「バーって飛び出しちゃうよ！沢山の笑顔が待つ世界に！」

いよいよ最終回。光と闇の戦いから１年後、キラパティの面々はそれぞれの道を目指して進み始めていた。
しかし、そのためのキラパティを続けることが難しくなり、いちか以外のメンバーは今日が最後の日。そして、いちかもまた自分の中にやりたいことが生まれ始めていて……。

スイーツコンテストで姉弟揃って優勝した時の写真でリオ君がめっちゃドヤ顔してるのすこ。

キラパティにお客さんとして『HUGっと！プリキュア』の主人公、野乃はなとはぐたんがやって来る。既に立派なお母さんしてるじゃない……。
ゆかりさんがオトナのお姉さんっぽいと激反応していたのは、オトナのお姉さんに憧れているという設定からか。
キャストの引坂理絵さんは妖精ヤパパ役だったので、こちらにも台詞有。

自分の夢のために世界へ飛び出したいという気持ちとキラパティを放っておけない気持ち。ペコリンを残していけないという気持ちもごちゃまぜになって辛い……(´；ω；`)
今回の作監はキャラデザの井野さんが満を持して登板なんだが、クセが強ぇｗ
いちかの泣き顔の崩し方が胸に刺さってほんと辛い。

地中から現れる謎の存在。それは魂の抜けた長老の身体だった。ノワールが抜けた後のエリシオみたいに闇に染まったボディは巨大化して大暴れ。
そうか、長老がいつまでも復活しなかったのはエピローグ用の敵を残しておくためだったのか……。

久し振りのアニマルゴーランドがバンク無しで発動。もう１回くらいあのｸｯｿ格好良いBGMとバンクを見たかったなぁ。

苦戦するプリキュア達を助けるためキュアペコリン率いる妖精達が大奮闘。更にキュアエールも駆けつけて。
エール、がっつり肉弾戦していて安心感があるな……。
『まほプリ』最終話に登場したいちかに比べて、かなり出番が多かった印象。

頼もしい妖精達。無事、長老も肉体を取り戻し、いちご坂の未来は安心である。そうして、ようやくいちかは世界へ飛び出す決意をするのであった。キラパティはいちかが持っていくことに。
おい、ここ『ウサギフト』流す絶好のタイミングだっただろ！何やってんの！

最後に作ったアラモードケーキは『HUGっと！プリキュア』のアイテム、ミライクリスタルとしてキャンペーンでゲット出来るものか。

そして数年後、ペコリンが取り仕切る新しいお店が大繁盛していた。あれはいちご山の妖精達の住処で開いてるのか。人間達も沢山来てたけど。
お客さんの中にはグレイブとネンドモンスターの姿も。
いやしかし、ペコリン人間態が美少女に成長しとるがな……。

ひまりはふんわりガールといった感じ。可愛さを残したまま正統派進化を遂げている。
あおいはワイルド系美女へと成長。あー、これは女の子にキャーキャー言われるやつですわ……。
ゆかりさんはショートヘアに。後ろにナタ王子いるかなと思ったけど、いなかったっぽい？
あきらさんは無事医者への道を進んでいる模様。髪が少し伸びていて柔らかい雰囲気になった？
シエルとピカリオはまぁ美男美女になってましたね。後ろにはソレーヌの姿も。

そして海外でキラパティをオープンしていたいちか。パティシエ服はズボンスタイルになったのか。
ちょっとオトナの雰囲気出て来た？

いちかがスイーツをあげたのはノワールとルミエルの転生っぽい少年少女で……。うわぁあああぁあああああああ、最後の最後で救済されたぁああああああああ涙腺がぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ。
ノワールはディアブルらしき子犬を連れていたのか……うっうっ（泣いてる）

ここ２年、最終話のラストでＯＰが流れていたから今年もあるかと思ったが無し。ＥＤは普通に通常バージョンです。

本日の前番組『サンデーLIVE!!』では番組の最後にLive2Dでキュアホイップが登場し、司会の東山さんとトークを繰り広げた。
案の定、超絶微妙な空気になってるじゃねーか!!いい加減にしろ!!『ミュージックステーション』に初音ミクが出たときもこんな感じじゃなかった……？

リアルタイムでコミュニケーションしていたっぽいけど、スタジオに美山さんがいたってことなのかしらん。

総評

そんな具合でつくってたべてたたかうシリーズ第14作『キラキラ☆プリキュアアラモード』全49話＋単独映画１本でした。リアルタイム視聴率46/49。レイフレ２回と仕事１回で抜けてしまった以外はちゃんと視たよ！

大好きが一番のマストアイテムってのは本当にそうだよなぁ。改めて好きという気持ちが一番の原動力になると思い知らされた１年だったと感じる。
多様性や個性の尊重というテーマが懐の深さを見せられもしましたね。

スイーツ＋アニマルという要素をしっかりとデザインに落とし込んでいたのが非常に良かったですね。
今でもホイップのデザインは神だと思ってる。次点でパルフェ。

「つくってたべてたたかって」と謳った割にはバトルが薄かったかなー。
結局、劇中でこのフレーズは１回も使ってないんじゃないか？集合名乗りの頭に付いていたら格好良かったと思うんだけどなぁ。

カスタード＆ジェラート「つくって！」
マカロン＆ショコラ「たべて！」
ホイップ＆パルフェ「たたかって！」
全員「キラキラ☆プリキュアアラモード!!」

みたいな感じで。

個人的にはやっぱり後期ＯＰ映像が微妙だったのが厳しい。最初からキラリンが出ていたのは後期で差し替えるパートを少しでも減らすための方策だったのね。

パルフェの追加のやり方はまだ仕方ないとしてもジュリオは差し替えてあげてほしかった……。
前２作が後期でがっつりＯＰ映像を変えてきたから余計にそう感じてしまう。いや、作らないといけないバンク数が多いからそっちにリソースを持っていかれてるってのは重々承知なんだが。

そういえば『ハピプリ』『ゴープリ』と２年続いたＣＧによる技バンクはもうやらないのかしらん。

そうなんですよ、やっぱり１年で６人を回すのはしんど過ぎるんですよ。折角気合入れて作った変身バンクも殆どカットされてしまって勿体無いのなんの。
人数が多いからこその華やかさっていうのは確かにあったので一長一短ではあるのだが……。

実写パートを混ぜ込んでコストカットを狙うのかと思いきや、１話だけの演出だったしな……。一体あれは何だったのか……。

どうやらひまりすは最後まで家族構成が一切不明だった初のプリキュアとなった模様。

燃：A+　萌：A+　笑：A-　総：S-

エピソードリンク
・第48話「さいごの戦い！世界まるごとレッツ・ラ・まぜまぜ！」

関連書籍リンク
・キラキラ☆プリキュアアラモード オフィシャルコンプリートブック（2018/03）
・井野真理恵 東映アニメーションプリキュアワークス（2019/12）

ホビーリンク
・S.H.Figuarts キュアホイップ（2018/02）

シリーズリンク
・HUGっと！プリキュア　第１話「フレフレみんな！元気のプリキュア、キュアエール誕生！」

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