モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)
「子、曰く『みんなでニャンニャンしたらええやん』」
「孔子は関西人じゃねぇから!」
このライトノベルがすごい!文庫2011年9月の新刊。約3ヶ月2週間の積み。第2回このライトノベルがすごい!大賞大賞受賞作品。応募時タイトルは「ウーマナイズ・ジェネレーター」。
ネットの感想を見たら興味が湧いたので買ってみました。
このラノ文庫を読むのは初めてですね。
イラストはファミ通文庫『ふらぐ//ON! シナリオが破綻しています。』でお馴染みの奈月ここさん。
主人公の砕月(さいげつ)はメスならば人間でもなくともオートで口説いてしまう病気の持ち主。ある日、二股を掛けていたことがバレた上、突如現れた美少女、通称タマに世界を神蝕(しんしょく)するバグ退治の手伝いを頼まれて……というお話。
砕月って、「はづき」って読むんじゃないのか。
砕月は自らのことを度々「ゲス」と評するが、章のカウントがそのまま「Gess」で吹いた。
取り敢えず読んでみて思ったのは、バトル要らなくね?
バグ絡みの設定は出すだけ出して放ったらかしなんだけど、その辺は2巻以降で説明するつもりなのだろうか。
砕月の病気は、てっきりバグが何かしらの要因になっているんだとばかり思っていたんだが……。
これだったら、普通にストーカーをぶっ飛ばして、ヒロインを助ける展開で良いのでは……。
正直、バトル要素が無かったらランク上がってたんだけども。
折角、ヒロインの優沙(ゆさ)ちゃんと静流先輩が可愛いんだから、完全ラブコメ特化にした方が面白くなったと思うの。
イラストも相俟って、優沙ちゃん可愛いよ優沙ちゃん。
静流先輩はヤンデレ傾向で、砕月を拉致った挙句、幼児プレイに突入するというハイエンド仕様。
この作品ではマジキチ的な意味で「ハイエンド」という言葉が使われている。良いな、ハイエンドw
どうでもいいけど、ラノベで初めて「レイプ目」なんて言葉を見た気がするw
読んでる間、紙屑が挟まってるページが散見された。一時期のMFよりも酷いんだけど、これは誰が悪いんだ?印刷所か?
そんな感じで初のこのラノ文庫でした。次は2011年12月だけど、これはもういいかな……。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B+
シリーズリンク
・モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(妄想)(2013/01)
著者リンク
・神☆降臨! ロンギヌスの槍は銃刀法にひっかかりますか?(このライトノベルがすごい!文庫、2013/12)
・筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。(宝島社文庫、2015/09)
イラストリンク
・ふらぐ//ON! シナリオが破綻しています。(ファミ通文庫、2009/05)
第2回このライトノベルがすごい!大賞リンク
・美少女を嫌いなこれだけの理由(栗山千明賞、2011/09)
このライトノベルがすごい!大賞大賞リンク
・セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常(第4回、2013/10)
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