這いよれ!ニャル子さん <12>(通常版)
「どうやら切り札は常に僕のところに来るみたいだ」
\ジョーカー!/
2014年3月の新刊。約1年10ヶ月の積み。11ヶ月振りの新刊。『深山さんちのベルテイン』3巻からは連続刊行ということで連続刊行第3弾。
ドラマCD付き特装版は特に興味が無かったのでスルー。
表紙の変身ポーズは『仮面ライダー鎧武』なのか。ロックシードを構えているところね。全然判らんかった。
さて、流石に終わり時ということなのか、ネタさえあればいつまでも続けられるストーリーだった本作も完結です。
珠緒の告白をきっかけとして、自分の気持ちにちゃんと向き合おうとする真尋。しかし、折り悪くニャル子が記憶喪失になってしまって……。
記憶喪失になったことで本当に大切なものに気付くなんて、これまたベタな……。
デートモードのニャル子が普通に可愛いから腹立つw
ラストバトルはネタ塗れで、もう訳理解らんw
『仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ』かと思えば、『戦姫絶唱シンフォギア』1期のラストバトルだったりと。
色んなメディアのニャルラトホテプ大集合イラストは最早反則の域だよな。しれっと仮面ライダーディケイドも混ざっていて吹く。
最後は真尋とニャル子の関係に決着がついて、これ以上無いくらいのハッピーエンドに。なお、相変わらずしょうもない事件は起き続ける模様。
総評
そんなわけで、貴方の隣に這い寄る混沌、GA文庫『這いよれ!ニャル子さん』全12巻でした。
正直、10冊以上も出るとは思わなかった。このネタ塗れのストーリーは万人受けしなそうだったけど、それだけ物好きが多かったってことなのか。
結局、劇中では1ヶ月くらいしか経過してないんだよな。度々メタ的に劇中でもネタにされていたけど、何でそんな遅い時間進行にしたんだろう。
別にハッキリと完結させなくても1年に1冊出るか出ないかくらいのペースで細々と続けても良かったんじゃないかとは思うけどな。
もしかしたら、数年後にしれっと復活したりするかもしれん。
次は2014年6月に『ヴァルキリーワークス』4巻、2015年2月に新作『勇者が魔王を倒してくれない。』、10月に新シリーズ『出番ですよ!カグヤさま』、2016年1月にその2巻。
燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・這いよれ!ニャル子さん <11>(2013/04)
著者リンク
・深山さんちのベルテイン <3>(2014/02)
・ヴァルキリーワークス <4>(2014/06)
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