GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅠ〈下〉

境界線上のホライゾン1〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

『いいか!?貴様は俺の淫乱な心に火をつけた!!もう絶対許さねえ!!』

2008年10月の新刊。『〈上〉』が約550ページで、今巻が約770ページというのはバランスが悪いと思うのだが……。
流石に1冊目からアホみたいに分厚いと、益々新規読者が入ってこなくなるから自重したのかな。いや、最初に設定説明のページがある時点で自重してないけどw
まぁ、片手で持てるうちは薄い部類だよ!(ぉ

口絵の「逆転魔女裁判」と「真性ローマ帝国」で吹いてしまう。
登場人物紹介を見ていて、ふと思ったんだけど、何で名前がちょろっと出ているだけの織田・信長が一番最初からキャラ紹介に居るのだろうか。出番あっても紹介してもらえない人も居るのに。

独特な台詞回しが良いよなぁ、と。
名台詞が多過ぎて、どれチョイスしようか、いつもスゲー迷う。

正純の股間チェックは『終わクロ』の新庄の股間チェックに続く名シーンなわけだけど、アニメでは規制されんじゃないかって不安がなぁ。PVでは、がっつり見れたけど……。

臨時生徒総会を終え、生徒会及び総長連合が揃った直後、いざ出撃の6ページブチ抜き挿絵は何回見ても格好良いよね。
内容が難しいと感じても、取り敢えず『Ⅰ』は全世界に逆らって、全力でお姫様を助けに行く話と解釈すれば普通に楽しめるのではなかろうか。

酒井学長は“奥多摩”のことをタマ子って呼んでるらしい。何それ超可愛いんですけど。武蔵の各艦に配備されてる自動人形って、“武蔵”さん以外全然出番無いよな。アニメでは、もっと出て来てくれると嬉しいんだけど。

何気にネイトが可愛いから困る。トーリ、実はフラグ立ててんじゃないのかなぁ、とか思う。

正直、俺、再読するまで、公主隠しのことなんて忘れてたんだけど、この巻ではラストにちょろっと、その話が出る程度なんだよな。そら忘れるわ。
『Ⅲ』終了時点で、東とミリアムの子供的な何かになってるアレの正体不明だし、結構埋もれていってる伏線がある気が……。
忘れた貴様が悪い。

ってなわけで、アニメの予習はバッチリだ!『Ⅱ』はまた放送が近付いたら読もう。今読んでも、放送される頃には確実に内容忘れてるしな!<威張るな

燃:A+ 萌:A+ 笑:A 総:S

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅠ〈上〉(2回目、2008/09)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ〈上〉(2回目、2009/06)

電撃文庫

Posted by お亀納豆