はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅷ

はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅷ (HJ文庫)
著:上栖 綴人 イラスト:卵の黄身

踏み込んだのはお前だ━━凰沢暁月。
だからもう保証はできない。お前の安全も命も、何もかも。
「……アッキーが悪いんだぜ?」

2012年3月の新刊。約1年2ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、攫われた美兎を救うべく、バベルへ殴り込みを掛ける暁月達。だが、そこには遂に正体を明らかにした海堂が立ちはだかって……。
いやまぁ、読者にとっては海堂の正体は大分前から確定してたけど。

《朱の黄昏》所属だけあって、相当お強い様子。流石の暁月も何とか互角ってところか。
これ集団戦になったらヤバいんじゃね?

今巻はバトルに次ぐバトルで。前から思ってたけど、上栖さんの文章って、川上稔さんに似てない?
言葉のチョイスとか、文章の組み方とか。

復活した田中とフィルは完全に再生怪人の法則が適用されていてワロタ
相手が鬼塚じゃなかったら瞬殺退場だっただろうな……。

遅れてバベルに駆けつけた遥の前に現れたのは死んだ筈の上崎と美奈巳だった。2人とも氷神の協力者だったのか。生きていたことを喜ぶべきか……?

次は2012年6月にⅨ巻、9月にⅩ巻、2013年3月にⅩⅠ巻。

燃:A- 萌:A- 笑:B- 総:A

シリーズリンク
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅶ(2011/11)
はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅸ(2012/06)

HJ文庫

Posted by お亀納豆