銃皇無尽のファフニールⅣ スピリット・ハウリング
「だって覚悟なんてなくても、物部くんは……もう、私の王子様だし」
2014年4月の新刊。約2ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙はフィリアということで、前巻からの思わせ振りな展開通りフィリアメインのエピソードです。
とは言っても、脱線話というわけではなくガッツリ本編自体が進行することに。
キーリの策略により、フィリルの故郷エルリア公国へと向かうことになったブリュンヒルデクラス。
そこで待ち受けていたのはスレイプニルの強襲と黄のフレスベルグの襲来だった。
キーリは上位元素から作られた存在らしいんだけど、要はドラゴンのつがいとなるべく生み出されたってことなのかしら。
黒髪美少女なので是非仲間になってほしいところだが……(ぉ
フレスベルグを倒すため、またしても緑のユグドラシルから力を借りる悠。その代償として3年前以前の記憶を全て失ってしまう。
おいおい、このままじゃ『革命機ヴァルヴレイヴ』的なエンディングへまっしぐらだぞ……。
深月以外のヒロインとの出会いはミッドガルに来てからだから、消える記憶は深月絡みのものばっかりなんだよな。何、この深月に対する仕打ち……。
折角、吹っ切れたところなのに、また深みにはまってしまうぞ。
悠がニブルに所属していた頃に彼を慕っていた後輩ジャン。今回、独断専行で動いた彼は成り行きでキーリと共に行動することに。
おお、やっと男キャラ増えるか……と思ったら、男装女子なんかい!!ちょっとは男出してバランスとろうぜ……。
前巻でフィリルの振りがあったように、今回はアリエラの振りっぽいものがありますね。
そしてユグドラシルと対立することを宣言したイリス。かといって、今ユグドラシルの協力を得られなくなったらドラゴンへの決定打が無くなってしまうのでは……。
巻末にはコミカライズの0話が収録されてるんだけど、えっ、ヘカトンケイルってあんなひょろ長いデザインだったの?
リーザは目立っている割には表紙に出ないなぁと思っていたら、どうやら次がメイン回のようですね。
そんなわけで次は2014年7月にⅤ巻『ミドガルズ・カーニバル』。
燃:A- 萌:A 笑:C 総:A
シリーズリンク
・銃皇無尽のファフニールⅢ クリムゾン・カタストロフ(2014/01)
・銃皇無尽のファフニールⅤ ミドガルズ・カーニバル(2014/07)
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