烈車戦隊トッキュウジャー 始発駅「特急列車でいこう」
「見えるんだ、最初からずっと。俺のここにハッキリ見える!お前に勝ってる俺が!」
スーパー戦隊38代目はシリーズ初の列車モチーフ。監督に『仮面ライダーウィザード』の中澤さん、メインライターに『侍戦隊シンケンジャー』『特命戦隊ゴーバスターズ』等、数多くの戦隊脚本を手掛けた靖子にゃんを据えてスタート。
平成ライダーでは既に電車モチーフの『仮面ライダー電王』があったわけだけど、あちらもメインライターは靖子にゃんだったのは何の因果なのかw
OPは聴いている内に好きになりそう。
さて、闇の勢力シャドーラインの怪人バッグシャドーがクライナーで子友達を攫っていく。
鞄モチーフのようだけど、そうとは感じさせないかっけーデザインですな。
シャドーラインの目的は世界を闇に包むこと。現状、幹部クラスはシュバルツ将軍、ネロ男爵、ノア夫人、グリッタ嬢の4人。
その上に闇の皇帝なる存在が居るとのこと。
グリッタ嬢はいずれ皇帝の妃となる予定らしいが、彼女の気持ちはシュバルツ将軍に向いている様子。
これが後々トラブルの種となるか……?
いやしかし、ネロ男爵の声がルル山で、ノア夫人が久川さんとか勝てる気がしねぇw
『キョウリュウジャー』のキャンデリラがパープルプリキュア、キュアフォーチュンになり、レジェンドパープルのキュアムーンライトが戦隊の女幹部として登場するというのは偶然だろうけど面白い。
ってか、ムーンライトさんとか益々勝てる気がしないw
攫われた子供達の中に、しれーっと混じっている大人。彼こそが主人公ライトである。キョウリュウレッドが荒々しい感じだったのに対し、今作のレッドはパッと見、なよっとした感じ。
そこへ駆けつける4人のトッキュウジャー。ライトは彼等が幼馴染みのトカッチ、ミオ、ヒカリ、カグラだと知る。
更に車掌とマスコットキャラ、チケットが登場。車掌役を務めるのは関根勤さんなんだけど、えらくとんがったキャラだなw
彼等が選ばれた理由の1つが、その類稀なる想像力。中でもライトのイマジネーションは飛び抜けているとか何とか。
これは逆に言えば、相手に勝てるイメージが湧かなければ絶対に勝てないってことだよな。その辺でピンチに陥ることもあるかも……。
トッキュウジャーに選ばれたライトはノリノリで戦うことに。今年の変身アイテム、トッキュウチェンジャーはブレス系アイテムで、そこに通年アイテム、トッキュウレッシャーをセットすることで変身。
変身時には敵側に白線が出現、線の内側に下がるようアナウンスが流れる。白線が無敵フィールドになるのかと思いきや、何の効力も無いのかよw
今回のメンバーは色ではなく数字が割り振られている。初期メンバーの名前に色が入ってないのって、『五星戦隊ダイレンジャー』以来だから、相当久し振りなんだな。
名乗りは簡素。トッキュウ2号はお辞儀するのかよw
で、本作最大のウリ、乗り換え変身。トッキュウレッシャーを交換することで色と武装を交換することが可能というシステム。
正直、途中から誰が何色になってるのか全然判らなくなるんだけど、劇中でもそう言われていてワロタ
ただ、現状乗り換え変身する必然性があまり無いのが問題だなぁ。バッグシャドーが訳が理解らん!と言うのに対し、勝てば良いって言ってたし……。
この乗り換え変身、収拾がつくなくなったときのためなのか、車掌の権限で強制的に元の配色に戻すことが可能。
とどめは5人の固有武装を合体させたレンケツバズーカで。どうもイマジネーションによって様々な必殺技を発動出来るみたい。
ゴレンジャーハリケーンみたいなもんか。
残り時間僅かながらも巨大戦に突入、トッキュウオーが登場。線路を走りながらドッキングする合体シークエンスはメカメカしくて結構格好良かったな。
コクピットの電光掲示板が状況に合わせてコロコロ変わっているのが芸コマ。
玩具カタログバレで見たときは衝撃のデザインだったけど、やっぱり強化合体のへ布石みたいだな。
そして車掌が告げる衝撃の事実。ライト達5人は既に死んでいるも同然の状態らしい。ほら出た、靖子にゃんが大好きなシリアス展開ですよw
『電王』もクッソふざけたスタートだったけど、終盤はドシリアスだったからなぁ。
EDは全国の列車紹介+次回予告をぶっ込んでいるため、ED映像と言えるものは殆ど無いみたい。
列車紹介は1話につき1台かと思ったら、3台くらい出すんだなw
こりゃ鉄オタフルボッ〇なんじゃね?
そんな具合で、『烈車戦隊トッキュウジャー』出発進行です。列車というモチーフを徹底的にデザインに落とし込んでいるのは面白い。突き抜けているからか、あまり格好悪さを感じさせないと思っているのは俺だけかしら。
燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+
エピソードリンク
・第2駅「俺たちはここにいる」
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