富士見ファンタジア文庫

レッド・ノクターン―鋼殻のレギオス〈6〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  いい加減、人物紹介でシノーラとアルシェイラを分けるの止めたら?隣のページで速攻、同一人物って明言してるしな。

  さて、第二部突入。狼面衆の登場で、今の世界の成り立ちの謎に近付いたから、今回から第二部ってことで良いのか。話には全然区切りついてないけど。

 で、巻を重ねる度にリーリンの出番が増えています。今回なんて、半分くらいリーリンのターンだぞ。彼女自身も何かしら重要な鍵を握っている模様。だからシノーラが構っているらしい。

  リーリンのターンの舞台は学園都市マイアス。「アイマス」に見えて仕方がない……orz

  んで、一時的に廃貴族の力を得たニーナがリーリンの前に現れた。続いて、狼面衆の襲撃。どんどん出てくるキーワード、リグザリオ、イグナシス、オーロラフィールド。

  また、ニーナの故郷の都市シュナイバルでは、電子精霊を生み出すリグザリオ機関があるんだとか。成長した精霊は自分の都市を持つため、旅立つといわれているが、ニーナは電子精霊が旅立つのを見たことが無いと言う。狼面衆の狙いは電子精霊の模様。

  リーリンはグレンダンの隠匿された電子精霊と縁を持っているらしい。

  一方、ツェルニには人語を解する汚染獣が出現。ハルペーと名乗ったそれと、対話するカリアンとレイフォン。


  そして、ハルペーの管轄外の汚染獣との戦い。第十七小隊の面々がレイフォンの元に駆け付けるシーンがアツい。

  ちなみに今回はドラマガ掲載の『ア・デイ・フォウ・ユウ03』と密接に繋がっています。こちらでは、レイフォンとニーナが狼面衆と遭遇。また、狼面衆と敵対するディクセリオという青年がニーナに雷迅という剄技を伝授した。

 

  何にせよ、謎らだけじゃあぁああああ!!

燃:A  萌:A  笑:C  総:A

電撃文庫

吸血鬼のひめごと〈2〉The Secret of the Past (電撃文庫)

著:鈴木   イラスト:片瀬

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  取り敢えず、たま可愛いよたま。彼女を中心にして、コメディ路線に戻せば、面白くなる兆しがあるのに、今回とんでもない絶望展開ですよ。

n何と、レレナ達が追っている化け物『貪』は、かつてのレレナの親友、舞の死体を乗っ取っていたのだ。しかも、今巻のラストで、レレナ達のクラスに転校してきたし……。あかん、どんどんコメディ成分増量の可能性が遠ざかっていく……。

  でも、一巻に比べればマシになったと思う。


燃:B  萌:B  笑:B  総:B

HJ文庫,アニメ

アイドルマスターXENOGLOSSIA 伊織サンシャイン!+ (HJ文庫)

著:涼風   原作:矢立   イラスト:シコルスキー

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  キャラの!で連載されていた『アイマスXENOGLOSSIA』の外伝がようやく文庫化。タイトル通り、伊織が主役。彼女がプッシュされることにより、そのライバルキャラである真もかなり目立っている。

 春香と雪歩の空気っぷりは異常。モンデンキントアイドルチームにスパイが居ることは示唆されているけど、雪歩は最後まで普通に味方やしなぁ。

  物語は伊織がネーブラに会うために上京してくるという、本編の二年前から始まり、強引に本編最終話まで展開する。ちなみにドラマガの連載と同じで最終話は文庫書き下ろし。何でやねん!どういう意図でラストだけ文庫のみやねん!文庫を買わせようという作戦か?

  こちらもやはり必要最低限のキャラしか登場しない。春香が空気な所為で、千早は存在すらしていない。双海姉妹も居ないし、ロウ夫妻の名前も出て来ないな。朔も居なかったなぁ。無理矢理最後まで、やることなかった気もすんだけどなぁ。

  あと、一迅社のキャラ☆メルとかいう雑誌に載ったやよいの短編も収録。これは嬉しい。面白いかどうかは別にして(ぇ

燃:B  萌:B  笑:C  総:B

電撃文庫

アガルタ・フィエスタ! (2) (電撃文庫 (1177))

著:三田   イラスト:双龍

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  中古。実は一巻の十一ヶ月後に発売されたそうです。よー出さしてもらえたな……。

  さて、表紙は新キャラ、マヤ文明の巫女ラサ。太股のムチムチ具合が堪らん。口絵のイセリアも可愛い。詩奈は、またぱんつ見えてる。双龍さん、若干、絵変わった?

  で、ストーリー展開は横ばい。詰まらなくもなってないけど、面白くもなってない。ヒロイン追加してるんだから、ラブコメやりゃ良いのに。やはり今一つパンチが足りない。

  そういう感じの二巻でした。


燃:B  萌:B  笑:C  総:B

コミカライズ,電撃ハードカバー

図書館戦争LOVE&WAR 3 (花とゆめCOMICS)

作画:弓
きいろ 原作:有川

 

「子供って特にさ、誰かに信じてもらえたら力が湧いたりするじゃない」

 

 まだまだ続くぞ原作一巻。出てすぐ買ったけど、原作を積んでいたため、自動的にこいつも積んでいました。

 本編は原作とアニメとほぼ同じ流れなので、どちらかと言うと、巻末に収録されている特別編二本の方が嬉しい。

 

 もしかして、次で完結だったりするんだろうか。

 あれ、『SPITFIRE!』ってどうなったの?

 

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B

図書館戦争
図書館戦争

角川つばさ文庫

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川つばさ文庫)

著:谷川
流 イラスト:いとう のいぢ

 

「俺は戻りたい」

「こんな状態に置かれて発見したよ。俺は何だかんだ言いながら今までの暮らしがけっこう好きだったんだな。アホの谷口や国木田も、古泉や長門や朝比奈さんのことも。消えちまった朝倉をそこに含めてもいい」

「……何言ってんの?」

「俺は連中ともう一度会いたい。まだ話すことがいっぱい残ってる気がするんだ」

 

 約二週間の積み。角川つばさ文庫に『ハルヒ』が登場です。せめて表紙は描き下ろしにしてほしかった……(´・ω・`)

 ザスニの表紙だかに使用されたイラストです。まぁ、ハルヒ可愛いから良いんだけどさ。

 

『スレイヤーズ』みたいに原作者じゃない作家さんが書き下ろすオリジナルストーリーなのかと思いきや、スニーカー文庫の中身そのままでした。

 カバー折り返し部分に文庫の表紙イラストを収録。カラー口絵は全カット。挿絵は完全収録。あとは、各所で使用されたイラストをちょこちょこと挿入といった感じ。

 ちなみに後書きまでそのまんま収録です。

 

 変更点は全ての感じに振り仮名が振ってあることと「輪姦」が「いたずら」に置き換わっていることの二点くらいか。でも、「えっちぃ」とか「エロい」はOKという不思議。

 流石に輪姦は無理だったかw

 と言うか、丸々そのままと判った時点で最早楽しみはそこくらいしかなかったです(ぇ

 

 文庫で二回読んでるので、読むのはこれで通算三回目となるわけだが、やはり出だしで一文一文がやたら長ったらしくて、ウってなるw

 

 果たして続刊は出るんだろうか……。流石にもう買わんかなぁ。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

アニメ

「貴女の気持ちは理解るわ。だって母親だもの」

 

 ルルとの最終決戦。彼女はドリームドリームにキャラなり。何故か露出が多めです。

 決着は割とあっさりつきました。折角だから、スペードとクローバーも使ってほしかったが……。

 

 決着が早くついた分、後はエピローグをしっかりと。お母さんとお互いに気持を伝え合い、めでたしめでたし。お母さんは再びフランスの映画に出演することになり、ルルは家族でフランスに戻ることになった。

 ラストではもう一回くらい出て来ることを期待したいが……。

 

 あむとルルの指切りは元からやる予定でOPの歌詞に組み込んであったんだろうか。

 

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A


しゅごキャラ! 8 (講談社コミックスなかよし)
しゅごキャラ! 8 (講談社コミックスなかよし)

アニメ

「宇宙をかける少女ブラック!なーんてね」

 

 レオパルドの前に姿を現したネルヴァルだったが、レオパルドが予想外に強かったため、苦戦。

 

 風音の命令を無視して、いつきとほのかと共にネルヴァルの内部へと侵入した秋葉はイモちゃんと再会するが、すぐにまた離れ離れになってしまう。

 その後、苛ついてえにぐまをぶっ飛ばしたナミと再会。ああ、神楽が遺したメモが燃えていく……。

 

 黄金銃の不思議な光に打ち抜かれたナミから発せられた波動のようなものでアレイダ及びイグジステンズにかかっていたネルヴァルの洗脳及び、ほのかの束縛が解除された。

 これにより、一気に神楽とイグジステンズが仲間に。

 散々引っ張った割には、あっさりとした結末だったな。でも何で神楽は歳とってないの?

 

 その代わりか、ナミは更に酷いことになり、顔にアイプリントのようなものが。

 その後、黒レオパルドと組み、レオパルドキャノンで地球の獅子堂島を破壊。

 獅子堂評議会はネルヴァルよりもレオパルドを倒すべき敵と定めてしまう。

 

 一方、黒レオパルドに酷い目に遭わされたベンケイとつつじさんは復讐を誓うのだった。

 

 駄目だ、後一回で終わるとはとても思えねー。

 

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A

アニメ

「選ぶのわいやない。ピーチはん達や!」

 

 過労で倒れ、病院へと運ばれたラブ達。尺的にやっている余裕が無いのは理解るけど、親御さん達のリアクション軽くね?その辺は後々、フォローしてくれることに期待。

 

 ミユキは責任を感じるが、カオルちゃんに励まされる。カオルちゃんの瞳が見えたのって初めてじゃね?

 

 タルトはラブ達のことを思い、ミユキにプリキュアになってくれと頼んだり、ラブ達のダンス衣装を隠して、ダンスから遠ざけようと必死。

 泣きながら奮闘するタルトに貰い泣きしそうになりました。俺、涙腺弱過ぎ。

 ミユキはミユキでプリキュアになるつもりはないと断言。

 

 イースの乱入でダンス大会は中止になったが、ラブ達もイースもお互いに疲労が溜まっている状態。

 残るナキサケーベのカードは後一枚。

 

 そしてミユキはプリキュア達の正体を知る。良き理解者ってポジションに収まるのかな。明確に正体がバレたのってもしかして史上初か?

 

燃:A+ 萌:A+ 笑:B 総:A

特撮

「何を驚いている。ちくわには穴が空いているのと同じくらい当然のことだ」

 

 コンプリートフォームが登場したためか、OPが二番になりました。でも映像は特に変わっていないという。

 

 今度の世界は大分前から噂が出ていたディエンドの世界。ここでは人々がとても親切だが、それはフォーティーンとその配下ダークローチによって、そう定められた社会だった。

 仮面ライダーは社会の敵であり、その中でもディエンドは指名手配されていた。

 

 そんな社会に叛旗を翻すのは仮面ライダーランスこと禍木慎(まがき・しん)と仮面ライダーラルクこと三輪春香。かつては仮面ライダーグレイブこと海東純一も共に戦っていたが、今は洗脳され、フォーティーンの手下になっている。

 この三人は『剣』の劇場版『MISSING
ACE
』からのオリジナルキャスト。純一は海東の兄という設定になったため苗字が、三輪は名前が「夏美」で、字は違うものの夏みかんと被るので変更されている。

 

 以前は海東がフォーティーンの手下だったらしいが、今は兄である純一が手下となっている。禍木と三輪は海東の所為で純一が洗脳された思っているようだが。

 また、二人は海東がディエンドの力を手に入れたことを知らなかった。と言うことは海東はこの世界出身だけど、ディエンドの力の出所は別なのか。

 

 ランスとラルクの変身シーンでは「Open Up」のボイスが無かったし、ラウズ時も音声無しだったので、何のカードを使ったか判らなかった。チェンジケルベロスのカードが出て来たときはテンション上がったけど。

 

 ところで、ダークローチって喋れたっけ?

 

 鳴滝さんはこの世界では社会全体がお前の敵だ、みたいなことをのたまって姿を消されましたが、また他力本願か!

 

 ローチを率いたビートルアンデッドとの戦いではディエンドがまたもやライオトルーパーをカメンライド。三回目にして、やっと役に立ったな。

 

 ディケイドはコンプリートフォームでキバエンペラーフォームをカメンライド。ファイナルアタックライドはキックじゃなくてザンバットソードでの攻撃。

 フォームチェンジ時の演出があからさまに前回よりしょぼくなっていて全俺が泣いたw

 でも何でアンデッド相手にキバなんだろう。次回はアームド響鬼みたいだし、ブレイドキングフォームの出番は?

 

 そういうわけで、ディエンド世界前編でした。海東がお宝を狙う理由って兄を助けられるだけの力を得るためなのかな。

ネガ世界ではダークライダーって括りがあったけど、今回はよく分らんな。どうせなら劇場版オリジナル要素の世界って括りにしてくれたら良かったのに。

 

 以下はネタバレを。

 ディエンド世界の次はまさかのシンケンジャーの世界。コラボ企画自体は大いに結構なんだが、結局尺足りなくなって伏線回収しきれなくなるんだろ?

 この世界ではアヤカシ、チノマナコがディエンドライバーを奪い、ディエンド怪人体に変身するそうな。わざわざスーツ新造ですよ。

 このディエンド怪人体はライダーの敵をカメンライド出来るらしい。

 また、『シンケンジャー』の方にも『ディケイド』の面子が顔見せするとか。

 シンケン世界の次はBLACKRXの世界。だから話を畳む尺は残っているのかと……。

 

 劇場版ではGacktライダーマンになるとか何とか。

 また、ディエンドのファイナルフォームライドでディケイドがジャンボディケイドライバーに変身し、巨大化したJがディケイドコンプリートフォームに変身するらしい。これまた、とんでもない巨大戦を……w

 

 で、かねてから噂されていた劇場版で新ライダー御披露目というが確定。その名は『仮面ライダーダブル』。片仮名で書くのが正しいみたい。英語表記も「MASKED RIDER」から「KAMEN RIDER」になるんだとか。

 

 私立探偵、左翔太郎(ひだり・しょうたろう)がガイアメモリ〈サイクロン〉を、相棒のフィリップがガイアメモリ〈ジョーカー〉をそれぞれダブルドライバーにセットして、ダブルに変身。右半身が碧、左半身が黒の超竜神的配色。

 ガイアメモリは他にも〈ルナ〉、〈ヒート〉、〈メタル〉、〈トリガー〉というのが噂で出ており、メモリを組み合わせて九種類のフォームになるとか。となると、当然、てんこもりフォームがあることが予想されるわけだが。

 またダブルのガイアメモリを持つのは翔太郎とフィリップだけなのか、それともそれぞれのメモリに持ち主が居て、状況に応じて、ダブルに変身する人物が変わるのかも謎。

 二人で一人のライダーになるってのは『カブト』が始まる前にも言われていたよな。

 

敵は魔人ファミリー、ドーパント。そのファミリーの婚約者が二人目のライダーなんだとか。敵がドーパントというのだけが確定情報。

 

 九月の第一週からスタート。何だかんだで毎回楽しみだなぁ。

 

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A