【特撮感想】宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー
「人間が人間を救うことを諦めてどうすんだ!?」
2017年10月発売。アマゾンプライムにて視聴可能になったので。
スーパー戦隊では放送中のVシネマ発売は久し振りで、主役はタイトル通りメンバーの1人であるスティンガー。
坂本監督+下山さん脚本。坂本監督は『キュウレンジャー』初登場か。下山さんは何本か本編も書いてるな。全然、テンションが違うけどなw
ネットムービーとどうリンクするのかと思いきや、普通に尻切れトンボで終わったネットムービーからの続きでした。
えっ、これではリンクもクソもあったものではないのでは……。
スティンガーとチャンプの前に現れたジョウギ座系カロー、ザンダバルド。実は2人との間には浅からぬ因縁があって……。
ということで回想に入ります。今回のVシネマで描かれるのはSpace.13でスティンガーとチャンプがチームから離れて別行動をとった時の出来事が中心となる。
ザンダバルドは色が大きく変わっていて判り難くなってるけど、ツヨインダベーの改造なんだな。
スティンガーが出会ったのは地球人とイッカクジュウ座系人のハーフであるミカという女。彼女の中に孤独を見出したスティンガーは何とか彼女を救おうとするが……。
ミカが出て来た瞬間に坂本浩一監督作品ってすぐに理解るの草。
日曜の朝に流さないということで、まぁハードな展開になることなること。バイオレンス描写が尋常じゃない。
綺麗な女性をボコボコに痛めつけるだなんて、特殊性癖がダイカイガンオメガドライブしたらどうしてくれるんだろうか。
ダイカーンとなってスティンガー達に襲い掛かるミカ。スコルピオのように異形へと姿を変えたミカだったが、予算の都合か胸から上に鎧を被るだけ。アクション優先のデザインかもしれんが、胸から下がほっそりした女性のままだからどうにも貧相に見えてしまうな……。
ちなみにスコルピオは回想シーンで少し登場するだけで新たに描かれた要素というものは実質無いと言って良い。兄弟の物語を期待していた人からすると拍子抜けだろうな。
決戦は現代で。ラッキー、スティンガー、ナーガ、ハミィ、スパーダ、小太郎のアクションしながらのスターチェンジ、ドチャクソ格好良いじゃない!ちゃんと腕を振り下ろす動きがアクションの中に組み込まれているのがめっちゃ好き。
そしてサソリオレンジイッカクジュウアーム登場。折角のVシネマなんだしヘビツカイメタルくらい派手に変えてしまっても良かったのでは。
それにつけてもナパーム使い過ぎ問題である。何が爆発してんだよwって言いたくなる所も爆発していて草。
そんな具合で珍しいタイミングでのVシネでした。テレビではやれないようなハードな展開とアクションで面白かった反面、もうちょっと救いがあっても良かったかなーとも思う。
今年はメンバーが多かったから異例の対応かなー。それとも次も2大戦隊の対立っていう異色の構図だから、どっちかだけ登場するVシネとかあるかもしれん。
これが放送終了後のVシネの代わりなのかどうかも気になるところ。
燃:A+ 萌:A- 笑:A- 総:A+
ネットムービーリンク
・from Episode of スティンガー 宇宙戦隊キュウレンジャー ハイスクールウォーズ 4時間目「体育」
本編リンク
・宇宙戦隊キュウレンジャー Space.35「宇宙No.1アイドルの秘密」
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