コミカライズ,電撃文庫

とらドラ! 1 (電撃コミックス)

原作:竹宮 ゆゆこ  作画:絶叫  キャラクターデザイン:ヤス

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 『わたしたちの田村くん』が終わらない内に、コミカライズが始動。雑誌掲載時にラフだったことがあるらしい。


  コミカライズすると、こんなに映える作品だとは思わなんだ。とにかく、大河の可愛さが異常。やはり時代がロリとひんぬーを求めているのか(ぇ

  まぁ、それは置いといて、大河可愛いよ大河。特に、6話の「おいしいっ」は反則。加えて、三つ編み状態って、初のビジュアル化なんじゃね?

  一方、インコちゃんのブサさも衝撃。こんなに不細工だったんだ!

  そして、特別編『やっちゃんの一日』のハートフルさといったらもう。

  つーわけで、コミカライズ第一巻でした。これは当たりの部類。

 

燃:C  萌:A  笑:B 
総:A

コミカライズ,電撃文庫

撲殺天使ドクロちゃんりぴる 2 (電撃コミックス)

原作:おかゆまさきチーム 
作画:桐野   キャラクターデザイン:とりしも

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  何で、帯が太いんだろう。

  作画が割と残念な件。ところどころ可愛い部分はあるんだけど……。もうちょっと、こうろりぷに具合を出せないものかと……。ちえりちゃんは可愛いんだけどなぁ。つーか宮本、イケメン過ぎやろ。

  そして巻末に『びんかんサラリーマン』が載ってて吹いた。びんかん一郎の同僚の南さん、素敵だなぁ。本編の南さんと何か関係あんのかな。

燃:C  萌:B  笑:B 
総:B

トクマノベルスEdge

大正野球娘。―帝都たこ焼き娘。 (トクマ・ノベルズEdge)
著:神楽坂 淳 イラスト:小池 定路

「あなたは口をあけて笑った方が可愛いわよ、きっと。優等生ではなく、もっとはしたない方が楽しいときもあるわ」

約4日の積み。確か元の発売予定って3月じゃなかったっけ?取り敢えずアニメ放映開始前には出すことが出来たが、果たして放送中にもう1冊くらい出せるのだろうか……。

さて、タイトルの時点で御察しの方も多いかとは思うが、今回野球してNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

まぁ、別に野球シーンが読みたくて読んでるわけじゃないから一向に構わんのだが、このタイトルで野球してないのはマズくね?

野球していないと言うか、試合にこぎつけるまでの過程で一巻分消費してるという印象。なおのこと、アニメ放送中に四巻出さないとマズいな……。

で、野球をせずに何をしているかと言うと、屋台対決です。料理の描写がやたら丁寧。その中でもアップルパイ美味そー。

そして加速する小梅争奪戦。何という百合展開。アニメのキャラデザで百合展開やれば、もう勝ったも同然ですね<何がだ
ところでゲーム化決定ってどういうことなんですか。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:A-

シリーズリンク
大正野球娘。 <4>(2010/06)

コミカライズリンク
帝都たこ焼き娘。 大正野球娘。番外編(2010/11)

アニメ,GA文庫

「馬鹿、どこまでお人好しなんだ」

 

 さあ、いよいよラストです。神曲学院の生徒達は校舎の屋上でダングイスの指揮の元、合唱。何でダングイスが指揮してんだよw

 

 スコアを抽出され、消滅しかけていたコーティだったが、フォロンの神曲が届き、復活。イメージ映像の中でフォロンが彼女に口づけすると、大人バージョンになり、更に八枚羽根が展開。衣装も前回登場したときのものより豪華になった。最終回バージョンはアニメオリジナルデザインか?

 

 で、始祖精霊の圧倒的な力で〈嘆きの異邦人〉を撃破。原作では無残な死を遂げた異邦人達だったが、アニメでは崩れゆくプラントの中に消えていった。

 取り敢えず、イアリティッケにぎゅーってしてもらっていたサーギュラントさんは俺と代わってください(ぇ

 

 この終わり方の方が後々話を広げやすそうで良かったんじゃなかろうか。

 って、奏世楽器は海底に沈んだままになるんかい!放っといても大丈夫なの?

 結局、スノウとブランカは登場せず。まぁ、出したら原作未読者が混乱するだろうしな。

 

 時が経ち、エピローグではフォロンとレンバルトの卒業式が描かれる。

 ペルセルテの側にはギガちゃんの姿が。また、何故かコーティを愛称で呼んでいた。原作でも後々はそう呼んでるんだっけ?

 フォロンは卒業式で総代を務めていた。

 

 そしてED。フォロンとレンバルトはユフィンリーの事務所に就職。ここでツゲ神曲楽士派遣事務所の制服が登場。

 エレインドゥースは無事生きていました。

 ユギリ姉妹はダングイスにダブル靴アタック。

 

 ラストシーンはかつての家である孤児院の屋根の上でフォロンとコーティが向かい合うカット。全ての始まりの場所を最後に持ってくるってのはズルイな。

 

総評

そういうわけで、スタッフをがらりと変えての第二期、『神曲奏界ポリフォニカ
クリムゾンS』全十二奏でした。

 原作と比べることで、アニメならではの表現手法なんかも判って面白かったです。逆に言えば、そういう捻くれた見方をしないと楽しめないという可能性もあるわけだが。

 

 もっと露骨に美少女ものチックな作画でも良かったと思うんだけどなぁ。今一つ、ぱっとしないと言うか。

 

 キャスティングはそのままだったので特に問題は無いんだが、唯一、コーティの「なぁぁぁぁあにぃぃ!?」がギャグにしか聞こえなくて困りました。非クールポコ的な意味で。

 

 あとは、一期でちょこちょこやっていたシェアードワールドの他シリーズのキャラの登場が無かったのが残念か。幼き日のウリ坊くらいならモブ扱いで出しても良かったと思うんだけどなぁ。

 

何にせよ、ディオメディアは無難な作品を作るのが上手い。後番は『化物語』か?

 

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック
神曲奏界ポリフォニカ 0~4話フルパック

アニメ,一迅社文庫

宇宙(そら)をかける少女〈上巻〉 (一迅社文庫)
原作:矢立 肇 著:瀬尾 つかさ イラスト:芳住 和之

「ぼくは信じよう。きみの可能性を信じよう。きみが為すべきことを為せる人間であると信じよう。きみが誰よりも有用であると信じよう」

約1日の積み。一迅社文庫から『宇宙をかける少女』のノベライズが登場。著者はファンタジア文庫の『クジラのソラ』で御馴染みの瀬尾さんです。瀬尾さんはこの本と同日にファンタジアから『白夢』を出しており、2冊同時刊行。

さて、アニメの副読本であることを期待して、買ってはみたものの、全然ストーリー違うじゃん!まぁ、上下巻という時点でそんな気はしてたけど、ぶっ飛ばし展開とかですらなく、登場人物と大まかな設定が共通しているだけで、後はオリジナル。

どれくらい違うかというと、秋葉が4人姉妹になっており、ナミが居ません。彼女は別の形でキーキャラクターとしては登場するものの出番は少ない。
でも、キャラクター紹介では桜が5女と表記されている不思議。
つーか人物紹介にフリオとネネ要る?脇役もいいとこだと思うんだが……。

うーん、悪くは無いけど、薄っぺらいという印象だなぁ。下巻も買うけども。

燃:B 萌:B+ 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
宇宙をかける少女 下巻(2009/08)

著者リンク
調停少女サファイア <1>(ファンタジア文庫、2011/06)
スカイ・ワールド #01(ファンタジア文庫、2012/04)

漫画

ONE PIECE 巻54 (ジャンプコミックス)

作:尾田
栄一郎

 

「こんな事を言うじゃないか……。『毒をもって毒を制す』」

「制してないからゲリになるんでしょ」

 

 時々やらかす低レベルな下ネタがどうしようもなく好きな俺が居る。

 

 さて、くまの能力によりバラバラになった麦わら海賊団。

ナミが飛ばされたのは小さな空島ウェザリア。そこは天候を科学する国だった。判り易いパワーアップフラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 フランキーが飛ばされたのはからくり島こと、未来国バルジモア。こっちも判り易いパワーアップフラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 ゾロは飛ばされた先で、スリラーバーグに居たペローナと再会する。くまに彼女が飛ばされた時点でいずれ再登場することは予想出来たが、随分早く出て来たな。

 ブルックは緊張感無さ過ぎて吹いた。「パンツだ!!!急いでパンツをお見せしろ!!!」とかしょうもねぇw

サンジが飛ばされたのはオカマだらけのカマバッカ王国。一人だけ、行き先がずば抜けて酷くて切なくなったw

 でも読み進めていくとカマバッカ王国、伏線っぽいんだよなぁ。

 

 ハンコックの協力を得て、海底監獄インペルダウンへと辿り着いたルフィ。そこにはかつて麦わら海賊団の前に立ち塞がった強敵が収監されていた。

 バギーとかミスター3とかボン・クレーとかクロコダイルとか。成り行きとはいえ、前三人と共闘することになるルフィ。かつての敵が味方になるとか、これが燃えずに居られるかッ!!

 しかもルフィとミスター3の合体攻撃とかアツ過ぎるだろう……。

 

 ところで、ギア3使用後のルフィの身体が元に戻る間隔って徐々に短くなってきてね?

 

 そして遂に姿を現わす最後の王下七武海ジンベエ。敵側かと思ってたけど、どうも良い人そうですね。

 

 どうでも良いけど、蛇姫様ってルフィの前では可愛いけど、それ以外では性格最悪だなw

 

燃:A+ 萌:B+ 笑:A- 総:S

コミカライズ,角川スニーカー文庫

薔薇のマリア (3) (角川コミックス・エース 188-3)

漫画:是
美三々 原作:十文字 青 キャラクター原案:BUNBUN

 

「偶然即ち是必然だヨ。一目惚れしたんだ、キミに。これ以上の理由があるかい?」

 

 コミカライズ最終巻。やはりずっとアジアンのターン!!美味し過ぎるぜアジアン!

 

 今回もいつも通りにギャグ重視の展開。性転換ネタとか自由過ぎるw

 特に巨乳カタリが酷い。

 

 こっそりコロナとレニィを出したりする辺りは細かくて好き。

 

総評

 そういうわけで、『薔薇のマリア』コミカライズ全三巻でした。ギャグ重視のオリジナル展開が自由で面白かったです。

 登場させるキャラクターのチョイスも興味深かった。

 もうちょっと続いても良かったと思うんだけどなぁ。

 

燃:B+ 萌:B 笑:B+ 総:A

薔薇のマリア〈1〉夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)
薔薇のマリア〈1〉夢追い女王は永遠に眠れ (角川スニーカー文庫)

アニメ

「だって貴女はルルちゃんのなりたい自分なんだから」

 

 遂にガーディアンにナゾたまを作り出しているのがバレてしまったルル。更に、彼女の母が折角来た映画のオファーをバラエティ番組のスケジュールがあるからと断ってしまう。

 

 切羽詰まったルルは大量にナゾたまを抜き出して、一気に攻勢に出る。

 ガーディアンと戦うために、ルルは自らナナをナゾたま化させた。ってところで続く。

 次回、いよいよルルのキャラなりが登場です。

 

 今回はガーディアンに助けを求めに来たナナの前にダイヤが現れた。たまには出て来ないと、みんな存在を忘れちゃうからなぁ。

 

 そして、ルルがイースターの手先だと知っていて言うのを忘れていたヨルへの制裁に吹いた。

 

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

 しゅごキャラ! 9 (講談社コミックスなかよし)
しゅごキャラ! 9 (講談社コミックスなかよし)

アニメ

「え、お金取るの……?」

 

 えっ、なにそれこわい。

 

 ピンチって、てっきり唯の楽器が使用不能になって学祭に出れないとかそういう展開かと思ったら、律と澪の中に亀裂が入ることだったのね。

 これを引っ張って、最終回の学祭でフルスロットルクライマックスかと思いきや、さくっと仲直りするワナ。

 もうお前等結婚しちゃいなYO

 

 講堂の申請許可等の書類の提出を毎度のことながら忘れる律は流石にどうかと思う。律可愛いよ律では済まされないですよ。

 

 そして次回最終回。アルェー、全十三回じゃないの?と思ったら、ラストは番外編らしいです。京アニ、番外編好きだな。

 

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A


けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)
けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)

ファミ通文庫

命じて!服従フロイライン (ファミ通文庫)
著:庄司 卓 イラスト:ひなたもも

「健児のくれた命だもの……。それに不老不死でしょ。女の子の憧れじゃないの」
「でも完全な不老不死じゃないぞ。俺が死んだら、梅花(もいか)も死ぬんだ」
「別にいいよ。……一緒なら」

約2ヶ月3週間の積み。『トゥインクル☆スターシップ』の完結から11ヶ月。庄司さんがファミ通文庫に再び参上です。だから先に既存のシリーズを完結させろと。
さて、新シリーズのコンセプトは「ツンデレ×完全服従=超常奇跡ラブコメ」。
まずタイトルにどうしようもなく惹かれる。各章タイトルも『トゥインクル』を踏襲したのか、全てヒロイン梅花の台詞となっている。

表紙の構図も華やかで魅力的。口絵及び挿絵はキャラのバランスが崩れていたりで割かし残念だったが。

今回は梅花がいかにして、主人公健児の命令に従わなければならなくなったかが丁寧に描かれる。このスローペースな展開はベテラン作家ならではだろうなぁ。1巻打ち切りの可能性が十分にある中堅以下の作家さんにはそうそう出来ないことだと思う。

ラブコメパートは『トゥインクル』のノリを思い出させるが、現段階でラブ以外の設定が結構しっかり作ってあるようなので、『トゥインクル』のようにストーリーが進むに連れて、ラブコメそっちのけでがっつりSF展開になりそうで怖い。

あとは、女の子が最初から多過ぎる気がする。そんな人数要らん気がするなぁ。印象が強いわけでもないし。
物語としては1ページ丸々使った梅花の長台詞の下りが好き。

巻末にはディジーのお部屋のように、「超科学的先輩の万能無敵素敵研究室」というトークコーナーが。これ要る?
次は今月末。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
命じて!服従フロイライン <2>(2009/06)

著者リンク
銀河女子中学生ダイアリー1 お姫様ひろいました。(2014/07)