がシリアス過ぎるw

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

えむえむっ!2 (MF文庫J)
えむえむっ!2 (MF文庫J)

アニメ,漫画

「爆弾のスイッチが!」

サンシュートはまた出なくなりました。今回はチャージ出来なかったけど、もう1回フルチャージするのに程良い回数残ってるな。

今回はアバンでヴァンプ様が誤って爆弾のスイッチを押してしまい、爆発するまで、ずっと画面左下にカウントが出ていました。出てるだけじゃなくて、いちいちピッ、ピッ、って音がするの。

ヴァンプ様が出てないネタでもカウンターだけは出たまま。超気になる!w

燃:B 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)
天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)

電撃文庫

放課後限定勇者さま。〈2〉 (電撃文庫)

著:七飯 宏隆 イラスト:八重樫 南

「シュウヤ様ぁ~……」
「わたくしも~!わたくしも、シュウヤ様に甘える~!」

約2ヶ月の積み。9ヶ月振りの新刊。『タロットの御主人様。』8巻からは隔月刊行。

さて勇者を探して、不死の王に会うため、イーシュヤントという国にやって来た終夜一行。あれ、急に面白くなくなった気がするぞ……。新キャラのルーとヴァドランがあんまり好きになれなかったからなぁ。

内容は大分シリアスに傾いてきたかなぁという印象。ニートの話なんて、殆ど単語が出て来ただけレベルですよ。
大体、学園×異世界で贈る露出系ハイブリッドストーリーって言ってるけど、殆ど学校のシーン無くね?まぁ、次巻でレウルーシカが学校に乱入するのかもしれんけど。

そう、そのレウルーシカですよ。可愛いことは可愛いんだけど、あの露出度の高い格好、何とかならんのですか。前も言ったが、あれは萎える。

これはもう切りだな。5月に『タロットの御主人様。ぷちあそうと。』が発売予定。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

漫画

ぶーぶー かがぶー ぶーっと限定版

原作:美水 かがみ 漫画:えれっと

「いかほどー」

にょろーん☆ちゅるやさん』に続き、えれっとさんの手によるゆるキャラが登場。後で欲しくなっても困るしなぁと取り敢えずe-honで予約して、そのまま発売日まで忘れるワナ。

一昔前に流行ったらしいモノクロブーブーと『らき☆すた』でお馴染みのかがみを合体させたマスコットキャラの漫画。

限定版ということで、かがぶーのフィギュアと本編と特別小冊子というセット内容。
本編は連載+同人誌パートを収録。『ちゅるやさん』がシュールな笑いだったのに対し、こちらはハートフル成分が多め。

フィギュアは良い出来と言うか何と言うか。パーツ分割されていたりもせず、立方体に近いかがぶーがデン!と入っています。

小冊子は描き下ろし漫画や『らき☆すた』の関連本だったかに掲載された『ちゅかさどんだけす』を収録。『ちゅるやさん』とのコラボもどこかで見たことあるな。

というわけで、『ぶーぶーかがぶー』でした。1回読んだら、かなり満足してしまいますw

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:B+

イラストリンク
にょろーんちゅるやさん めがっさ限定版(2009/09)
ぼくたちのリメイク 十年前に戻ってクリエイターになろう!(MF文庫J、2017/03)

コミカライズ,GA文庫

神曲奏界ポリフォニカエターナル・ホワイト 2 (プリンセスコミックス)

原作:高殿 円 漫画:藤丘 ようこ

「夢が叶うのは、あの世じゃない。ここなんだ」
「…だから、わたしはここでわたしの夢を叶えたい…」

『エターナル・ホワイト』編クライマックス。雫の扱いが妙に良いような気がする。
ストーリー自体はほぼ原作通りか。

また、今回は番外編『私の美しい雪』も収録。泣いてるお嬢様が可愛いです。最近、原作のプリムローズって、キリッとしてるか、ブランカ相手に黒くなってるかの気がするし、新鮮。

そして第2部の連載が決定したそうです。決定っつーか、もう始まってるのかな。
次は『インフィニティ・ホワイト』だけど、コミカライズのタイトルはどうするんだろ。それに、次は上下巻構成なわけだが、そこの扱いは……?

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

電撃文庫

アクセル・ワールド〈4〉―蒼空への飛翔 (電撃文庫)

著:川原 礫 イラスト:HIMA

「……キミに、ご褒美をあげないとな」
「え、ご……?」
「領土戦、見事に防衛したじゃないか。言ったろう、杉並を死守したら、ご褒美に何でも一つ言うことを聞く、と」
「……なら、傍にいてください」
「ずっと、ずっと、僕の傍にいてください。それだけが……僕の望みです」

約2ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。『ソードアート・オンライン』3巻からは2ヶ月振りで隔月刊行第7弾。

さて、まさかの上巻だった3巻から4ヶ月、いよいよ下巻が登場。全てを奪われたハルユキ達の反撃が始まる。これまで口絵の8ページ目はハルユキの本体、アバター、デュエルアバターの紹介だったが、今回は黒雪姫先輩の紹介に。これからは毎回変わっていくのかな。つーか、キャラ多いんだから、2巻から別のキャラを紹介しておきゃ良かったのにな。

タクムはニコに師事し、心意システムを習得。口絵のニコのしまぱん、すっげぇ適当じゃね?

一方、ハルユキは《プロミネンス》の一員、《ブラッド・レパード》と共にローカルネット荒らしの秘密を探ることに。年上のメイド店員さん……だと……?前巻の《スカイ・レイカー》に続き、また年上ヒロインですよ、奥さん。

激闘の末、ハルユキは翼を取り戻し、《ダスク・テイカー》を大撃破する。喜びも束の間、それはゲームに敗れたバースト・リンカ―はブレイン・バーストに関する記憶を失うという事実を明らかにしてしまう。こいつら、中学生なのに、重い話に取り組み過ぎだ……!

この戦いの最中、新キャラ、《ブラック・バイス》が登場。デザインが仮面ライダーディエンドに見える件。

ラストでハルユキのプロポーズ紛いのご褒美要請に慌てまくる黒雪姫先輩がとても可愛い件。
この後、《スカイ・レイカー》ことフーコさんも《ネガ・ネビュラス》の一員となって、何だこれ、年上のお姉さん祭りか!わっしょい!わっしょい!

ところで、この世界では昔、ヘッドギアタイプのVR機器があったらしいが、それってもしかして『SAO』のアレのことか?繋がってるの?

次は4月に『SAO』4巻、6月に『アクセル・ワールド』5巻。巻末の『SAO』予告イラストは描き下ろしか?

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

電撃文庫

世界平和は一家団欒のあとに〈9〉宇宙蛍 (電撃文庫)

著:橋本 和也 イラスト:さめだ 小判

「あんたらもう結婚しちゃいなよ……」

約2ヶ月の積み。半年振りの新刊。今回は七美メイン。そう言やこの人って、存在感あるけど、メイン張ったことって1回も無かったんだな。

七美が偶然拾い、ナナと名付けた少女を預かることになった軋人と柚島さん。本筋は取り敢えず置いといて、2人の夫婦っぷりにニヤニヤが止まらねぇw

ストーリー自体は普通。山場前に割とシリアスな話を振ってくるところはいつも通り。
事件解決後、七美は宇宙の果てへと旅立って、暫く帰ってこないと宣言。また、後書きでも意味深なこと言ってるし、次で史上最大の危機が訪れて完結なのか?
一応、家族と柚島さん、それぞれが1回ずつメインを張ってるし、終わり時と言えばそうかもしれんが……。

燃:B- 萌:A 笑:B 総:B+

アニメ

勇者特急マイトガイン DVD BOX II

「正義の力ぁぁぁああああああッ!!」

ウォルフガングから大阪室長に託されたイノセントウェーブ増幅器。まさか、ここにきて17話が伏線として効いてくるとはな……。

イノセントウェーブの力を手に入れたグレートマイトガインはブラック・ノワールのロボット軍団を圧倒。轟龍と共闘して、エグゼブの駆る超巨大ロボ、インペリアルに立ち向かう。
その最中、マイトガンナーが大破。

インペリアルへのとどめは轟龍の特攻。ドリルがコクピットのエグゼブにブっ刺さっているシーンが普通に映ってたんだけど、結構ショッキングシーンじゃね?でも、放送後、注釈が出なかったってことは今の規定にも引っ掛からないのか。

ボロボロになったグレートマイトガインはカイザーパーツを排除して、マイトガインだけで要塞へと突入。
待ち受けていたブラック・ノワールから語られる衝撃の真実。ブラック・ノワールは三次元世界から次元を超えて、この二次元世界へとやって来た存在だった。え、何、その唐突な設定!?
二次元世界の住人はゲームの駒に過ぎないとか今更言われても!

大苦戦するマイトガインだったが、大列車フォートレスの上に立ったサリーのイノセントウェーブの力を得てパワーアップ、ツインエッジ動輪剣で見事ブラック・ノワールを撃破するのだった。
サリー、あんな所に立ってたら、風で吹っ飛びそうな気がするがw
どうせなら、ここでOP流せば良かったのに。

ブラック・ノワールの断末魔はどうにも続編を匂わせるな。自分も所詮は「巨大な悪」という駒に過ぎなかった、と。

そしてエピローグはOP2番に合わせて、舞人とサリーの結婚式。数年後って雰囲気でもないし、舞人が高校卒業して、すぐに結婚したのかな。
勇者特急隊は全員修理されていたが、粉々になったのにAI大丈夫なんだろうか……。

悪党達は今も健在。ウォルフガングはちゃんと生きてました。何だかんだで、良い爺さんだったよな。
ミフネはまたも脱走中、カトリーヌ・ビトンとオードリーは普通に街中を歩いていた。あれ、捕まったんじゃ……。
ホイ・コウ・ロウとチンジャ・ロースはラーメン店経営を続けているようだ。

結婚式には懐かしのゲストキャラがいっぱい。32話のユリウスや37話の胡蝶などもちゃっかり登場している。良かったね、浜田君。
生きていたジョーもこっそり2人を祝福していた。

そのままEDに流れ込むのかと思いきや、スタッフロールはしっとりしたBGMと共に。何でやねん。

総評

そういうわけで、勇者シリーズ第4作『勇者特急マイトガイン』全47話でした。やっぱり合体変形ロボットは良いなあ。今の時代も、もっとこういう合体ロボットアニメをやるべきだと思うの。3DやCGじゃないヤツを。
で、合体シーンには挿入歌を流す。

シナリオはやっぱり目が肥えてくると、荒が目立つ回もあったなぁとう印象。と言うか、この時代って1話完結が徹底していたのね。2話使えば、もっと深く掘り下げられて面白くなったんじゃないかというエピソードが結構あったと思うんだよな。

後番はまさかの『勇者司令ダグオン』。どうせなら順番に『勇者警察ジェイデッカー』をですね……。

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A+

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