アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <9>(ドラマCD付き限定版)
「ミュセルってば、私の拳銃使ってエルビア脅して、無理矢理バハイラムに行こうとしたりとかして。そのとき思ったんだけど、彼女、慎一君のためならさくっと無茶やるというか、周りが見えなくなるというか━━ヤンデレの素質あるよ。良かったね」
「わあい!シンイチ、ヤンデレ大好き!━━て喜ぶポイントですか、そこ!?」
2014年3月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
榊さんがプッシュしていたので、限定版の方をチョイス。パッケージイラストは限定版専用で、通常版の表紙は限定版文庫の裏表紙に小さめに印刷されている。
さて、今回は予告通り上下巻構成で、慎一の妹、紫月も登場します。やっぱりようやく登場するあのキャラって紫月のことだったんだな。
ラノベ作家である父の新刊が無期延期していることを知った慎一は、心配のあまり日本に一時帰国することを決意するが、そう簡単に帰れる筈も無く。
何とか護衛をつけることで手を打つが、彼の帰国には様々な思惑がまとわりついてきて……。
アニメでは一足早くやった日本に帰るお話だけど、1話だけの話で完全にギャグに振り切っていたあちらとは違って、こっちは割とシリアス展開です。勿論、ギャグシーンもてんこ盛りだけども。
ってか、慎一のお父さん、まんま見た目が榊さんじゃねーかw
この人、自分そっくりのおっさんを劇中に出すの好きだな。ファミ通文庫『まかでみックス』とMF文庫J『ミカヅチ』にも出てたし。
冒頭から、いきなりファンタジア文庫『スクラップド・プリンセス』談義で吹いた。割とスレスレなこと言ってるw
ああ、俺、ラクウェル姉好きだったな。今読んでもラクウェル可愛いぃぃぃいいいいんほおぉぉおおおおおおお!!ってなるかなぁ?
紫月はこれまでに出ていた情報から推測出来るキャラクター像そのままだったけど、典型的なツンデレで、よろしい感じですね。
ただ、慎一達がエルダントに帰っちゃうと出番無くなっちゃうのが惜しい。
慎一がヘッドドレス外した時点でってメイドはメイドじゃなくなるって言ってたけど、いやメイド服脱いだ時点で駄目じゃね?
今回、やたらと魔力とは何ぞや?って記述が出て来るんだけど、その辺の設定にも踏み込むのかしら。
超空間通路の謎とかとも絡んでそうだけど……。
それにつけても土壇場での慎一の肝の据わり方は異常。
ドラマCDの感想は別で。
燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A+
限定版リンク
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <9>限定版特典ドラマCD
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <10>(2014/06)
シリーズリンク
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <8>(2013/11)
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